文・写真/中本嗣通 なかもとつぐみち                                 1958年大阪府生まれ                                          DAIWAフィールドテスター 投げ釣り倶楽部大阪会長

晩秋~初冬に好敵手を務めてくれた"乗っ込みカレイ"の釣期が終わる年末を迎えると、今度はターゲットを地磯・沖磯から狙う『寒カワハギ』へシフトするのが例年における僕の釣行パターンです。その理由といえば、もォ~う、ひとえにカワハギを狙う投げ釣りが底抜けにオモロイからに他なりません。そこで、僕がハマってしまった「寒カワハギを狙う磯投げ」の楽しさをチョイと紹介させてもらいまひょかな♪

               201215_1  2.JPG

1月~2月という厳寒期の投げ釣りといえば低水温によってアタリの数が極端に減少するキツイ釣行が増えるものだが、この磯カワハギでは海水温が高いエリアで活性高いカワハギを狙うことからアタリの数が多く、しかも船釣りでは"エサ取り上手"と名高いカワハギにも拘わらず投げ釣りでは意外と大きなアタリを見せて釣れるのが魅力のひとつ。これは海底近くへ垂直に仕掛けを降ろす船釣りと完全に仕掛けを海底へ這わせる投げ釣りとのスタイル差に加え、カワハギの摂餌行動や使用するエサなどの要素が関連して生じるアタリの出方の違いだろうと推測されまっせ。

               201215_2  2.JPG

しかし、明確なアタリが数多く出てもそこはエサ取り上手なカワハギのことです。潮の動きや水温の変化、濁りといった条件によって活性を落としたカワハギからの微妙なアタリを捉え損ね、素バリを引かされてしまうケースも少なくありません。そんなときに微かな魚信を捉えてタイミングよくカワハギのオチョボ口に針を掛け合わせ、思惑どおりの重量感がロッドに乗ったときの快感はまさに「してやったり‼」ですわ。この"合わせの妙"というヤツも磯投げカワハギにおける楽しさやと言えまっしゃろな。

さらに、巻き寄せ途中に手元へ伝わってくる「カン、カッ、カン」とリズミカルに穂先をシメ込むカワハギ独特の金属質な引き味も魅力。とくに尺寸超えの大型サイズともなると巻き寄せのシメ込みはもちろん、浮かす直前に海面下で見せる強烈な底への突っ込みや左右への力強い横走りでエグイ抵抗を見せまっから、そのスリリングな攻防も特筆モノのオモシロさですわ♪

201215_3  3.JPG

そんな"寒カワハギ"を狙う磯投げを楽しめる釣り場の条件といえば、まずは厳寒期でもカワハギの活性をキープする水温の高い海域で、真冬でも水温が安定しやすい1015㍍以上の水深を持つ釣り場が望ましい。海底はツブ根が点在する砂底や砂礫底で、その中にあるカケアガリや大小のシモリ、海藻帯といった変化があるスポット周辺に期待が持てます。そんなスポットへ潮流に乗ってカワハギの群れが捕食目的で回遊してくることから、潮通りの良さというファクターも絶対に欠かすことはできまへんな。

また、厳寒期に有望な回遊スポットの目安としては「養殖生簀」がある。養殖生簀といえばある程度の水深と潮通しの良い場所に概ね設置されており、さらに養殖のこぼれエサに安定してありつけるといった条件が揃うことからカワハギが集まりやすく、場合によっては居着く個体もいることからアタリに出会える確率が上がるスポットになり得る。

201215_4 4.JPG

僕が在住する関西圏でこれらの条件にピタリと当てはまるのが南紀・串本に浮かぶ「紀伊大島」で、北西の季節風にも比較的強い内湾部に浮かぶ養殖イケス群の際をアプローチできる地磯から2025㌢級を中心に30㌢前後の大型、ときには35㌢をオーバーする超大判サイズが顔を見せることもあるので、冬になると頻繁に紀伊大島へと通う僕です。

さてさて、この「寒カワハギを狙う磯投げ」に使用するタックルですが、まずは大型狙いや遠投ポイントを狙い釣る場合には『トーナメントサーフT 30号-425・R』+強力な巻き上げが持ち味の『パワーサーフ3500QD 』というパワー重視のセットを選択。このタックルなら35㌢オーバーの巨大カワハギや不意に乱入してくるコロダイやヘダイといったヘヴィー級の磯魚の抵抗にも対応できるパワーを備えてまっからネ。

201215_5  5.JPG

アタリ・食い込みが渋いケースや主に中~近投ポイントを攻める場合では、微妙なアタリもキャッチできるセンシティブな穂先と美しい曲りで釣趣を向上させる『ウインドサーフT 25号-425』+軽量ライトで打ち返し性に優れる25㍉ストロークの『パワーサーフSS3500QD 』という2パターンのタックルセットを釣り場のTPOで使い分ける様にしてまっせ。

201215_6  6.JPG

でっ、リールのスプールには『UVFサーフセンサーNEOSi』の3号×200㍍を巻き込み、チカラ糸には『UVF棚センサーブライトNEOSi2』の6号×10㍍を結ぶPEオンリーの敏感なラインシステムを組みます。オモリは遊動式天秤の2030号を条件によって使い分け、その先に装着する仕掛けはモトス8号、ハリスの『ディーフロン船ハリス5号にカレイ910号程度の小針を結び、全長を8090㌢にまとめた短い2本針タイプというスペックで組み上げて使用するのが僕のスタイル。エサは体液に高い集魚効果を持つイワイソメ(マムシ・本虫)がベストで、小針に刺しやすくてカワハギが吸い込みやすい細めのモノを好んで購入しています。

201215_7  7.JPG

釣り方は前述した生簀際や海底の変化といったカワハギが回遊してくると予想されるスィートなスポットを狙ってエサを置き、トラギスやキタマクラといったエサ取りの攻撃をかわしながらクイックドラグ(QD)機構を活用したドラグフリー釣法でカワハギからのアクセスを待つ「置き竿」と、シロギスの数釣りの様に遠~近までの広範囲を積極的に探ってアタリを追い求める「引き釣り」があります。僕は置き竿をメインにして釣りますが、アタリが遠いケースでは引き釣りも交える二刀流スタイルで釣果を上げてまっせ。

ちなみに、カワハギのアタリを増やす"秘密兵器"として僕が愛用しているのが船釣りでカワハギ集魚アイテムとして人気の『寄せ魂カワハギ』です。このアイテムはアサリやエビ、カニといったフレーバー&味の寄せ餌をボール状に固めたモノで、中心に空いている小穴にナイロン56号のラインを通して小さな輪を作り、天秤オモリのアーム基部にスナップフック12号で取り付けて使用しています。この使用法ならばフルキャストを繰り返しても寄せ魂カワハギが飛び散ることもなく使用できるのは実釣にて証明済みです。

201215_8  8.JPG

この集魚アイテムを2シーズンにわたって試した答えは「効果あり‼」で、回遊してきたカワハギをそのアピール力によって足止めするのか寄せ魂カワハギを装着した仕掛けはアタリが持続する様に感じてまっせ。とくにカワハギの反応が良いと思うアイテムはアサリとカニ粒で、ときにはハリの虫エサを無視して寄せ魂カワハギを直接にアタックするヤツもいます。その証拠に、巻き上げた寄せ魂カワハギにカワハギが齧った跡の歯形がクッキリと付いていることもめずらしくおまへんねんで()

201215_9 9.JPG

これまでに寄せ餌・撒き餌などは概ね不可能とされてきた投げ釣りですが、こんな集魚アイテムを上手く利用すればシロギスやカレイ、マダイやクロダイといった多種多様な投げターゲットの釣果アップに貢献してくれるのと違いましゃろか? それには、ハリに刺すイワイソメやアオイソメ、チロリといった虫エサ類をよりアピールするフレーバー・味・成分の寄せ魂シリーズを新たに開発してもらえればベターなんでっけれどもネェ...。

そして、最後は帰宅後のお楽しみである寒カワハギの食味です。まずは寒の旬を迎えてフォアグラのように肥大した"肝"を大事に取り出して裏漉しに掛け、醤油へ溶き入れた濃厚な肝醤油で頂く「薄造り」がイチ推し。型が小さければ片身をフライにして、マヨネーズにラッキョウの甘酢漬け&ゆで卵の微塵切りを大量に混ぜ込んだ自作タルタルソースで食せば実に美味し。その他にも白飯にバッチグゥ~な甘辛の煮付け、下手なフグにも負けない旨味のある唐揚げ等々、釣りたてのカワハギ料理を肴にキンキンに冷えたビールを飲むときの幸福感はホンマに筆舌に尽くしがたしです♪

201215_10 10.JPG

...てなことで、神経戦の様なキツイ駆け引きを制してハリに掛け、小気味のよい強い引き味を心ゆくまで楽しみ、帰宅後に美味しい料理で祝杯を上げようと思えば、やっぱりDAIWA投げタックル&投げアイテムを駆使して真冬の磯から"寒カワハギ"をゲットする投げ釣りへ行くのに限りまんな❤ 

201215_11  11.JPG

 文・写真/石亀明夫 いしかめあきお 1953年生まれ 千葉県在住

 DAIWAフィールドテスター 日本サーフキャスティング連盟所属マスターズサーフ会長

投げ釣りを始めたのが12歳なので、気がつけば、もう55年も投げ釣り人生を送っていることになります。特にダイワのスーパーバトルカップが始まった2004年からは、1月の初釣りから始まりクラブの例会と所属連盟の大会そして本命ダイワの予選大会、ブロック大会、全国決勝大会の手伝いと1年がキス釣り中心に回っていました。

そんな平和な日常を壊す春先からの新型コロナ騒動!大会は全て中止となり、釣り場のある地元の方への配慮から海に行く事もままならず、釣りに行かれない、行ってはいけないという雰囲気を味わう経験をするとは夢にも思いませんでした。

何しろ、投げ釣りは季節も選ばず、砂浜なら場所取りに神経を使わず、好きな時に自由に釣場を選ぶ事が出来る束縛されない釣り。思いついたら、いつでも竿とクーラーを担いで出掛けられるのが魅力です。

因みに海から遠い我が家ではすぐに出掛けられるように餌である石ゴカイ(ジャリメ)を飼育しています。餌を購入する手間を省き、余った餌の再利用と好みの状態の餌を使える為です。加えて昨今はコロナの影響で中国からのエサの入荷が少なくなり、関東ではジャリメ不足が度々起きて、入手困難な状況もあり、益々重宝しています。飼育担当は家内です。ジャリメは砂利床の干潟を作ってやり海水で排泄物を流して洗ってやるのがコツです。

2011_1エサ飼育 (1).jpg

海水のくみ取りは塩分の薄い川の河口は避けます。東京湾の場合、富津岬以北の湾奥は塩分濃度が薄いので使用しません。真水の流入しない岩場の綺麗な海水がジャリメ飼育には適しています。

2011_2海水汲み.jpg

さて、今年のキス釣り事情ですが、房総の釣場近くでは、ほとんどコロナの感染者がいない事もあり、都会からのウイルス持ち込みを拒絶する為、4月には駐車場や堤防が閉鎖され、場所によっては、バリケードが設置され、パトカーがパトロールするなど、6月までは釣りが出来ない状態でした。その後、殆どの駐車場は解禁となりましたが、いまだ閉鎖されたままの堤防もあります。

7月に入りコロナも落ち着きを見せて仕掛け作りにも飽きてきて、ボツボツ釣りに出掛ける人も出てきましたが、梅雨がいつまでも明けず雨と低気温で良い情報はないまま、記録的な猛暑の8月になりました。なかなか良い釣りに巡り会えなかった釣り人が多い中、8月中旬から9月半ばまでは外房の鴨川だけが大爆釣。連日、大勢の人が押しかけ大フィーバーとなりました。

残念ながら、鴨川の恩恵を受けられなかった私は房総半島南端に位置するキス釣りのメッカ、平砂浦に出掛けてみました。房総に通っているキスマニアなら知っている事だけど、ここはキスの機嫌不機嫌が甚だしいところ。昨日まで釣れたという情報で勇んで行くと全く釣れなかったり、午前中、大した釣果もなく諦めて他所に移動すると、午後から爆釣だったり、広い砂浜、右へ行ったら大失敗、左に行った人は良型の入れ食いで満面の笑みで戻ってきたりと本当に難しい釣場です。

しかし、ここのキスは外海で育っているせいで体幹が強いので、アタリが強烈なこともあり、平砂浦の良型の入れ食いを味わうと、夢よもう一度と通ってしまうのです。

さて、砂浜に降りて釣り始めたものの、フグの猛攻に降参はいつものこと。海は穏やかで、どうみてもポイントは3色以内。ドンドン右に右にとキスの居場所を探します。

そして、やっとキスの居場所発見です。平砂浦特有の強烈な引き込みで上がってきました。

2011_3キス発見.jpg

その後、上げ潮に乗ってキスの群れが入ってきました。

2011_4キスの群れ.jpg

ぞろぞろって上がってくるのは最高の気分です。

2011_5ゾロゾロ.jpg

そして、最後は1色以内、短時間で良型中心に楽しめました。

この日のロッドはトーナメントプロキャスターAGS30-385です。

近場の釣りには軽くて使い易いので最高です。感度も抜群で、万が一の遠投にも適応出来るしね。

フグのメッカの平砂浦。仕掛けは沢山用意します。チビギスは釣りたくないので、ハリはD-MAXシロギスT1-6号、波返しの仕掛け絡み防止にモトスはBASS-Xフロロ14lb(3.5号)、ハリスはBASS-Xフロロ3lb(0.8号)にして、数釣り対策をしています。

2011_6釣果.jpg

かつてキス釣りの季節は11月一杯までと言われていましたが、最近は海水温上昇のお陰で12月まではサーフから釣りが出来るようになりましたし、1月半ばまでは日並みさえ良ければ大釣りが出来るように自然環境が変化してきています。しかし、キス釣りはなんといっても秋!初心者でも堤防からではなく、サーフから数釣りが出来るチャンスです。 遠投しなくともチョイ投げで数釣りが楽しめますから。

まだまだ、コロナ禍でどこに行くにも少々気を使う事が多い昨今ですが、大海原に立って竿を振る分にはマスクもいらず、「キスは足で釣れ」を実践すれば、日頃の運動不足も解消出来ると言うもの。

是非、日頃の鬱憤を晴らして爽快な投げ釣りを楽しんで欲しいものです。

最後に、釣場でコンビニ等に立ち寄る時は、マスクをして、地元に気を使って下さいね。

2011_7マスク.jpg

文・写真 / 松尾 幸浩 まつお ゆきひろ  1954年兵庫県三木市生まれ DAIWAフィールドテスター

全日本サーフキャスティング連盟 兵庫協会 神戸投翔会名誉会長

落ちギスを狙え!!

 朝夕はめっきり肌寒くなってくると、いよいよ「落ちギス」のシーズン到来です。

 越冬に備えて、深みへ落ちる前に体力を蓄えるため捕食活動が活発になり、浅場でシロギスの群れに当たれば18cm~23cmの良型がほとんどで、数釣りも十分期待でき、釣趣も脂の乗った食味も抜群で、10月~11月には投げ釣りの最高のターゲットとなります。

 ホームグランドの淡路島では猛暑の影響か夏場から不調が続き、シロギスの群れが消えてさっぱりでした。それでも例年、東浦の久留麻や厚浜、西浦の都志港や鳥飼等ではシロギスの群れが寄る好釣り場も多く、釣れ出すと数釣りが楽しめ、100匹以上釣ったこともあり、落ちギス釣りが堪能できるのですが、今シーズンはどうでしょうか?

 そこで、落ちギスには定評ある兵庫県加古郡の播磨町の沖にある播磨新島の赤灯台波止に9月末に下調べで釣行しました。ここは落ちギスの群れが入ると良型が面白いようにヒットする地元では超有名な好釣り場です。ただ、魚の活性が高まる好期とはいえ、まだまだ夏魚のエサ取りも多く、釣り辛い状況に見舞われるケースも少なくありません。当日はその他にも猛烈な北風が吹き荒れて、港内でも白波が立ち最悪のコンディションになりました。それでも潮回りは良く、朝マズメ時は不調でしたが、午前7時ごろから時合となる引き潮が港内へと流れ込むと、シロギスの群れが入り、活発にエサを追うようになると、ブルッと前アタリの後にゴンゴン、ギューンとサオ先を引っ手繰る強烈なアタリが連発。3連、4連と良型が面白いようにヒット、15cm~24cmが63匹と思った以上の釣果で、盛期に向けて素晴らしいスタートが切れました。 

20101012_001.jpg20101012_003.jpg

 数釣りのコツはシロギスの群れを探して広範囲にポイントを探ること。潮回りによっては遠投で狙う場合や足元の捨て石際で群れることもあり、臨機応変に対応することが大事。また、ブルッと前アタリを見逃さないこと。良型キスの場合は、いきなり食い込むことは少なく、前アタリで合わせてしまうと、シロギスはエサを吐き出して逃げてしまいます。そこで、ブルッと前アタリが出ると一旦サビクのを止めてじっと待ちます。その後でエサを確実に捕食してゴンゴン、ギューンとサオ先を引き込むアタリになりますから、ここで軽く合わせるとハリ掛かりします。それでも食い込まない場合はもう一度サビキ、仕掛けを動かすとまた食ってくることもあります。落ちギスは活性も高いので、大バリ、大エサが基本です。

20101012_002.jpg

 今回使用したタックルは、ロッドがお気に入りのトーナメントプロキャスターAGSの30号―405。自重は何と400gを切る395g。飛躍的な軽さと感度を持ち合わせた超軽量カーボン素材ガイドAGSを搭載。また、ガイド、リールシートを固定するスレッドをカーボンで固定したCWS(カーボンラッピングシステム)を採用しており、ガイドとロッドの一体感から更なる振り抜きスピードが向上して操作性も抜群。取材当日は強い向かい風の中でも軽さは最強の武器となり、一気に胴まで曲げると、強烈な反発で強い向かい風を切り裂く弾道は6色半を達成。シロギスの群れが港内の奥に移動しても多点仕掛けが群れを捕らえ、アタリが止まることなくヒットしました。

20101012_008.jpg

 リールはトーナメントサーフ35

20101012_004.jpg

 大幅な軽量化により自重は410g。飛距離と操作性も抜群。防水、耐久テクノロジー・マグシールド。さらにローラー部にもマグシールドボールベアリングを搭載し、過去にないタフなリールへと進化しています。良型キスが4連で釣れると重量も相当なものですが、このタフなリールでは全く関係ないようにスラスラとリーリングでき、早く浮かすことができるので本当に重宝しています。

 シンカーはトーナメントでも多用しているフロートシンカー(20号~30号)で、砂泥底でもサビキやすく、アタリも明確でシロギス釣り用として最適です。

 力糸はサーフセンサーハイパーテーパーちから糸+Si 0.6号~6号

 道糸はUVFサーフセンサー+Si 0.3号250m

 ハリは型が20cm前後なら小針で数釣りに適し、エラにひっかかりやすい針先形状の投魂T―3の6号~7号を使用し、24cm~26cmの大型が混じる場合はハリ掛かりが良く、キスが暴れてもバレにくい投魂T―4の9号を主に使っています。

20101012_006.jpg

【追記】

 淡路島で有望なのが西浦にある都志港。ここは大きな港で、例年、10月末ごろから広い港内にシロギスの群れが入り、20cmオーバーが数釣れ、30cm級のジャンボもヒットしたことがあり、11月の盛期になると京阪神から多くのキャスターが詰め掛ける超人気釣り場。しかも、車横付けで狙えるのでファミリーフィッシングも多く、釣れ出すと大フィーバーとなります。昨年は11月中旬に釣友と釣行し、午前中は潮も動かずに苦戦をしいられましたが、午後から潮が動くとシロギスの活性も上がり、ダブル、トリプルと楽しめました。

20101012_005.jpg

ここでは、シロギスの群れが東側のテトラ周辺まで移動することがあるので、遠投重視でリールはトーナメントサーフ45を主に使用しています。45mmストロークだからこそ実現可能な中近距離から遠距離までカバーできる対応力、トルクフル&スムーズな巻き上げ性能。起伏変化を伝えるブレのない回転性能。今まで経験したことのない最強武器でこれからの落ちギスと戦います。

 また、落ちギスのシーズンはカレイの乗っ込み時期とも重なり、これから両方を狙うので私は多忙を極め、益々忙しくなりますが、今年の春には淡路島の仮屋漁港で50cm夢のジャンボイシガレイを釣ったので、この秋も正夢になるようにチャレンジしたい!

20101012_007.jpg

4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14

月別 アーカイブ

2025年4月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30