久保田 稔の最近のブログ記事

 1月12日

二日目は野尻湖マリーナさんへ。

平久江さん、戸川さん、カツオ君、僕の4人です。

雪は心配でしたが、思っていたより降っていなくて

車はスイスイでした。

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日が昇ると辺りは雪景色。

桧原とは違った雰囲気です。

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マリーナ名物?スリットの激流!

屋形船は結構スピードが出てるんですよ。

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移動中は、タックルのセッティングの時間です。

昨日、調子の良かった「Wシンカーシステム」

を、更にリファインしてみました。

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マリーナ2号艇でも、クリスティア・ワカサギトレイがセット可能です。

穂先は、初日は26SSS胴調子でしたが、二日目は21SS胴調子に変更。

●アタリがよく見える26SSS

●操作性の21SS

という感じですね。

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前日のほとり艇では水深23m、野尻湖マリーナ艇は水深20mとやや浅目

ソフトに誘えばサイズがデカい!エサの色は白・赤どっちともいえませんですが

赤の方がサイズの大きい魚の反応が良い感じです。

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こちらはカツオ君。

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戸川さん、平久江さん、昨日よりは食いが良いのでご満悦?でした。

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こちらは、新潟からのお泊り組。

本間釣具のカリスマ店員相田さんと Ⅰさん、

お二人ともクリスティアCRPTユーザーです。

水深の深い野尻湖でも、パワーのあるPTなら安心!

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本日の釣果

平久江さん 256匹

僕     215匹

戸川さん  124匹

カツオ君  76匹

 

 

全体の竿頭は平久江さん

僕は船中2番目でした~。  

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◎Wシンカーシステムについて◎ 

 

新しい釣り方やシステムではではありませんが、

「捨てオモリ式」とも呼ばれる方法で、

深場攻略や大会などでは威力を発揮する釣り方です。

今回、野尻湖ではスローな落ち込みに大型ワカサギが好反応だったので

取り入れてみました。簡単に説明すると・・・・・

上から

●仕掛け

●メインオモリ(軽いオモリ)

●リーダー

●アンカーオモリ(重いオモリ)

という順番になっておりまして、

軽いオモリを深い場所で使用したい時に、落ちる時間を短縮するためのシステムです。

軽いオモリのメリットは?

○アタリが良く出る

○フワフワ感が出るので渋い時に対応できる。

 

メインオモリ(軽いオモリ)での脈釣り状態なので、深場の渋い状況下では

中フカセよりは攻撃的なのに繊細な釣りが出来る感じです。

 

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メインオモリとアンカーオモリとの間のリーダーは

フロロカーボンの0.6号を約30㎝です。(フロロの高比重を利用して沈ませます)

これは、屋形船が前後に約30㎝振られていたのでこの長さに設定しました。

   

   ☆重要ポイント☆

リールの棚の設定は、メインオモリは着底したまま、リーダーも着底したまま

メインオモリを底ギリギリ浮かせた設定にして脈釣りにします。

 

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メインオモリはクリスティアTGシンカーRの1.0g

上の丸環には仕掛け下部のスナップをセットします。

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アンカーオモリは底まで到達させるための役割がメインです。

このオモリは常に底に着いた状態になります。

色は、ブラックを中心にして

藻がくっついてくるエリアならば夜光グリーンの方がカムフラージュしてくれます。

初日は5g、二日目は4gに軽くチェンジしました。

アンカーといえども、勢いよく落下すると散ってしまう可能性もあるので

船の流され具合が弱かったら軽め(4g)みたいな感じでアレンジしてみましょう。

 

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実は、ラインの太さがこの釣り方の重要なポイント!なのです。

PEラインを使用するのが前提なのですが、PEは浮力が高いため極力細くします。

また、細くすることで船が降られた際の水切れを良くしてくれます。

野尻湖は30m以上のポイントを案内する場合もありますので

0.15号を50m~60m巻くのがベストです。

巻き量がギリギリですと、船中でヒメマスが釣れてラインに絡まれたときに

途中で切断しても再スタートできるリカバリー分が必要になるためです。

クリスティアPEⅡ60mであれば、下巻きはナイロン0.8号を50㎝くらいを

スプール滑り止めで、それからPEⅡを巻くと丁度いいです。

 

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野尻湖の仕掛けは、エダス間隔15㎝で4~5本の袖(キープ)が主流です。

快適ワカサギSSなら、この「10本針キープ」を4~5本にカットして使うとバッチリです。

今シーズンは良型ぞろいなので2号で良いかと思いますが、

小型が多い時は、エダス間隔が12㎝と狭くて針のサイズの小さい

快適ワカサギSS「5本針キープ」1号を使うとよいでしょう。

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タックルデータ

 

リール   クリスティアCRPT

穂先    クリスティア26SSS胴調子 21SS胴調子

ライン   クリスティアPEⅡ0.15号60m

仕掛け  快適ワカサギSS 10本針キープ2号  5本針キープ1号

オモリ   メインオモリ TGシンカーR 1g

       アンカーオモリ  ワカサギシンカーzn ブラック5g→4g

リーダー  フロロカーボン0.6号30㎝

 

 

 

 

 1月11日

以前から予定していた野尻湖ツアーへ

同行者は、平久江さんと戸川さんです。

福島県からは遠いので、この連休でみんなでお泊り釣行になりました。

まず、一日目は「ほとり荘」さんの屋形船へ

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受付を済ませて船に向かいます。

天候に左右されやすい釣りですので、朝は穏やかで良い感じです。

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こちらは1号艇

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こちらは2号艇

今回はこっちに乗船です。

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内装は和室のテイストで落ち着いた雰囲気。

スリットが広いのが特徴です。

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クリスティア・ワカサギトレイが取り付け可能です。

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縁よりも前方に出せる分、船が風で揺られてラインが前後になっても

対処しやすくなるのでお勧めです。これだけでも十分なのですが、

僕の場合、可変アダプターの根元に自分で制作した延長アダプターで

約5㎝さらに前方に出せますので、

スリットの中心部分にラインをキープすることができます。

穂先は、船が前後に揺れた時に約40°下げることで

アタリを取りやすくします。

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午前10時までは、脈釣りで順調に釣れていましたが

その後は、船中ぱったりとアタリが止まり激渋モードへ。

平久江さんが泣いてます(笑)

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戸川さんも泣いてます(笑)

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僕も5gの脈釣りでアタリが止まり、何か良い手は無いかと思い・・・・

スローな落とし込みに好反応だったので、軽いオモリの使用できるシステム

「捨てオモリ式」システムにチェンジ!

簡単に説明すると・・・・

上から

●仕掛け

●メインオモリ1g

●リーダー(30㎝)

●捨てオモリ5g

の順になります。(詳しいことは次回に説明します)

 

スローに誘ってスローに落ちる!

こういうアクションはデカサギに効きますね~。

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ほとりさんでお会いできた小宮山さんと記念撮影。

もちろん!クリスティアCRPTのユーザーの方です。

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こちらは家族でワカサギ釣りを楽しんでいました徳竹さん。

うらやましいですね~。僕も孫が生まれたら一緒にしてみたいですね~。

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捨てオモリシステムがうまく機能してくれたので

目標の100オーバーををクリアできました。

 

本日の釣果

平久江さん120匹

僕      120匹

戸川さん  59匹  

 

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その後、妙高高原の関温泉で疲れを癒した後

上越市に住んでいる兄のカツオ君の家にお泊りです。

 

ほとり荘の小出さんから教わった簡単!ワカサギレシピ。

①フライパンに油をひく。

②ワカサギを洗ってから、水をよく切って炒めます。

③塩で味付けしたら完成です。

ここまで約10分もかかってません。

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ホクホクして、ワカサギの甘みもそのままで実に美味しい!

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そして、新潟の海の幸

マグロの炙り、真鯛の刺身、ズワイガニ

栃尾のジャンボあぶらげ、

と、ともに夕食で~す!

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というわけで、

初日のお疲れ会は、釣り談義で盛り上がり幕を閉じました~。

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後編へつづく!

 

 

※タックルデータは後編でご紹介します。

新年、あけましておめでとうございます。

今年も「ワカサギ最前線ブログ」を宜しくお願いいたします。

 

桧原湖も、いよいよ冬本番になり結氷待ちとなりました。

ちょっと遅くなったのですが、年末の釣行の模様と

今季、また調子の上がってきた中フカセ釣法の御紹介をいたします。

 

◎ 年末のスナップ写真集 ◎

 

12月23日 やまぐっちさんドームへ

 

PC230023.JPGのサムネール画像

 

集まった仲間は総勢15名

 

ちょっとしたワカサギパーティーになりました!

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PC230026.JPG

 

PC230085.JPG

 

 

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この日の竿頭 関根さん

今シーズンはワカサギ釣りに大ハマりだそうです(笑)

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12月31日

 

この日は単独でやまぐっちさんドームへ

お隣は新潟の遠山さん。

クリスティア穂先26SSSの威力を体験していただきまして・・・・・・
 

「明日(元日)はクリスティアCRPTと26SSS買ってきます!」だそうです。(笑)

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コチラのお隣さんも、同じ新潟からのお客さん

彼女さんがバンバン釣ってました~!

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☆ 中フカセ釣法 ☆

 

ワカサギがボトム(底)に落ちて、湖底から1~2mに集中しだしたら

いよいよ中フカセ釣法が効き出してきます。

 

●中フカセ釣法とは?

仕掛けの真ん中付近にガン玉を噛ませて

仕掛けの下部はフカセ状態に

仕掛けの上部は脈釣り状態にします。

小型~中型のワカサギが多いエリアや

低水温で活性の低い状況で威力を発揮します。

 

まずはタックルのご説明から・・・・・

 

穂先は、クリスティア26SS胴調子か21SS胴調子がピッタリです!

使い分けとしては、ドームの26㎝、氷上&ドームの21㎝が良いでしょう。

釣り座のスペースに合わせてチョイスしてください。

下オモリは、クリスティア快適ワカサギシンカーZnブラック 4~5g

上オモリは、ガン玉0.5g~0.8g

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仕掛けの下部は重いオモリです。

下針は付けませんが、脈釣りと併用する場合は

付けておいてもかまいません。

ただし、根掛かりしやすいポイントでは注意が必要です。

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上オモリのガン玉は、魚探の画像を見て

棚に合わせるのがコツです。

この日は、湖底から20~30㎝くらいに魚群が多かったので

下から3~4本目の針の中間にセットしました。

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写真の状態は、下オモリが湖底に着いた状態です。

ここから竿を上へあげると脈釣り状態になります。

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下オモリが湖底に着いてから、更にラインを出すと

ガン玉の重さだけの負荷になり、竿の曲がりが緩くなります。

いわゆる「ふかせ」た状態になります。

ラインの出す量(フカセの量)は、0~20㎝くらいで

この日は、0~10㎝が一番アタリの出方や乗りが良かったです。

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誘い方は、ガン玉を小気味よく動かすように、

小さくトントン、小さくフワフワ、と

フカセた幅の分の中で誘うパターンと

下オモリを湖底から時々上げて、ゆっくり落とすパターンなど

なるべく刺激の弱い方が良いです。

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時々、脈釣りと併用すると釣果が良いこともありますので

●中フカセ→脈→中フカセ→脈

●右手は中フカセ、左手は脈釣り

みたいなパターンも良いでしょう。

 

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やまぐっちさんのオーナーの山口さん

難しい時期でも適切なアドバイスをしていただけるので

安心してワカサギ釣りを楽しますよ。

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やまぐっちさんHP

http://www.yamagucchi.com/

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