解禁終了まで残り僅かな小春日和の日、2022.2.26(土)にバラギ湖で氷上ワカサギ釣りを堪能してきました。
地元群馬の赤城大沼が結氷してから氷上釣りを楽しんできましたが、なにし負う難関フィールドで散々撃沈釣果を繰り返してきました。
ところが今季は復活した嬬恋村のバラギ湖の解禁日に釣行、その好調さを確認してはいましたが、数釣りが不得意の私(笑)としては多少の不安と共に癒しを求めて禁漁間際のバラギ湖へ向いました。
天気が良くて気温が上がることを予報で確認して出かけましたが、この日は朝から暖かく、風も無く絶好の釣り日和でした。
朝、何か所か魚探で確認しましたが、どこも芳しくなく3ヶ所目の穴で底べったりで僅かな魚影を確認してそこで始めることにしました。
この湖は夏季に放したニジマスがいるのでワカサギは襲われにくい底べったりに張り付いて生きている傾向が強いのです。少しでもいるのなら集めて釣れば良いだろうという気楽な気持ちで仕掛けをおろしました。
表面に難い雪の層、その下に柔らかい雪の層、その下に30㌢くらいの真氷の層、合わせて50㌢ほどの十分厚い氷の層がありました。アイスドリルはショートだと足りないかもしれません。
ここ2、3年不調が続いたせいか釣り客の数は例年より少なめでゆったりと釣りすることができました。
エサを付けて仕掛けをおろし、誘いを繰り返すうちにだんだん底に魚影がではじめました。やがてアタリが出てアワセると小さなワカサギが釣れてきました。
仕掛けはクリスティアワカサギ「定番」ナイロンハリス0.175号、エダ長3.5㌢、0.5号6本針の一部を使った「2本針」仕掛け、全長15㌢に改造したものにしました。オモリはガン玉2Bを付けました。
群れが集まってくるとやがて多点掛けの2本針パーフェクト(いわゆる一荷とも呼ばれます(笑))もでてきます。
ちなみにエサは本ラビットのゴマカットです。集魚効果を狙ったブドウ虫などは付けるとニジマスや大きいモロコに狙われるので使わない方が良いでしょう。
ベタ底のワカサギの反応。
モロコの外道が多いとMUJIのスタッフから聞いていましたがこの日は小さな1匹だけでした。(下はワカサギです)
手繰りの穂先は故・根岸篤君から20数年前にもらった竹の削りだしたものです。
長竿で多点掛けを狙う釣りをやっていたものとしては小さなアタリに合わせて1匹ずつ釣るのは得意ではないのですが、それをやらねば数は釣れないので仕方なくやっている次第です。
アベレージサイズというかすべて同じサイズは4㌢くらい、赤城の12㌢のワカサギも体重は20倍を超えるのに針サイズとエサのカットサイズは同じという不思議。
テントを閉めると暑いぐらいの好天で朝8時から夕方4時までたっぷりマイクロワカサギと戯れてました。
当日14:00のライブカメラ画像。
この日の釣果は345匹、竿頭の「信州公魚馬鹿」の大橋さんに1束の差をつけられての次頭でした。
残り少ない時間ですがワカサギは数います。終盤のバラギ湖たのしまれてはいかがでしょうか。