多彩な釣りが楽しめるキャスティズム
 
キャスティズムでは投げ釣りのみならずいろいろな釣りが楽しめます。
投げ釣り師がこのキャスティズムを手にすると、投げ釣りタックルを起源に持つそのタックルが本領を発揮。
この遠投性を活かし、キャスティズムでは様々な釣りを提案しています。
 
キャスティズムを使った新しい釣りの提案としてはキャスティングタイラバ
船からのタイラバから派生して、ショアからのキャスティングでもタイラバが楽しめます。
さらに、投げの世界から生まれたキャスティズムタックルを使えば、そのずば抜けた遠投性でより広範囲を探ることが出来、魚に出会う確率もより大きくなります。
 
 
投げ竿譲りのアクションを持つキャスティズム、例えば並継の20号-385を使って、60グラムの紅牙キャスラバーフリーをセットすれば、ルアーロッドではなかなか届かない距離へタイラバを投げ入れることができます。
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紅牙キャスラバーには多彩なアクセサリーが充実。SSサイズから3Lまで多様なフックサイズから選べるのみならず、すでにフックがセットされ簡単に取替えできる替えフック。そしてネクタイと呼ばれるヒラヒラなど。
状況をあれこれ考えながら変えていけるのもタイラバの楽しみ。
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まだまだ、開拓の余地がある釣りですが、われらが村越テスターもキャスティングタイラバには大きな可能性を見出していらっしゃいます。
 
そのほか、定番ともいえるぶっこみ釣り
磯場や波止等、多様な場所で手軽に始められ、対象魚も底付近に生息する様々な魚を狙うことが出来ます。カレイや根魚等、食べておいしい魚が挙がってくれば当然試す価値有りですよね。
ここでも、キャスティズムタックルは本領発揮。QDを搭載した新キャスティズムリールなら、アタリ待ちのドラグを緩めた状態からアワセのためにドラグを締めるのは一瞬。
特に、磯場でアタリが出たときには、魚を海底から一気に引き離す必要があります。クイックレスポンスが可能になるQDならここに不安はありません。
 
多彩なキャスティズム。
その一部をご紹介いたしました。キスの投げ釣りに集中、もいいですが、キャスティズムをきっかけにマルチスタイルな投げ釣りにチャレンジしてはいかがでしょうか?
 
その他の釣りスタイル含めた詳細はこちらから⇒ www.castizm.com
文・写真/高橋明彦 1965年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。DAIWAフィールドテスター。
 第12回SBC投げ決勝大会で6年振りに優勝を手にし、これまでで4度の優勝を果たす。
 日本サーフキャスティング連盟神奈川協会。茅ヶ崎サーフキャスティングクラブ会員。
 
 
そろそろサーフでもシロギスが彼方此方で釣れだすシーズンになりました。
私の地元でも例年より早く釣れ始めてますので期待できそうです。
 
今年はトーナメントキャスタータイプTの発売とともに、12年ぶりにトーナメントサーフ45もリニューアルし、新たなタックルで今シーズンも期待に満ち溢れています。
今回のリニューアルにより45は大幅な構造変更がなされており、基本性能が驚くほど向上されました。
まずは実際に投擲後に仕掛けを回収してみると、そのリーリングの滑らかさに圧倒されることでしょう。
正直言ってこの巻き心地は、マグシールド化された時の比ではありません。
 
3月末に神奈川で開催された試投会に参加された方々もこの滑らかな巻き心地の良さに絶賛されておりました。「45ってこんなに滑らかだったっけ?」「リーリング時のストレスがなくなったよ!」多くの参加者から喜びの声をいただきました。
開発過程で、このリールを最初に手にしたときはその回転のスムーズさとパワー感にやはり驚きました。開発陣によると、最新のZAIONボディが高精度であること、さらに、マシンカットタフデジギアの一新されたデザインによりパワー伝動効率が向上しているとのことです。さらにさらに、耐久性も向上しているとか。新しいものはやはりいい、という感じでしょうか?
 
 
今回発売のトーナメントサーフ45のギア比は3.54.14.9の三機種になります。
 
ギア比3.5はリーリングサビキで魚を掛ける場合に適していると言われています。低速トルクは一定速度のリーリングが容易く、ハリ掛かりしても魚に主導権を与えずに多点掛けを狙う釣りに都合がよいです。まさに向こう合わせの投げ釣りに適している機種だと思います。
一方でギア比4.9は遠くへ遠投した仕掛けを回収するのに便利な機種です。
例えば、キスマスターズトーナメントでは1分1秒を争う戦いですから、アタリが入らなかった仕掛けの回収に無駄な時間をかけてられません。
仮に、3時間の予選大会で20投(約7投弱/時間)し、仕掛け回収巻き取り作業に40秒/回かかれば、TOTALで800秒(約13分)も時間がかかってしまいます。
空の仕掛けを高速で回収できれば1試合であともう1投げれるようになると思います。
無駄な時間を節減するアイテムとしてギア比4.9は今後注目されるでしょうね。
また、ギア比が高くなると回転が重くなる、と思われる方もいるかも知れません。ですが、先述の最新ギアのおかげでこのトーナメントサーフ45ではその点は気になりませんでした。あまり細かくは教えてもらえませんでしたが、どうやらダイワの技術者たちはこの4.9のギアがまさに入魂のギア、むしろ「投魂」のギアと言っておりました。
ぜひ、釣具店でギア比4.9も試してみてください。
 
 
ダイワの投げリールに欠かせない機能の一つがクロスラップです。これがあるからこそ快適にトラブルなく釣りができる。そんな定評あるこのクロスラップが、この新製品ではさらにリファインされています。
従来のクロスラップより緻密性のある巻き取りですので、投擲時のライン放出音も非常に小さく飛距離UPに繋がります。もちろん適正なクロスラップですので下糸にラインが食い込むなどのトラブルは一度も評価中は発生していません。
 
飛距離に関しては言うまでもなくダイワだけの45mmストロークが真価を発揮します。ギア比4.9のモデルに搭載された7.5度テーパースプールは、すでに多くの方に愛用され勝利に貢献しているデザイン。ギア比3.5、4.1のモデルに搭載されるのは新設計の6度テーパーLCスプール。こちらも6度テーパーながら糸が出ていく時の放出音も小さく、スムーズに糸が出て行くのが実感できます。
 
 
今回の45、こまかな使い心地を説明するときりがないですが、歴代最軽量の40gスプールも凄いですね。ここまで軽量になるとスプールに巻かれたラインの重さが気になってしまいます(笑)。
軽量スプールで低重心になったためTOTAL重量が増してもリールの重さやダルさも感じられません。
スプールノブも従来品は、ややもするとラインが絡みついたりしてしまいましたが、その点も配慮された形状になっています。
新形状の糸落ち防止機能もいいですね。以前の45は糸落ちしてしまうとスプールを外してラインを解かなくてはいけませんでしたが、今回の45はベールを返してラインを引き抜けばそのまま絡みついたラインを解くことができます。
ボディはエアメタルからZAIONに変更。ベールもワンピース化、外観は明らかなショートボディ、高級感を追及したベロア・トワイライト仕様。
 
フラッグシップならではの所有感、とても満足できるリールに変貌しました。
 
トーナメントサーフ45の詳細情報はこちらへ
文・写真/高橋明彦 1965年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。DAIWAフィールドテスター。
 第12回SBC投げ決勝大会で6年振りに優勝を手にし、これまでで4度の優勝を果たす。
 日本サーフキャスティング連盟神奈川協会。茅ヶ崎サーフキャスティングクラブ会員。
 
 
私は竿を選ぶ人間なんでしょうね…きっと!
正直、ここ数年はハイレベルの竿が続出しており、どの竿でも支障なく満足に釣りができます。
ですが、それらの竿が持つ特徴は千差万別、そして、竿がもたらす楽しみにも差が出てきます。
 
 
投げ釣りの楽しみは、何といっても爽快感だと思います。
爽快感を味わうには、仕掛けを遠くへ飛ばすことが何よりも大切。
つまり投げ竿には遠投性能が一番求められるのです。
 
とは言っても、遠投できる竿だけでは投げ釣りとしては物足りない。
この釣りには、「動」と「静」の時があって静かにアタリを待つ間も私は大好きです。
誰にとってもアタリがよくわかる高感度の竿は釣りをしていても、とても楽しいものです。
 
 
そこでロッド設計者は、この「遠投性能」と「高感度」を追及して色々な工夫をして投げ竿を作り込んでいきます。
そして更に、テスターは試作ロッドができあがると、「投げやすさ」も十分加味して選んでいきます。
最終的には、遠投性能高感度、そして投げやすさ(コントロール性能)の3要素が投げ竿に求められるのは言うまでもありません。
 
しかし、どんなにすぐれた竿であっても、あらゆる状況ですべてを満足するのは非常に厳しいと私は感じています。
とくにプライベートの釣りではなく、トーナメントになるとさらに釣りに対する対応が厳しくなってきます。
ですので私はトーナメントでは、竿を選ぶことを常に大切にしてきましたし、あるべき理想も追い求めてきました。
 
今回のトーナメントキャスターAGSタイプTは、投げ竿に求められている3要素の概念は一旦外して、トーナメントのあらゆる場面を想定した上で、どんな竿が勝つために理想なのかを追及して作り上げてきました。
 
その結果、トーナメントキャスターAGSタイプTには4つのアイテムが今回発売されますが、すべて異なる場面をイメージして、それぞれ「トーナメントで扱いやすいロッド」として生みだされました。つまり、まさに勝つための要素を盛り込んだロッドともいえます。
ですので、4つのアイテムはすべて竿の調子や長さ、カーボン弾性率も統一性をもたせず、今までの常識を打破し、トーナメントで扱いやすいという理想のみを求めて1本ずつ作り上げました。もちろん、その結果として遠投性能や感度、コントロール性などの特性は従来品より向上していますのでご安心ください。
 
 
それでは、4つのアイテムそれぞれについてご紹介していきます。
 
■26号-428
近距離長仕掛け対応モデルです。フロートシンカーとの相性がよく、長いレングスとしなやかな穂先で「アタリがあってもノラナイ」を解消してくれます。実はトーナメントの予選時期はシロギス最盛期の少し前ですので、まだ活性は高くありません。
特に多くの選手が同会場で投擲を繰り返すためにシロギスの警戒心も徐々に高くなり、アタリがあってもノラナイが頻発する場面も多々あります。26号‐428は、しなやかな穂先と長いレングスで上手に向こう合わせの投げ釣りを竿でカバーしてくれる優れモノです。
 
■29号‐400
ランガンタイプのモデルです。この竿の特長は、とにかく軽く振り回しも楽なので「一日振っても疲れにくい」です。また、400のレングスのメリットは足元の段差や傾斜の強いサーフ、漂流物の多いポイントでも快適な投擲がしやすいところにもあります。つまり、投げる場所を選ばず、投げて歩いての機動性を重視した横の釣りに適しています。どこの大会でも同じことが言えますが、トーナメント予選会場では何キロも歩いて場荒れしていないエリアで釣ることも大事です。そのためには一日振っても疲れにくい機動性の高い竿が必要なのです。
ちなみにこの29号‐400は、元竿節長設計の高弾性カーボンですので普段33号使用されている方でも遠投は十分できます。かなりシャキッとした竿ですので縦の釣りでも対応できます。
 
■32号‐428
こんな竿が欲しかったと10年待ちました。中長距離長仕掛け対応モデルです。「トーナメント最強仕様」といっても過言ではありません。中長距離で数を稼ぐシチュエーション向けです。428のレングスは長い仕掛けの扱いを容易にし、波の高い悪条件でもロッドを立てることで高波時のライン切れなども防止してくれます。
等節長設計と428のレングスなので、ロッドを曲げて飛ばすタイプの竿ですから大会時のコントロール性能も極めて高く、的確なトーナメントの釣りが可能です。
 
■33号‐400
ロングキャスト対応モデルです。特に「向かい風に効果を発揮」させるためにレングスを400にしました。
トーナメント時期は海陸風などの影響で、海からの強い向かい風が吹くケースも多くあります。そうなると数釣りは望めず、多点ハリの長仕掛けは不要。少しでも遠投できるようにロッドの返りを優先するために適正なレングスにしました。また、強い向い風により、サーフに漂流物が多くなっても400のレングスで投擲時に安心な振り回しが可能。そしてこの竿は、遠投時の投擲ミスを無くすため投げやすさに対しても十分配慮した等節長設計になっています。
 
 
この新製品トーナメントキャスターAGSタイプTの詳細情報は下記リンクをクリック。
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