発売以来、お蔭様でご好評を頂いております小型スピニングの新製品、『セオリー』

IMGP7143.JPGのサムネール画像

2004でEXISTと同重量の175gという超軽量に加え、

高い巻き感度を備えた、抜群の回転精度が、ご評価いただいているポイントかと思います。

(ありがとうございます!)

 

 

で、これってなんで実現できたの?というところですが、

以前も紹介させていただいた通り、軽量ZAION製エアローターの採用によるところが大きいですが、

もうひとつ重要なポイントとして挙げられるのは、ギヤーの製法

 

このセオリーでは、最高級機種に匹敵する、

アルミ『マシンカット』製ギヤーを採用しております。

それが、回転精度の向上に寄与しているわけですね。

 

 

 

といっても、ちょっとわかりにくいかもしれませんので、少し説明をさせてください。

 

 

リールに使用されるギヤーの作り方って色々あるわけですが、

一般的なのは、『鋳造』『鍛造』『マシンカット』の3種でしょうか。

 

『鋳造』というのは、たこ焼きやたい焼きのように、溶かした(金属)素材を「型」に流し込んで固めるもの。

つくりやすく、形状も自由度が効きやすいメリットがあります。

 

 

『鍛造』は、同じ型を使うのですが、素材を流し込むのではなく、型を素材に押し付け、

高~い圧力をかけて素材を圧縮して、そのままギヤーの形状に変形させるといえばいいでしょうか。

 

金属の組織をそのまま活かしたまま、密度を高める(圧力によって素材がつぶされているわけですから)

ことによって、より硬くて強いギヤーをつくることができます。

この鍛造も、冷間鍛造と、熱間鍛造があって、

一般的には、熱を加えて圧縮する熱間鍛造よりも、

常温に近い状態で圧縮する冷間鍛造の方がより精度よくつくることができるようです。

 

 

さて、セオリーでも使用している、アルミ『マシンカット』製のギヤー。

tfeory170117-01.jpg

誤解があるかもしれませんが、

『マシンカット』、といってもこのギヤー、一から削りだしているわけではありません。

(ベイトリールのフレーム等では素材から切削しているものもあります)

 

製法としては、実は、まず冷間鍛造によってギヤーをつくってしまいます

これによって、アルミの組織を損なわずに、高密度、かつ高硬度のギヤーが完成します。

しかし、そこで終わらないのが「マシンカット」の由縁

鍛造製ギヤーの組織を損なわないように、表面のごく薄い部分を精度の高い加工技術により削り取る、

というか磨きあげるような切削をして、理想の歯面へと、表面を整えていくのです。

これが肝、これが所謂『マシンカット』なわけです。

 

 

ぶっちゃけた話、リールに求められるギヤーの精度って、他の業界と比べても非常に高いんですよね。

ただ円滑に回転すればいい(大体の業界はそうです)だけではなく、

その回転そのものが、ルアーや魚と釣り人を結ぶ、繊細な接点となっているケースが往々にしてある。

ちょっとしたゴリ、コツ、音、違和感がそれを阻害する。

そして、そのこだわりをとことん追求していくと、

どこかで、鋳造にせよ、鍛造にせよ、型で作れる精度には、おのずから限界がきてしまう。

(なぜなら、やっぱり、型ですから)

 

 

それが、ダイワの小型スピニングが、

あるグレード以上の機種に、『マシンカット』製のギヤーを採用している理由なんです。

 

 

ダイワのスピニングの回転を表現する際によく使われる

「感度が高い」「前アタリがわかる」「流れの変化を掴みやすい」

といった表現は、こういったギヤーの精度によることも、きっと大きいのだと思います。

 

◆セオリーで使用されているアルミマシンカットデジギヤ (右奥は鋳造製のギヤー)

theory gear.jpg

 

 

 

「巻き」の釣り、といわれるくらい、エリアトラウトではリールの回転精度が重要視されます。

最高機種に匹敵するほどの回転を、お求めやすい価格帯で実現した、

『マシンカット』ギヤー採用のセオリー、是非お試しください。

 

 

 

 

P/P事務局:mel

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渓流解禁から、はや一か月。

エリアアングラーの皆様の中にも、これからの時期は、ネイティブへ、という方もいらっしゃるのでは

ないでしょうか。

事務局も、年間を通じてエリア、ネイティブ問わず、トラウトを追いかけて一年を過ごしております。

 

とはいいながら、業務のもろもろで、今年は解禁スタートダッシュに乗り遅れました。

やっと初釣行がかなったのが3月下旬(ちょっと前ですが)、場所はいつものアマゴの里、伊豆の里川。

20170326kanogawa004.jpg

関東に住む事務局の印象だと伊豆、というと暖かいイメージがありますが、早朝の気温は3℃。

いや、アンダーウェア必須という感じ。

以前、三浦スタッフにこのエリアの気温の話をしたところ、

『だってそこは避暑地ですよ、涼しくて当然です』と。

確かにそうですね。

 

 

まずは昨年、いい思いをした本流中流域を狙いますが、不発。

20170326kanogawa001.jpg

 

今年は本流用にワイズストリーム62L-3を使ってみました。

ルアーは、小林モニタープロデュースのシルバークリークミノー50S。

scminnow20170326.jpg

62L-3は、ティップの柔軟性が高く、ミノーだけではなく、

低水温時に効果的なスプーンにも向いているように思えました。

都市型ハイプレッシャーリバーをイメージして開発されただけに、

軽いルアーの操作性にたけているのもいいですね。

 

シルバークリークミノーは、アップストリームでトゥイッチを掛けたときに、スカスカせず、

適度な抵抗を感じるので、事務局のような素人アングラーには操作感がつかみやすいですね。

その抵抗感を感じながら、柔らかく、少しづつスラックを使うことを意識していくと、

従来のミノーより、短い距離で、より多く細かくアクションを加えることができるのかな、と。

(あってるかね開発担当N?)。

 

また、クロスからダウンのときの抜群の安定感とアクションの小気味よさは、最高。

低水温期には、ステイ気味で誘うことも多いですよね、水面に飛び出さない安定感と、軽やかな動きは、

本当に操作して、見ていて楽しい。

 

 

そんなこんなで、新タックルの感触を確かめながら、一日本流から支流まで動きまわったのですが、

残念ながら、魚からの反応が返ってくることはなく。。。

20170326kanogawa006.jpg

多分ネイティブトラウトを始めた年以来の、解禁ボウズとなってしまいました。

 

要因としては、数日前に降った冷たい雨の影響でしょうか、水温低下、水も少し濁り気味、雪代かな、

そもそも気温もさっき言った通り低かったし、あー前週の3連休のプレッシャーもあったかも、

そうそう山の上にはうっすらと冠雪が(こういう言い訳って、不思議とすらすらでてきますよね)。

 

夕方、解禁当初行くとよく釣れる、本流域の放流場所付近も狙ってみましたが、

事務局の腕でも掛かってくれるような優しい魚はすでにいませんでした。

 

残念ですが、事務局がこの川の、美しいアマゴの姿を見るのには、少し時間がかかりそうです。

 

 

 

事務局:mel   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜の花が咲き始めた今日この頃cherryblossom

釣りに行くにもベストなコンディションの日が続いており、

皆様、釣場へ行かれていることと思います。

 

事務局にも、PRESSO PRESS ではおなじみの釣りガールHAZEちゃんから釣行記が届きました。

今回は今シーズンにオープンしたFISH UP秋川湖さんへ行ってきたようです。

さぁ、釣果はどうだったのでしょうか?

 

ではHAZEちゃん、どうぞっ!

 


 

こんにちは、HAZEです(*^^*)

 

今回は今年度オープンしたエリアへ行ってみよう!!

ということで東京サマーランドにあるFISH UP 秋川湖さんにお邪魔しました。

受付.JPG

 

遊園地にある管理釣場といえば、冬の間一時的にプールを管理釣場にしているイメージですよね。

 

ところが秋川湖さんはプールとは別に本格的な釣場があるのですsign01

 

釣場3.JPG

 

こちらにはレインボーブラウンはもちろんのこと、

エリアには初導入とされている「奥多摩ヤマメ」等6種類のトラウトが放流されています。

 

さぁ・・・どんな魚に出会えるかなsign02

 

・・・

・・・・

・・・・・なかなか難易度が高いです(=x=;)

 

スプーンに興味を持って追いかけてくるものの、うまく食わせることができません。

動きは?重さは?色は?

パターンが分からず迷子になりながらも、

早巻きへの反応が良いことから、リトリーブを速めると待望のヒットsign01

 

スプーン2.JPG

ルパン 1.8g セクシーバナナ

 

ちなみに秋川湖さん、全てキャッチ&リリースです。

それにも関わらず魚の状態が凄く良い!!

 

ヒレもピンッとしており、気持ち良い引きを味わうことができます(*^o^*)

 

コンディション.JPG

 

その後、日が昇ると共に魚がやや上向いてきたようなのでトップで様子見を。

すると魚の活性が急激にアップ!!

ちょうどペレットタイムとも重なり、相乗効果で面白いほど釣れますhappy02

 

ポッパー2.JPG

 

 

実は今回、PRESSO LTD AGSEXISTを使用できる機会があったので魚の活性が高いうちに!

と少し使ってみました!

 

まずタックルを持ってビックリhappy01

ライトなトラウトタックルでもこんなに差がでるものなのか!というほどの軽さ

 

またロッドの張りが良いため、小刻みなシェイクでもポッピンバグを綺麗にテーブルターンさせられます。

 

もちろん魚たちもその引き波に引き寄せられて集まる集まる(=゚ω゚)b

 

 

ただ今回はポッピングの方がアタックしてきたので、

ロッドの曲がりを使いやすいエリアバムに交換。

 

しなやかなエリアバムポッピンバグは相性が良く、力強いポップ音に魚たちが猛アタックo(`ω´ )o!

ポッパー3.JPG

ポッパー.JPG

今回のヒットカラーはポッピンバグ スケスケブラウンペレットnote

 

そんなこんなであっという間に6時間が終了。

残念ながら奥多摩ヤマメに出会うことはできませんでしたが、

秋川湖を存分に満喫(´▽`)

 

難易度は低くないですが、その中で様々な手法を用いて魚のやる気を引き出す楽しさがあり、

引き出しを増やしてぜひとも再チャレンジしたいですね!!

 

蛇足ですが、釣場の隣には

「わんダフルネイチャーヴィレッジ」

というドッグランエリアがあるので、

ご家族やご友人と来ても楽しめそうです(=´∀`)人(´∀`=)

 

さて、次はどんなエリアに挑戦しようかな~??

 

ではまたヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

HAZE

 

使用タックル

①  エリアバム 60XUL

   ルビアス 2004

 

②  PRESSO LTD AGS  60XUL

   EXIST  2003C

 


 

 

HAZEちゃん、楽しいレポートありがとう!

釣場の状況に合わせ、ルアーチョイスしルアーの動かし方を考え釣果を伸ばす、

さすがHAZEちゃんですねー☆

レポート読んでいたら、事務局も釣りに行きたくなってきちゃいました☆

 

皆様も、是非足を運んでみてくださいねー!

 

事務局:INA

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