中禅寺湖ワカサギの2019-2020シーズンが9月20日に開幕しました。トラウトシーズンが閉幕すると区域を限定して短期間ですがワカサギの特別解禁が実施されます。
ワカサギの数と型がハンパないので毎季1、2回は訪れますが、今季一回目は10月5日(土)に訪れました。
今季は紅葉が少し遅れているようで木々は僅かに色づき始めただけでした。
金精峠を抜けると湯の湖、男体山が見えてきます。標高が高く紅葉が一番進んでいるところなのですが、まだほんの少し色づき始めただけです。
空には秋の雲が広がっていました。
竜頭の滝上流部より中禅寺湖を望みます。
ボート店は「コタンの桟橋」で午前7時頃に到着しました。ワカサギ釣りの開始時間は今季から午前8時になっており、ゆったりとでかけることができます。さらに当日はこの時間でも風が強く、店についてもしばらくボート出船は様子見になりました。
9時近くになって波が落ち着いてきたのでボートを漕ぎ出しました。
ポイントは桟橋の目と鼻の先でした。
午前中は5~7㌢くらいの小型が多く最初の100匹のうちデカサギは2匹ほどしかいませんでした。
水深は5㍍ほどの浅場で藻が多いところでした。
やがて大型が混じるようになり、半分くらいがデカサギになってきました。このサイズは巻き上げで引きが強く、水面近くでは泳ぎ回り、時にはエラ洗いでジャンプするほどのもいてとてもたのしめました。仕掛けのオマツリを避けるために竿の扱いを考える必要がありました。
最大は12㌢までいました。
午後3時半ごろには納竿しましたが釣果は373匹でした。仕掛けは「誘惑色攻」の7本針、0.5号を主体に使いました。デカサギには針のサイズが小さいとは思いましたが、小型も多く掛かるのでこれで通しました。誘惑色攻はケイムラのカラー針で私は昔からカラー針を愛用しており、水温15℃以上の時期に山上湖ではエサを付けずにワカサギが釣れることを学習していました。中禅寺湖もこれに該当するのではないかと考えて今回エサを付けずに釣ってみたところ釣れることが確認できました。今回は紅サシのカットと併用しましたがアタリの数もワカサギの型も殆ど差がでませんでした。
桟橋で検量すると重量は1.4㌔で一匹平均は3.8㌘でした。コタンの桟橋での竿頭は鯉渕強海君で575匹で、私は次頭だったようです。鯉渕君は高滝湖や中禅寺湖でよく会う知り合いでワカサギ界の若きホープです。