エリアフィッシングの肝のひとつであり、楽しみのひとつでもあるのが、
ルアーのカラーローテーションではないでしょうか。

より高い再現性と継続性を求め、色に、色々こだわるアングラーの皆様へ向けて、
PRESSOのルアーたちも、様々なシチュエーションに対応すべく、様々なカラーを提案させて頂いております。
と、同時に、悩むのがそのネーミング。
よりわかりやすく
だけではなく、思わずニヤっとするような
とか、あーなるほど!的な考え落ち系
とか。
時には、色の選択と同じくらい、悩むこともしばしば。
たとえば、ロリクラのカラーバリエのひとつ、『白雪姫』。

白地の下にうっすらと明滅するピンク。目にはさやかに見えねどもケイムラ仕様
このカラーリングをどう表現したらいいか悩みながら、最後に選んだのは、
可憐な色に相応しい、可憐なネーミングでした
(しかし、釣れ具合は肉食系
です
)
一方で、やはり放流系スプーンは色もネーミングも明快。

『オレキンW』のWは、側面に塗られた白色塗装(=white edge)ですが、
そこが判らなくても、『オレキン』でその用途は明瞭に伝わりますよね。
トラウト達の好物になることを望んでか、食べ物系のネーミングも多いですね。

『バニラビーンズ』や『カラメルソース』は、ルアーを一層おいしくしてくれる、
匂いや味のエッセンスをイメージして。
『エビちゃん』は、もちろん(
)甲殻類のそれをイメージしたカラーリング。

『ブラウンペレット』をはじめとするペレット系カラーは、
状況を選ばない食わせカラーとして、今年の新製品各種、及び既存ルアーの新色で積極展開しております。

グリーン/ホワイトの表裏別色カラーの名前は、『野沢菜』。

この『野沢菜』、実はプレッソスプーンの中で、一番の不人気カラー
なんです。
にもかかわらず、レイブにもグレインにもスキニーにもルパンにも、
そして、現在のPRESSOブランド基幹スプーン、アダムにもラインナップされている不思議。
一体なぜでしょうか。
それは実は、高田テスター(や一部のトーナメンターの方々)が絶大な信頼をおく、東山湖鉄板カラー
だから、なんです。
勿論、他のエリアでも(意外なほど
)効果的。食わず嫌いと言わずに、一度、是非お試しください。。。
最後に、考え落ち系のネーミングを。
アダムのカラーラインナップにある『マンハッタン』。

日中ピーカン時等に効果的な、反射系の定番「青銀」を、PRESSOなりに、アレンジしたカラーです。

ベースのシルバーに、クリアブルー。フックアイ周辺には、バイトマーカーとなる蛍光イエローを吹き付け、
より、リアクションアピールを高める
シルバーラメを追加。
と、非常に凝ったカラーですが、では、なぜこれが『マンハッタン』?
カクテルの名前?と考えた方もいらっしゃるかもしれませんが、マンハッタンカクテルは、ウィスキーベース。
青銀系とは似ても似つかないカラーです。
正解は・・・こちらです。

P/P事務局:mel