安藤 隆弘の最近のブログ記事

桧原湖も氷上解禁から1か月程度経過し、例年通りの「食い渋り」がつぶやかれるような状況になってきました。

SNSなどでも「早稲沢渋すぎる・・・」と言われ続けているのを見てしまい、いてもたってもいられずに桧原湖に足が向かっていました。

那須を過ぎる頃には雪が積もり始め、裏磐梯につくと、この時期には珍しいくらいの降りっぷり。そして気温もー8℃とこれもまたこの時期にしては冷え込んでいます。

当然のごとく、桧原湖の湖上もふかふかの新雪・・・。

さらに、岸際は川の水で溶けてしまっており、エントリーは金山方面を回る迂回路となっていたため、やませさんに送迎をお願いしました。

(やませさんでは小屋や屋形利用のお客さんの送迎がメインですが、その方々の送迎が終わった後であれば、有料(片道一人500円)ですが湖上まで送迎してもらえますので、湖入口の「やませ」の黄色い旗の前でお待ちください。)

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やませさんのオーナーである小椋さんに最近の状況をお伺いすると、4~5mラインの魚影が濃いものの、アタリは小さくかなり繊細な釣りが求められる状況とのこと。

ということで、やませさんの小屋が置いてある、早稲沢駐車場真沖の4~5mラインに送迎してもらい、ポイントを探索すると、ボトムにワカサギが映るポイントも多くありましたが、それ以上にこんな感じで浮いた魚が多い状況。

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そこで、ワカサギが多く浮いているレンジであった2~3.5mラインを中心にポイントを探索すると・・・

これが大当たり!ボトムから1mぐらいまでワカサギがびっちりいたことから、周囲を探り、ベストな位置にカタツムリテントを設営しました。

なお、テント設営の時にはテントの広さ+αの範囲の雪を踏み固めておくと、そこから光が入り、ワカサギが集まる傾向にあるため、しっかりと忘れずに踏み固めてくださいね。

本当はこの雪なのでテントスタイルで釣りをしたかったのですが、スノーシューとともに自宅に忘れてくる凡ミス・・・。とはいえ、カタツムリテントなら、ポイントを外したとしても気軽に引っ越しできるし!と自分に言い聞かせて普段では絶対にやらないような超浅場にチャレンジできました。

(ちなみに、スノーシューは裏磐梯のセブンイレブンさんに在庫があり、奇跡的に現地調達できましたwこの雪なので、スノーシューがないと足がズボズボハマり体力が奪われるだけなく、長靴に浸水するためマストアイテムですね。)

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さて、超浅場で、しかも2月の食い渋りとのことなので、タックルは以下をチョイス。

リール:クリスティアCRT R+(外部電源ユニット装着)

穂先:クリスティア LTD AGS 速攻 310 SSS

仕掛け:速攻夜光留5本0.5号、速攻赤留5本0.5号

オモリ:TGシンカー ゴールド 2g

下針:D-MAX赤留金針0.5号

エサ:本ラビット、白サシ

新雪が多く乗った状況なので、夜光留のアピール力に頼りたかったのですが、すでに2月後半であり産卵を意識した個体も増えてきているであろうと想定して、赤留も使用しました。

ちなみに、5本針としたのは、天井の低いカタツムリテントの中で滑車等を使わずに手返しよく取りまわせる仕掛け長さであるためです。

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エサをつけて仕掛けを投入すると・・・

水深判別ができないほどに魚影が濃くなっていき、時速150匹ペースで釣れます。

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途中で、穴の淵に引っ掛かり、赤留の下から2番目のハリスが切れてしまいましたが、時合いを逃すのが惜しく、そのまま釣りを続行。

この時点では夜光留に分がある釣果でしたが、徐々に活性が低下するにつれて、赤留にアタリが集中していきます。

そして、アタリは仕掛けをゆっくりフォールさせたときや誘いの際にわずかに穂先の振れ幅が変わるような極小のもので、ワクワクするような釣りが続きます。

12時の時点で450匹となりましたが、そこで魚影がまっさらに。

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やませさんにお願いしていたソースカツ丼を食べ、その後エサ交換。

ついでに、食い渋り始めてからは下から2番目の針がなくなってしまった赤留5本針の仕掛けにアタリが集中してことから、ハリス間隔が少し広めの仕掛けに分があるのかもしれないと考え、左右の仕掛けをハリス間隔が15㎝になっている赤留4本針0.5号にチェンジするとともに、オモリをTGシンカーゴールドの1gに!

これが功を奏したのか、必死に誘っているうちに、魚影も戻ってきてくれました。

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そして、16時過ぎまで粘り、最終釣果は1002匹!

自身5年ぶりの桧原湖10束釣果を達成することができました。

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2月は氷上解禁後の連日のハイプレッシャーによる影響や、水温の低下、降雪による水中の光量不足、産卵など多くの要因から食い渋りになりがちです。

しかし、実は「エサを食べていない」のではなく、「エサを吸い込む力が弱い(=エサを吸い込んで泳いでいくことが少ない)」ためにアタリを待っていても、穂先にアタリが出ていないことが大半です。

(そのため、少しでも吸い込みをよくするために、針を小さくしたり、本ラビットを1/4以下にカットしたりしています。)

では、このような状況でどのようにアタリを出して釣果を伸ばすのかというと、たたき台にリールを置いて「アタリを待つ釣り」ではなく、「誘いの中でアタリを取る釣り」に徹することが効果的だと考えています。

とはいえ、誘いが大きくなりオモリを動かしすぎると、ワカサギが警戒して散ってしまうこともあるため、リールを1㎝も持ち上げないような極小の誘いによる規則的な穂先の動きが変化する瞬間を見つけて即座にアワセることが重要になります。

なかなか慣れるのは大変ですが、まずは釣り開始時に誘った際の穂先の動きを頭にインプットし、それと違った動きをしたらすぐにアワセることを意識しておくと、釣果が伸ばせるかもしれません。

なかなか、言葉で説明しても伝わりにくいかもしれませんので、フィールドでお会いした際などにお気軽にお声がけください!

早稲沢エリアのマイクロワカサギ、から揚げにすると甘みがあって絶品なので、ぜひ皆さんたくさん釣って食べてみてくださいね~!

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お世話になったやませさん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました!

今年は例年よりも気温が低く、積雪量も多いこともあって、近年はあまり解禁していなかったフィールドでも楽しむことができるようで、2月4日には長野県北部の仁科三湖の一つである「中綱湖」が4年ぶりに解禁しました。

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湖に最も近い駐車場は25台ほどしか止められないようで、解禁直後の土日は明け方にはすでに満車とのことだったため、急遽平日釣行とすることに。

駐車場へのアクセスは、国道148号から中綱湖へ入り、橋を渡ってすぐ左手の細い道(下写真)を進むとすぐです。

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湖への入場口は、駐車場に向かう道路の向かい側となっており、入口左手の小屋で遊漁券(1,000円)を購入できますが、エサの販売や道具のレンタル等はないため、各自事前に準備して向かう必要があります。

また、湖への入場は午前7時から可能で、釣り終了時刻は午後3時となっています。

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7時の入場開始とともに、湖へ向かいますが、初めてのフィールドということもありポイントが全く分からず・・・

ただ、深場がよかったという情報はあったため、まずは湖の中心部からポイントを探します。

最深部で16m程度の水深があるようで、魚影は12~14mラインに多く映っていたことから、徐々に浅いポイントを探してみると・・・

14mラインでこんな写りを発見!(魚影が濃く、水深表示が13.4mとなってますが、実際は14mラインです。)

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早速、テントを設置するエリアの雪を踏み固めて浸水対策(固めても水が浮いてくる場合には周りから雪を持ってきてさらに固めます。)をしたうえで、テントを設営します。

このひと手間で、釣り終わりまでテント内が浸水することもなく快適に釣りが楽しめました!

当日のタックルは以下をチョイス。

リール:クリスティアCRT R+(外部電源ユニット装着)

穂先:クリスティアLTD AGS 速攻310 SSS

仕掛け:速攻ショート7本針0.5号、速攻夜光留6本針0.5号

オモリ:TGシンカー DR-R7g

下針:D-MAX赤留金針0.5号

エサ:紅サシ、白サシ、ブドウ虫

その他:延長キット5㎝

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片方の仕掛けをセットし、先に落とすと、すぐに穂先がブルブルするほど、高活性!

水深14mありますが、かなりのハイペースで釣れ続けます。

時にはこんな濃い群れも!

(ちなみに10mより上の浮いた反応はヒメマスで、これが掛かると左右でオマツリすることも多々あるため注意が必要です・・・。私はヒメマスのおかげで仕掛けを10枚ほど使いました・・・)

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そして、この群れが、徐々にボトムに沈んでいき・・・

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魚探にはわずかな反応のみに・・・

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ただ、魚影は相当濃いようで、エサをまめに交換し、ぶどう虫などでアピールすることで、同じような魚影が定期的に入ってきました。

また、湖面に雪が20㎝以上積もっていることもあり、夜光留や赤留のようなアピール力の高い仕掛けを使うことで、より効果的にワカサギを寄せることができたように感じました。

夜光留シリーズの仕掛けは、雪の積もった氷上では必須のアイテムですね!

10時過ぎ頃からは朝ほどワカサギが素直に食わなくなってきたものの、オモリをあまり動かさない小さな誘いでしっかりと居食いのアタリを取っていくことで数を伸ばすことができ、14時半に釣り終了して最終釣果は1111匹と氷上では久しぶりの10束超えの釣果を出すことができました!

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ちなみに、こんな感じの雪なので、スノーシューやかんじきを履いた方が歩きやすいですね。

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ぜひ皆さん、機会がありましたら中綱湖に出かけてみてはいかがでしょうか!?

水質もよく、ワカサギの味も絶品ですよ~!

お世話になりました青木湖漁協様、ありがとうございました~!

今年は例年よりも早く東北エリアの氷上解禁の声が聞こえてきましたが、私のホームフィールドである桧原湖も続々と解禁を迎え、1月26日には全エントリー口からのエントリーが可能となりました。

そこで早速、早稲沢エリアからエントリーして2021-2022シーズンの桧原湖氷上解禁を楽しんできました!

解禁直後の早稲沢エリアは6~8mラインが主なポイントとなることが多いですが、今シーズンの当歳魚の多さを鑑み、3~4mラインの浅場を中心にポイントを探し・・・

ボトム中心に魚影が入るこのポイントで釣りをすることに。

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解禁当初はポイントを外した際にすぐに移動できるように、カタツムリテントで釣りをすることが多いのですが、今回は浅場でラストまで粘る!と決めていたことから、通常のテントスタイルで設営しました。

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この日のタックルは以下をチョイス。

リール:クリスティアCRT R+(外部電源ユニット装着)

穂先:クリスティアLTD AGS 速攻310 SSS

仕掛け:速攻夜光留6本0.5号、速攻ショート7本0.5号

オモリ:TGシンカー DR-R3g

下針:D-MAX赤留金針0.5号

その他:延長キット5㎝

周辺の雪を踏み固め、テントを設営し、タックルをセットすると・・・

周囲と比べ光が入るようになったことで、ワカサギの魚影が濃くなってきました。

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8時に釣りを開始しすると・・・やはり狙い通りの当歳魚メインの釣りに!

このサイズがメインで釣れるポイントは、釣り方がハマれば数が狙えることが多いので、期待してしまいます。

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釣り開始から1時間後の9時には120匹!

これは、期待できるぞ!?とワクワクしていたのも束の間・・・10時で200匹とペースダウン。

これに対処すべく、夜光留から速攻赤留7本0.5号にチェンジし、エサの密度と赤留でアピールする作戦に。

これが功を奏したのか、11時で250匹とわずかなペースダウンに留まります。

そんなところで、やませさんに注文しておいた、お昼のソースカツ丼が到着です。

寒い氷上で食べる、温かいソースカツ丼はまた格別です。

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お弁当を食べ終え、気分転換に外に出てみると・・・

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少し雲がでていましたが、青空の向こうにはうっすらと磐梯山も見えました。

この非日常的な環境で釣りができるだけでもここまで来る甲斐があるものです。

さてさて、テントに戻り、釣りを再開します。

食い渋り始めてからはオモリを動かすとほとんどアタリが出なくなってきたため、プランクトンパターンの誘いが効果的かもと考え、速攻ショートから鉄板フロロ(キープ)5本0.5号にチェンジするとともに、左右をオモリをTGシンカーゴールド2gにチェンジ。

魚影はボトムべったりではあったものの、この誘いがマッチしたのか、鉄板フロロにアタリが集中しました。

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その後、飽きない程度に釣れ続けたものの、天気が悪くなってきたので、14時半に釣り終了とし、釣果は405匹!

狙っていた浅場の爆釣劇とは程遠い展開でしたが、当日の早稲沢エリアの釣果としてはまずまずだったようです。

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そうそう、テント内では屋形と違い餌箱の置き場などなど、レイアウトに悩むことが多いですが・・・

今季から導入したスノーピークさんのオゼンライトというテーブルはワカサギ釣りにもピッタリ!

持ち運びもコンパクトですし、餌箱やエサ切ハサミ、カウンターなどを置いても余裕があります。

氷上では餌箱を氷の上に置くと、冷気でエサが弱ってしまいやすいので、このようにテーブルの上に置くのもおすすめですよ~!

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ちなみに、厳寒期の釣りに際しては、アルカリ電池やモバイルバッテリー、ヒーター用のガスなどは人肌で温めながら釣り場に持ち込む方が、トラブルレスでいいと思いますよー!

ご一緒した皆さん、お世話になったやませさん、ありがとうございました~!

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