2017年4月アーカイブ

世間は大型連休を控え、読者の皆様も釣行の予定を立てられていることと思います。
中には、遠征を考えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
ダイワネイティブトラウトモニターである小林モニターは、
一足先に関東を飛び出し、東北の渓流に行かれ、
すばらしい釣りを堪能してきたようです。
 
では、小林モニター、どうぞっ!
 
 
 
皆様こんにちは!
ダイワネイティブトラウトモニターの小林将大です。
 
関東は春の暖かい日が続き、桜も葉桜、新緑の季節となりました。
そんな季節の中、東北の渓流を訪れてきました。
川沿いの桜は今がまさに見ごろ。
見事な春の風景を楽しみつつ入渓場所へ…
 
 
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入渓してみると、春の日差しはあるものの、凛とした空気に包まれます。
 
今回のタックルは
2本スタイルで適材適所のタックル選択で挑みます。
 
個人的にオールラウンダーという位置付けで関東では使用頻度の多いワイズストリーム53ULー3ですが、
この渓流は下方向にしか振るスペースを許さない場所も多く、
アンダーからライナーで枝をかわし、ピンスポットを居抜く…
そんな釣りをより快適にさせてくれるワイズストリーム49Lー3も持ちながらの釣行。
通常では1タックルで釣り歩くことが基本ですが、
3本継ぎであることが、このタックル選択を可能にしてくれます。
 
ワイズストリームは、3本継ぎのコンパクトさも注目ポイントですが、
性能も抜群でメインロッドとして何一つ不自由なく使えます。
私もメインロッドは持ち運びも楽々で性能も抜群のワイズストリームメインになっています!
(更に仕舞い寸法の短いテレスコピック(振り出し)モデルもラインアップしていますよ!)
 
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2本を持ち歩きながらの釣りを快適にしてくれます。
 
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渓魚たちの反応は良好
まだ本格シーズンではないものの、
シルバークリークミノー50Sのヒラウチに次々にアタックして来てくれます。
今回はDr.ミノージョイントも使用しましたが、こちらも好反応。
 
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かわいいサイズのイワナヤマメとの釣りを堪能しておりましたが、、、、
 
やはりいるものです。
 
シルバークリークミノー50Sアルミ貼りの輝きヒラウチアクションでキラキラと漂わせていると、
川底の石から狂ったように飛び出してきました。
 
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40㎝に迫る大イワナ…
 
大満足の釣行となりました。
実はこの他にもシルバークリークミノー50Sで尺超えが2本と、
シルバークリークミノー50Sがドはまりした1日でした…(^_^)
 
 
東北の渓流はやはり豊かでした(^_^)
また初夏にいきたいと思います。
 
 
 
 
 
小林モニター、ステキなレポートありがとうございました。
晩春のすばらしいシチュエーション渓魚と戯れる、、、
贅沢な時間の過ごし方ですね!
事務局も休みを利用して渓流に繰り出したいと思います。
 
皆様も良い釣行を楽しんでくださいね!
 
 
事務局:INA

ダイワのアフターサービスを担う「スポーツライフプラネッツ」(以後SLP)。

 

このSLPから「SLP WORKS」として、数多くのパーツが発売されているのをご存知でしょうか?

ハンドルノブスプールボールベアリングスタードラグ

更にはリールメンテナンス用のドライバーと、

リールをチューニングするためのアイテムが揃っています。

プロダクトの一覧はこちら

 

今回は、好評を頂いております「セオリー」をベースにリールをチューニングするべく、SLPへ行ってきました!

 

SLPで事務局を迎えてくれたのは、SLP WORKSチーム「たじやん」こと田島直樹さんです。

 

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SLP WORKSラッピングのかっこいい車でお出迎えhappy02

 

田島さんは、リールカスタムの事なら俺に聞けsign01チューニング&カスタマイズのスペシャリストです。

 

今回カスタマイズする「セオリー」は非常にコストパフォーマンスに優れた

フラッグシップモデルに肉薄するリールです。

しかし、フラッグシップモデルと比べると、ボールベアリングが少ないのも事実。

 

そこで今回は、ボールベアリングチューンを行ってきました。

 

セオリーに入れられるのはこのアイテム。

 

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BBハンドルノブキットS

BBラインローラーキットMⅡ

BBスプールドラグキット

です。

注)・リールの番手によってキットが代わることがこざいます。

  ・今回は2004番のチューニングとなります。

 

まずは、BBスプールドラグキットからスタート!

 

スプールドラグキットとは、スプール内に1個

メインシャフト部に1個ボールベアリングを追加するキットで、

装着することで、ドラグの滑り出しがよくなるアイテムですup

 

ドラグ多用するエリアの釣りでは必須アイテムですねnote

 

では、まずスプールを外します。

そして、ドラグノブを外すと、5角形のばねが入っています。

これはドラグリングと言うパーツで、ドラグのパーツが外れないように押さえています。

 

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写真の5角形の針金のようなものがドラグリングです。

中央にこれから交換するドラグカラーが顔をのぞかせていますね。

 

このドラグリングを外しますが、外す際に飛んでしまいがちなこのパーツ。

飛ばさないようにするため、5角形の角の一箇所を指で押さえながらピンセットで外します。

すると、金色のパーツ「ドラグラチェット」を外すことができ、更にドラグワッシャーを外します。

 

セオリーなどのATD搭載リールのドラグワッシャーは、他のグリスが付かない様に注意が必要とのこと。

あの滑らかなドラグ性能を維持するために守るべきポイントですね。

 

そして、最後に交換するドラグカラーを取り外します。

そのドラグカラーがこちら。

 

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真ん中の白いパーツです。

 

このカラーをボールベアリングに交換します。

交換キットに入っているボールベアリングを組み込みますが、

組み込む前にワンポイントflair

ボールベアリングにグリスを塗布します。

 

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使用するのは、多用途に使用できる優れもの「メンテナンスグリス104」です。

ここはオイルじゃないの?

との声が聞こえてきそうですが、

ベイトリールのスプール周りなどの高回転部分やオイルボールベアリング等以外は、グリスの塗布が基本なのです。

オイルよりも粘性の高いグリスでないと、簡単に流れ落ちてしまい、性能が維持できなくなるんですね。

 

しっかりとグリスを塗布したら、カラーが入っていた部分に組み込み、順番にドラグを組みなおしていきます。

ドラグリングを組む際は、へこみ部分にドラグリングの角が来ないようにするのがコツ。

角に来ると外れの原因になりますからね。

 

さぁ、スプール部分をボールベアリングに交換できたので、次はメインシャフトです。

メインシャフトのカラーがこちら。

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この白いパーツがカラーです。(スプールメタルリングを外し中の写真になります)

 

これを先ほどと同じボールベアリングに交換します。

順番に外していくのですが、スプールメタルリングを外すのに苦戦wobbly

指ではなかなか外れませんので、ピンセットは必須アイテムです。

メインシャフトの溝からスプールメタルリングを外し、シャフトから抜き取ります。

最後飛ばさないように気をつけてくださいね。

あとは白いカラーを外せば取り付けの準備完了です。

 

ボールベアリングを装着していきますが、その前に先ほどと同じくグリスアップ

ボールベアリング、スプールメタルリングと順番に取り付けて完成

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スプールメタルリングは小さなパーツなので慎重にsweat01

 

スプールを装着して、ドラグを回してみると、、、変わった気がする!?

室内ではなかなか感じることができませんが、

実釣で、負荷が掛かりドラグが出たときには違いを感じれるので、

フィールドで使うのが楽しみです。

これで、バラしてしまっていた魚が取れるようになる、かも!?

 

あとラインローラーハンドルノブがありますが、、、、

長くなりましたので次回以降のお楽しみでcoldsweats01

 

SLP WORKSパーツ、要チェックですよ!

あなたのリールが更に使いやすくなること間違い無しですup

 

事務局:INA

 

今年もシーズンインした,標高1269mの湖

その魚と景色の美しさから、事務局も毎年訪れるのを楽しみにしておりますが、

今回は事務局INAと共に、例年よりやや早めの初釣行となりました。

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解禁時にあった雪もほぼ溶けていたという、この湖ですが、釣行前日、また5cmほどの積雪があったとのことsnow

初夏には緑に包まれる湖畔も、まだ少し寒々とした雰囲気ではあります。

 

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ただ、釣行日はずいぶんと暖かく、いつも通り、湖畔を巡りながら一日釣りを愉しむことができました。

 

 

 

さて、今回は新戦力のロッドをトライしてみました。小林モニターの先日の記事でも紹介されておりました、

WISE STREAMのNEWモデル、710ML-386MH-3

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こちらの湖で言えば、710ML-3は、ミノーイング盛期のセミパターンに最適。

86MH-3は、スプーンや、ジグ等でディープのボトムに潜む魚を狙うための独特のテーパーデザインで、

ある意味、こちらの専用モデルといってもいいかも。

3ピースであることをうまく活用し、トップベリーバットそれぞれに意味を持たせたアクション設定により、

マルチピースとは思えない、爽快な操作感と、ポータビリティを両立させました。

 

この湖での釣りについては、雑誌や動画等でも、よく紹介され、興味、憧れを持たれている方も多いと思います。

そして、その独特のスプーニングに対応した専用ロッドは、

今迄も、エキスパートの方々の手による、素晴らしいモデルが何種も出ておりますが、

我々が意識したのは、是非ここに来てみたい、でも何度も行くわけではない行けない!)アングラーの皆様。

せっかくの憧れの地での釣りだから、いい加減なものは使いたくない

でも、毎年1回行けるかどうかわからない釣行、余りコストを掛けることも。。。

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といった方に対して、エントリーモデルに近い価格帯で、

自信とプライドを持って、お使い頂ける性能外観を実現したつもりです。

行ってみたい! でもちょっと色々準備が面倒で大変だろうし、お金もかかるし・・・という敷居を、

WISE STREAMが少しだけでも、下げることができたら嬉しいです。

 

 

 

 

さて、釣行の方、雨(雪)の翌日の西風が吹く中、山側に入ってみましたが、

開始早々から、事務局INAにファーストヒット

 

 

多分、開始後10投していなかったのではないかな。

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キャッチしたのは、体高のある、筋肉質のカッコいい雄のブラウン

 

 

事務局の710ML-3にもヒット。

意外、というかこちらに来たのは50cmほどのニジマス。岸手前のカケアガリで食らいついてきました。

鰭もほぼ綺麗になった、なかなかのファイターでした。

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陽が昇り、更に山側を移動してラン&ガン

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既に陽も上がり、一般的に良い、と言われる時間帯は過ぎていました。

まあ、ラン&ガンといえば、釣りっぽいですが、

こうやって湖や山々を眺めながら歩くこと自体、なかなか楽しい。

ダイエットにもなりそうですし。

 

 

あ、鹿(わかりますか?)。

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11時頃になって、運よく事務局の86MH-3に、レイクがヒット。

ボトムでずっとアクションさせながら引いてきて、引き上げた瞬間に食ってきました。

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メーターオーバーも潜むというこの湖、釣れたのは50cmほどの大きさでしたが、

それでも、日本では、ここでしか釣れない魚です。

大きさに関係なく、独特の面構えや模様を、今年も見ることができたな、と、嬉しくなります。

 

 

そして、今日は我々、ついていたのでしょうね、ほどなく、INAにもレイクがヒット。

一定のリズムで巻き上げたスプーンをスライドフォールさせていたときにガツン!という

まさに教科書的な、彼にとって会心のバイトだったようです。

 

興奮しながらも、ちゃんと、魚に(できるだけ)負担を掛けない場所を探して、手早く写真撮影。

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勿論、場所によっては難しいところもありますが、こういう心がけ、大切ですね。

 

 

その後は、残念ながら風が更に強まり、やや早めの納竿とはなりましたが、

それでも今回の釣行は、大満足なものになりました。

また可能なら、緑の季節にでも、訪問してみたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

というところで、お知らせをひとつ。

 

私 P/P事務局mel は、今回の投稿をもちまして、ブログ『PRESSO PRESS』から卒業することとなりました。

開設から4年、細々ながらも、本ブログを続けることができましたのは、

ひとえにご愛読頂いていたトラウトアングラーの皆様のお蔭です。誠にありがとうございました。

後任は、既にこちらではおなじみの、『エリア鱒たーINAKING』 a.k.a. 事務局INA が努めます。

引き続き変わらぬご愛顧のほど、お願い申し上げます。

 

 

それでは皆様、どうぞお元気で。

いつか、どこかのフィールドで、またお会いしましょう。

 

 

 

P/P事務局:mel  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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