文・写真/高橋明彦 1965年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。DAIWAフィールドテスター。
  日本サーフキャスティング連盟神奈川協会。茅ヶ崎サーフキャスティングクラブ会員。
 
 
 
 
【グランドサーフ25】
今年は3代目スカイキャスターの登場で、更に元竿節長設計のロッドが出揃いました。
さらにはトーナメントサーフ35も加わるなど新製品の話題で盛り上がっています。
そんな話題沸騰の中、密かに注目されているのがグランドサーフ25です。
一見、投げ専用リールとしてはコンパクトサイズという以外は華やかさやインパクトは感じにくいかもしれません。
しかし、このリールの注目すべきところは投げ専用リールとしては異例の高速巻き上げが可能なところなのです。
具体的には16トーナメントサーフ45の巻き上げ量がハンドル一回転あたり75cmに対して、グランドサーフ25は94cmも巻き上げることができるのです。
仕掛けの回収速度にすると25%UP
私自身、30年間45シリーズを使い続けていますが、こんな小さなボディで高速巻き上げができることに少し衝撃を受けました。
 
 
では、グランドサーフ25は実際にトーナメントでも使えるのでしょうか?
答えはキッパリ十分使えます!
もちろん遠投時用にトーナメントサーフも兼用することがベターですが、グランドサーフ25を利用するケースとは機動性を必要とする場面だと思っています。
つまり近投の釣りに適していると考えています。
そもそもトーナメントでは遠投の釣りもありますが、近投の釣りも多いものです。
すべてのトーナメント会場では、シロギス釣りが最盛期に開催されますので、シロギスも十分接岸します。
 
そこで効率よく接岸したシロギスを釣り上げるには、何よりも手返しと釣り座移動の見極めの早さだと私は思います。
こんな状況下で道具として手助けできるのは、軽量かつ早巻き可能なリールではないでしょうか。
つまりグランドサーフ25なのです。
 
また、25mmストロークの替えスプールもコンパクトですから手荷物も小さくすることもできるので釣り座移動も楽になりそうです。色々考えると価値のあるリールだと私は思います。
 
一方、16トーナメントサーフ45と比較した場合のデメリットは、リーリング時の滑らかさは明らかに劣ります
価格の差としても当然なのですが、これは大した問題ではないと思います。
何故なら近投の釣りではシロギスのアタリも明確に感じられるものです。そのような条件下であれば、グランドサーフ25でも十分にシロギスの前アタリも感じ取れるので、この点については全く不便さを感じていません。
 
合わせて、糸落ち落下防止機能は当初は不要と思いましたが、手返しを最優先させる近投の釣りの場合、焦りも加わって万が一でもトラブルを起こしてしまっては元も子もありません。そういう意味で手返し優先の釣りには、糸落ち落下防止機能は安心できるアイテムだと判断できます。
 
今回デビューしたグランドサーフ25は、トーナメント時の近投釣りには100%の実力を発揮できるリールではないでしょうか。
私も今年からグランドサーフ25をトーナメントサーフと同様に主力リール使っていく予定です。
文・写真/高橋明彦 1965年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。DAIWAフィールドテスター。
  日本サーフキャスティング連盟神奈川協会。茅ヶ崎サーフキャスティングクラブ会員。
 
 
 
 
【スカイキャスター】
何気に青竿と名付けられ幅広い年齢層の方々から好かれ親しまれているスカイキャスターが今年モデルチェンジしました。長らく待ったよ!という声も聞かれましたが、ようやくリリースすることができました。スカイキャスターは、今回で3回目のモデルチェンジになります。
 
 
そもそも。このスカイキャスターは万能投げ竿的なイメージで高度なマニア受けではないと感じている人も多いかと思います。しかし、スカイキャスターは実のところ機能的には非常に高いポテンシャルを持ったロッドなのです。
その一つがです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
初代トーナメントマスタライズキス開発時にシロギスの感度を加速度センサーによる振動レベルとして数値化しました。その後いくつものロッドにおいても計測しています。
 
詳細データは非公開ですが、感度という面ではこのスカイキャスターは非常にハイレベルであったこと。
もちろんその後の仕様に関しても基本的な要の部分は継承し、今回は更にAGSという振動伝達性の高いカーボンフレームを採用することで、感度が飛躍的に向上しているのです。
もちろんSMTを採用したトーナメントマスタライズキスの感度とは異なりますが、魚を判別するために特化した感度という面では、これ以上のロッドは今まで感じたことはありません。
 
 
先日、各地域で試投会が開催されました。私は酒匂と大磯に参加させていただきましたが、皆さんスカイキャスターを振られた印象を聞くと、「意外とロッドの張りが強い」という意見の方が多かったです。
ロッド材質はHVFナノプラスですが、他のSVF仕様のロッドよりハイテーパー仕様に出来上がった分、元はしっかりした印象だったと思います。
 
 
更に元竿節長設計も加わっていますので昨年発売された細身のトーナメントプロキャスターよりロッドの張りが強いと感じられたのではないでしょうか。
 
その反面、ロッドの素材に粘りがあるため絶妙な粘りでほどよい“間”があり、コントロール性も高く、試投会でのトラブルも例年より少なかった印象です。この神奈川の試投会では常に諸先輩の皆様方が裏方の仕事を自主的に手伝っていただき本当に感謝申し上げます。
 
 
 
 
 
 
 
さて、最後に今年も私のメインロッドとなりそうなスカイキャスターAGSですが、今回チョイスしたのは30号-425と33号-425です。相変わらず425を好んで使用しています。
今回、2018投魂カタログやスカイキャスター製品WEBページでも語りましたが、もう少しシンプルな言葉で表してみます。
 
その理由は、私自身が投げ釣りに爽快感を求めているのかもしれません。
 
ロッドが長い分、ゆっくりと大きく曲げて弓のようにオモリを弾き返す雰囲気でスイングするのが大好きです。
 
そういう意味ではHVF素材は私にやさしく、425という長さは尚更その感触を最大限に得られやすいのです。
それと、競技会に於いては、当然ですが長い仕掛けを絡ませない&ハリに装着したエサの脱落を防止するためにも、ロッドは長く、そして大きく円弧を描くように徐々に加速させスイングした方がベターだと感じています。
 
私がスカイキャスターを競技会で選択している理由はそれがすべてです。
 
文・写真/渡部裕司 1963年愛媛県松山市生まれ DAIWAフィールドテスター 
全日本サーフキャスティング連盟愛媛協会松山キャスターズ会長
 
 
 
 
 
 
それにしても、本当に寒いオフシーズンでしたね。
ここ最近は一気に暖かくなり、今シーズンの「花見ガレイ」からスタート!というキャスターの皆様も多いのではないでしょうか。
そんな中、私のホームグランドの瀬戸内海西部、中予地区では、なにやらカレイがよく釣れているのです。
また、カレイ狙いにもってこい!の待ち望んだエースが満を持して登場。
敢えて言います。
苦節12年。本当になかなか製品化が進まない投げリールでした。
 
 
シーズンインと同時に、呪縛?!から解き放たれたフラッグシップ機「トーナメントサーフ35」。
いよいよ販売店様にも並び始めました。
 
もう手にされた方も多いかと思います。
 
私もフィッシングショーを始め、多くの投げ釣りファンの皆様に今年の一押しは?!
ということで「トーナメントサーフ35」を説明させていただいたのであります。
 
 
改めて、この製品の狙いとその特徴を整理しましょう!
キーワードは3つ!
「持って軽い!」 「タフに使える!」 「手返し抜群!」
3拍子揃うのは、今の時代もはや当たり前!
最先端テクノロジーも、当然満載!ここで、35mmならではの仕上がりを深堀しておきたいと思います。
 
 
まずは「持って軽い!」秘密から。
クイックドラグ搭載で、465gは35mmストロークシリーズは過去最軽量
で、スペックしか見ない人は損しますよ!えっ!と驚かされます。まずは手に取ってみてください。
 
持つとね、本当に軽い。
465gって数字もちらつくから、尚更感じる軽量感。
フィッシングショーの時には、トーナメントサーフ45との持ち比べなんかも勧めちゃったほど。
結果は、皆さんでもやってみてくださいね!
 
 
ここまで軽く出来たのは、
①スプールの大幅軽量化
②ボディの重心・ハンドルなどのパーツ見直し
 
特にPE専用スプールは、大胆なブランキングで、思わず「かっこよか~」と博多弁になっちゃうほど(笑)
強度は維持しつつ、贅肉を削ぎ落とし機能性を重視した感じが一目でわかります。
一方で、QDスプールをよくよく見ると、ラインストッパーすらも潔く取り去る選択をしていますね。
※スプールバンドが付属されているので安心!
 
また2°テーパースプールの恩恵である大口径スプール。
トラブルが少なくなるイメージもありますが、薄く軽く作れるメリットもあったりしちゃいます。
 
置き竿と言えども、「投げては巻く」釣りなので、スプールが軽いとハンドル回転にまで恩恵があるんです。
タックルバランスって、こういうことなんだと改めて体感できる。
そんなリールが今回のトーナメントサーフ35の凄さ。
 
なにより!
カレイ釣りは竿3本が一般的ですから、持ち運びを考えてもタックルが軽い!
これが一番わかりやすく喜ばれる機能みたいなものですね。
 
 
 
 
 
 
次に「タフに使える!」
SLP WORKSでも大好評の「マグシールドボールベアリングラインローラー」が標準装備!
正直なところ、本当に不満のあった部分なので、「ここは妥協せずに搭載して欲しい!」との要望が叶い一安心したのでした。
 
同時に、昨年茉より、サーフ35シリーズもマグシールドボールベアリングカスタムも仲間入り!
パワーサーフQDでテストをしていましたので、自信を持ってお薦めします。
 
 
合わせてハンドルノブを一新したところにもご注目!
エサや石粉で汚れたり、濡れた手で握ってもグリップが利く優れもの。
皆さんメンテナンスしないハンドルキャップの内側部分も、これだと洗いやすい。
しっかり洗って、なおかつ初期性能維持が実現する「マグシールド」は、もはや言わずもがな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に「手返し抜群!」の秘密。
ここも、スプールがキーになります。前端部の「大口径化」、ここにフォーカスしました。
大口径スプールと35mmストロークの組み合わせでは、「トルクフルに巻けるパワー」が力!
 
 
 
実はQDモデルのみ「85mmのロングハンドル」が標準装備。※PE専用は70mmハンドル
これにギア比4.1が相まって、掛け上がりのきつい釣り場や、深場からの巻上げなどはスピーディーにかつキャスターの有利な展開に持ち込めます。
昨年からテストを行っている中で、こういう体感が出来ており、まさしく「快適」そのものでした。
こういう細かな仕様差が、他のシリーズとは違う35mmならではの特徴です。
 
 
 
ここまで進化した「トーナメントサーフ35」、当然のごとく「スプール互換性」健在!
 
突然ですが、キャスティズム35シリーズを覚えていますか?実はこのスプールも搭載可能です。
私の場合は、PEはキャスティズムQDスプールに巻いて替スプールとして有効活用しています。
状況変化に対応する意味でも、互換性は大事な要素のひとつと胸を張って言い切れます!
スプールは財産
最新機種に至るまで継続しているのはキャスターの皆様を一番に考えて作られているんですね。
 
 
 
 
これから、投げ釣りシーズンへ向けて!
カレイ、アイナメ、シロギス、クロダイ、マダイと、追い求める魚種が豊富で体が一つでは足りませんね!
新たな相棒とともに私も愉しんで参ります!!
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