12月6日(日)

この日は、「外敵に追われているワカサギをどう攻略するか?」

をテーマにした釣行です。

この所の桧原湖北部にはやられっ放しですが

一番の原因は、群れが落ち着かなこと!

外敵→イワナ、スモールマウスバス、ニゴイ、ウグイ

などにワカサギが常に追われている状態です。

また、ここ数年では温暖化により湖の水温が温かい状態が

晩秋まで続いているので外敵の攻撃も活発です。

今回も、桧原湖早稲沢やませさんのドームへ。

20201206_093231.jpg

ワカサギの行動パターンは、通常では群れを成してエサのある場所を

回遊しているだろうと思われます。

ですが、群れの外側や後ろから外敵に追われている状態では

逃げることが優先されるため捕食行動は二の次になるのでしょう。

ですから、逃げながら目の前のエサを見つけて食べるイメージです。

エサを捕食しても常に走っていますからショートバイトにも

なりやすいと予測されます。

この逃げ回る様子は、DVD「ワカサギ釣り水中実況中継」

に収録されているので、興味のある方はご覧ください。

PC101653.JPG

一匹づつ拾う釣りに適したクリスティアHG TYPE K 32.5SSSの超スローテーパーで

スタート!

仕掛けは、底付近の針間を詰めた設計の速攻赤留7本マルチ0.5号をチョイス。

ワカサギが逃げ回っていてもエサの存在がわかりやすく

食ってくる確率も増えるだろうと予測。

PC061632.JPG

朝一からは確実に出るアタリを逃さないようにしていきます。

PC061633.JPG

アタリの出方は穂先の前半分がシェイクされるように解かりやすいのが特長です!

PC061634.JPG

やがて、魚探画面に外敵が映り始めてからは予想通りのショートバイト多発!

仕掛けにも外敵(イワナ?)アタックするようになってきます。

ワカサギが逃げ回っているようです。

乗らないアタリが連発してきたので穂先をチェンジ!

PC061636.JPG

TYPE K の超スローテーパーから

攻撃的な釣りに最適なクリスティア胴調子30.5SSへ

この穂先は、フッキングポイントがやや前方にあるので

誘いの途中でも極小ワカサギが掛かってしまうのが特長。

穂先にアタリが出る前に掛けてしまおうというのが狙いです。

ここからさらにペースアップに成功!

PC061635.JPG

桧原湖のワカサギ釣り大会を勝ちまくっている矢野倉さんの誘い

通称「KY誘い」を真似てみたら連発して釣れます。

KY誘いとは?超スローに20㎝の上下での誘いで、下げる時の違和感を重点的に

拾うテクニックが特長です。

PC061638.JPG

この日は、HG TYPE K 32.5 FA SSを使用してバンバン釣りまくってました。

上手いな~~~!

PC061637.JPG

今季初釣りの平井さん、胴調子30.5SSSがお気に入りで

確実にアタリを拾って釣果をのばしてました。

300オーバーを目標に頑張ってみましたが・・・・

群れが途切れるよになってしまいました。

終了間際に飛び出した超デカワカサギ君!

PC061640.JPG

約13㎝ありました。

PC061641.JPG

この日の釣果

281匹

外敵追われパターン攻略に一歩近づいてきた感じです。

  ☆タックルデータ☆

電動リール  CRT+ CRTα 外部電源

穂先  HG TYPE K 32.5 SSS 

    胴調子30.5 SS

仕掛け 速攻赤留7本マルチ0.5号

オモリ ワカサギTG DR-Rシンカー5g

下針  D-MAX 赤留0.5号

エサ 白サシ 赤サシ 赤虫

12月5日は、桧原湖早稲沢エリアのやませさんにお邪魔してきました。

当日は、若武者(通称鉄板)に入らせていただきました。

20201205_hibara1.jpg

荷物を置き、魚探を入れてみると・・・早稲沢エリアらしい反応です。

このボトムの細かな反応をしっかり拾えるかが早稲沢エリアで釣果を伸ばすためのカギになります。

20201205_hibara3.JPG

そこで、タックルは以下をチョイス。

リール:クリスティアCRT+(外部電源装着)

穂先:クリスティア胴調子SS 30.5㎝ SSS+延長キット

仕掛け:速攻ショート7本0.5号、速攻赤留金針7本0.5号

オモリ:TGシンカーDR-R 5g

(ボトムにワカサギが集中しがちな時期には、オモリの全長が短いDR-Rシリーズがおすすめですよ~!)

下針:D-MAX ワカサギ 糸付き針 赤留金針0.5号、緑針0.5号

エサ:赤虫、白ラビット

20201205_hibara2.jpg

曇り時々晴れの予報でしたので、どちらの状況にも対応できるように、左右で金針とサクサス針にわけてみました。

釣り始めると、やはり底付近にワカサギがポツポツ回遊してくる展開ではあるものの、なかなか食いがたちません。

そこで、オモリを底から20㎝程度浮き上げさせ、ボトム付近のワカサギからオモリを離してみました。

(下記写真のボトム上の水色線がオモリ、その下に映っているのが、ボトムを徘徊しているワカサギです。)

20201205_hibara4.jpg

その作戦が功を奏し、早稲沢サイズのワカサギがポツポツと釣れ始めました。

(オモリを20㎝程度ボトムから離したため、下針は普段よりも少し長めにとってみました。)

20201205_hibara5.jpg

そんなこんなで、時速20~30匹程度のペースで釣れていたものの、晴天無風となったタイミングで、完全にペースダウン・・・。

そんな時には、お昼ご飯を食べて午後に向けて鋭気を養います。

やませさんでは、今シーズンから会津名物のソースカツ丼(800円)の配達も可能に!

このボリュームで、800円はお値打ちですね~。味も、文句なしの絶品でした!

20201205_hibara6.jpg

少し、雲が出てくると、このような群れも時折入るようになったため、速攻金針(キープ)7本0.5号にチェンジし、活性の高い魚を袖針(キープ)で効率よくかけていく作戦に変更しました。

やはり、屋形シーズンでは袖針(キープ)は強い味方になってくれるようで、最終釣果は201匹と鉄板ドームの中ではトップの釣果を出すことができました!

20201205_hibara7.jpg

袖針(キープ)であれば、群れが入った時の多点や巻き上げ中のバラシ軽減も期待できますよー!

20201205_hibara8.jpgお世話になったやませさん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました~!

北関東では山上湖のボート釣りが終了、平地のボート釣りが順次解禁してやがて山上湖の氷上釣りに向かって寒さが増していきます。

解禁してから2ヶ月以上経ち、紅葉の葉も落ちた鳴沢湖に今季3回目の釣行をしてきました。今季は型は良いけど数はでないという状況で、群れが落ち着かずに2回の釣行はポイントが分からず大惨敗を繰り返していたので今度こそこの渋い状況を克服したいと望んでいました。

家から車で20分ほどで行ける距離にあり、6時少し前の開門と同時くらいに現着しました。まだ多少暗い6時半にはボートを漕ぎ出しました。

201205鳴沢湖ワカサギwsz1.JPG

最初は向かって右側のワンド、青の3番のロープに係留しました。1台目の電動リールはクリスティアCRT αに穂先TYPE C PA 37cmに可変アダプター、延長穂先追加 、仕掛けはケイムラ金針に赤留の0.5号7本針、この仕掛けは硬質ナイロンにエダス長2.5cm、針ピッチ13cmの速攻系の仕掛けです。魚探で見る限りワカサギは底に張り付いている居着きのワカサギ狙いになりそうだったのでオモリDR R 4㌘に糸付き針ケイムラ赤留0.5号をハリス長7cmで追加しました。

201205鳴沢湖ワカサギwsz2.JPG

2台目はCRT+に外部電源、その他は仕掛け以外は1台目と全く同じにしました。仕掛けに関しては真逆のロングハリス系の誘惑色攻7本針0.5号にして比べてみました。ハリスは0.15号(エダス)のフロロでハリス長4.2cm、針ピッチ18cmのものを選択しました。

201205鳴沢湖ワカサギwsz3.JPG

どちらの仕掛けもさほど釣果に大きな差はでませんでしたが若干速攻系の方が掛かりは良かった気もします。とは言ってもどちらも4㌘のオモリの下針に掛かる率がイメージ的に全体の3割くらいの感じでしたのでそれ以外のエダ針の差は無かったようです。ちなみにエサは最初赤虫とサシを使い分けていましたが、赤虫の方がアタリが多かったのですぐに赤虫一本に切り替えました。

TYPE C PA 37cmに延長穂先を追加した長い穂先はCRT外部電源付きの手感度の良さは2本竿で同時に穂先を見られない時の合わせに大きく貢献していました。

201205鳴沢湖ワカサギwsz4.JPG

一番奥に見える流れ込みワンドに多くのボートが集中していましたので私も後半はそちらに移動しました。

201205鳴沢湖ワカサギwsz5.JPG

たまに中層に群れがくればすかさずタナを上げて対応すると多点掛けも見られました。今まで食わない中層の群れは小型の当歳魚とばかり思っていましたが、すべてが良型なので今季は小型の当歳魚はいなくて釣れる良型のワカサギはすべてが当歳魚なのだろうと考えられるようになりました。その分、数があがらないのでしょう。

201205鳴沢湖ワカサギwsz6.JPG

上空には鵜の群れが時々やってきます。この日はボートが多かったからかもしれませんが潜って魚を採っている様子はみられませんでした。201205鳴沢湖ワカサギwsz7.JPG

上空では鳥のみならずオスプレイまで舞ってます。

201205鳴沢湖ワカサギwsz8.JPG

この日は新しく調達した魚探のモニターを10.1インチのタブレットに変更する予定でしたが設定がうまくできず、従来の魚探で対処しましたが、群れは殆ど映らず底にいるワカサギだけが時々姿を現しました。

201205鳴沢湖ワカサギwsz9.JPG

長い赤留金針のオモリ下針はこの日はよく働いてくれました。

201205鳴沢湖ワカサギwsz10.JPG

丹念に誘えばたまに底針付近で1匹づつ釣れる、ごくたまに中層に入る群れにタナを合わせれば一荷や3点掛けになる、そんな釣りが続いたので午後2時前には全集中が途切れて1束を前にギブアップしました。

201205鳴沢湖ワカサギwsz11.JPG

ここのところ、トップが1束を超える程度の日が多く、超えない日もあるような状況、まあ良しとしますか。

「一生懸命誘って一日で1束程度釣れるくらいが一番楽しい」と、どなたかがおっしゃってましたがそんな感じの楽しい一日をすごして温泉センターに直行しました。

56  57  58  59  60  61  62  63  64  65  66