地元群馬県の榛名湖ワカサギボート釣りが9月1日から解禁しています。

シルバーウィークと言われる9月後半の3連休、18日は台風の影響で延期しましたが、翌19日に釣行してきました。

前半は湖一周するも良いポイントに恵まれず、あきらめかけた後半は入れパクのポイントが見つかり短いながらも楽しい時間を過ごすことができました。

榛名山に上る途中のいつもの見晴台でご来光に本日の好釣を祈願しました。

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湖畔ではコスモスが咲き誇り、夏から秋への季節替わりの気配を感じさせます。

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漕ぎ出す頃には朝日が昇っていました。

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大型の白鳥の遊覧ボートはコロナの影響でしばらくお休みのようです。この船が回りだすとワカサギが釣れるという個人的なジンクスがあるので残念ですが・・・・

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ロマンス亭の桟橋から出てホテル前で魚影を確認しても芳しくなく、カッター前で始めて仕掛けを下ろしましたが、穂先を揺らしたのはコイツでした。

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ゆうすげからヒトモッコへ向かう途中で竿をだしましたが、ここで初めてワカサギの顔が見られました。

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その後ヒトモッコ、沼の原とポイントを探って所々竿をだしましたが思うように釣れず、午前中には僅か10匹程度の釣果しかありませんでした。

ここで最後のひと踏ん張りとばかりに今度は湖を横に突っ切ってホテル前を目指しました。

白樺亭の女将に聞いた昨日の情報、「ホテル前、水深6㍍、タナ3㍍」を思い出してこのタナに合わせて再開しました。

これが大アタリ、魚影は殆どでていないのにアタリが多くでました。最初からここでやれば良かったなと大反省でした。210919榛名湖ワカサギwsz8.JPG

榛名湖のワカサギ釣りはかれこれ30年ほどになりますが昔は色付き針のカラバリでの長竿で沢山釣っていたことを思い出しました。

単竿の電動リールの今では釣りスタイルが大きく変わってしまいましたが、当時とワカサギの環境が大きく変わっているわけではないだろうと思い、仕掛けは「ケイムラカラー針、誘惑色攻め、0.5号7本針」を使いました。

2本竿の片方は所々白サシの1/3残しカット、もう一本はエサを付けないカラバリで対応しました。

釣れ始めたのは午後1時を回ってからでした。エサを付けた竿と付けない方の竿のアタリの出方は全く変わらず、それからは両方ともカラバリにして実に楽しい時間を過ごしました。

2本の竿はともにだんだん棚停止の設定デフォルト、タナは水深5㍍で底の藻の上、2.5㍍(仕掛けの上で)にしました。その棚で名人誘いP3、止め時間設定はデフォルト、巻き上げスピードHで続けました。

たいていはどちらかの竿にアタリがでていてそれを取り込んでいるあいだは一本の竿は名人誘いをやっているのでその間にアタリがでるといった状態でした。両手が空いている時は2本の竿を手持ちで名人誘いと自分誘いのブレンドでランダムな誘いを続けました。

CRT Rの外部電源、可変アダプターのAIR、穂先のHG TYPE C SS 39cm LTD AGS誘惑370 は名人誘いのモーター巻き上げによる手感度とワカサギのアタリによる手感度の明確な違いを手に伝えてくれました。

掛かるワカサギは単発もありましたが、一荷や3点掛け、4点掛けまでありました。

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たまにこんなのも掛かりましたが・・・

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ホテル前から桟橋の方向はボートで密(?)になっていました。

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午後1時すぎまでの釣果は10匹だったのに、それから3時すぎまでの2時間で最終釣果は175匹までいきました。単純に時速80匹を超える計算になります。しかもその間バスアタックを2回受けてそのたびにポイントを休ませるために5分程度両仕掛けをあげていました。

朝は魚影がほとんどなかったのでスルーしましたが、白樺亭の女将の言うことを聞いて最初からこのポイントに入っていれば良かったですね。

本日のタックル

電動リール : CRT R α / +(外部電源追加)

可変アダプター  :  AIR

穂先  :  HG TYPE C SS 39cm  / LTD AGS 誘惑 370

ハリハズシ : 快適ハリハズシ(3角バー)

仕掛け(両方)  : ケイムラ誘惑色攻 0.5号 7本針

オモリ(両方)  : タングステンオモリ ドロップ型 4グラム

クリスティアHG TYPE K FAシリーズに2021年追加モデルが新登場です!

HG TYPE K FA 32.5 SSSS(4S) ※エフエー・フォーエスと呼んでください。

電動二丁スタイルで使える先調子系で、桧原湖、岩洞湖、野尻湖での

激渋時や低水温の氷上釣り、当歳魚のような超極小ワカサギを

攻略できるように設定したモデルです。

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FAシリーズは、僕の理想とする先調子(ファーストアクション)

を再現した穂先で、先端から徐々に曲がる可変アクションに

なっております。

昨シーズンリリースしたモデル

TYPE K FA 32.5 SS 

TYPE K FA 32.5 SSS

は、屋形・ドーム・ボートの釣りで

中型~大型ワカサギを得意としている穂先でしたが

今回の

TYPE K FA 32.5 SSSS (4S)は

氷上釣り、激渋の屋形・ドームの釣りを攻略できる

超小型~中型ワカサギを得意とする穂先に仕上げました。

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ファーストアクションでありながら

繊細なトップと頑丈なベリーからバット部の構成は

誘いのアクションも容易で、アワセも楽に決まる

とても扱い易い竿になりました。

特に、極小ワカサギや当歳ワカサギのような

ピリピリした細かいアタリもしっかり目で確認できるほどの

しなやかなトップはシリーズ中で最も高感度です。

調子は7:3~6:4へ移行するアクション

誘い・アワセでは7:3

巻き上げでは6:4へと変化します。

巻き上げ取り込みでもクッションがしっかり利いて

バラシが少ないのも特徴です。

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オモリ負荷は、0.5g~5g

ベストなオモリ負荷は

氷上釣り1.5~3.0g

屋形・ドームでは3g~5g

フカセ釣りではガン玉0.5g

ですが、今年の春~夏の屋形、ボート釣りで試したところ

10gまで十分に対応できました。

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そして、FAシリーズの特徴の「穂先の戻りが速い」性質により

常に上の方のラインテンションが保てるので

上あごへの針掛かりがキープできます。

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つまり、FAシリーズのようなカーブゾーンの小さいタイプは

可動部分の重量が少なくなるので竿の戻り(復元)が速くなります。

速くなれば、下のオモリに引っ張られることが無くなるので

上あごから針が外れにくくなります。なので、

遅アワセでも乗せやすくなり、多点掛けの確率もグンと上がります。

アタリの取りこぼしが少ない!

アワセのミスが少ない!

これらのことがしっかり体感できるかと思います。

胴調子が苦手な方や先調子で当歳魚を狙いたい方には

ぴったりなモデルですので手に取って確かめてくださいね!

地元赤城大沼のボートワカサギ、21-22シーズン2回目の釣行してきました。

解禁以来ずっと雨模様の日々が続いていましたがこの日も出だしは小雨模様、ワカサギの食いはまずまずでしたが雨が上がると食いが悪くなりました。

しかし新機能の「だんだん棚停止」の効果なども確認できたし、釣果も赤城では及第点の1束超えも達成できたし、収穫の多い釣行でした。

ボート店のバンディ塩原は店内飲食一切禁止等万全の感染対策をして細々と営業していました。

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私は30年近く赤城でワカサギ釣りしていますが、9月の解禁当初の仕掛けは昔は色付き針のカラ針が一番釣れました。最近はティンセル付きの擬餌針が一番食いが良い傾向にあり、水温が下がるにつれてエサを付けた方が良くなる状況でした。

この仕掛けは赤城特有の効果を発効すると思われ、他の釣り場では私の知る限りワカサギではあまり聞いたことがありません。クリスティアの仕掛けではケイムラ金針の「速攻」や「赤留」などが近い傾向にあります。

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当日釣ったポイントは大洞側の桟橋から手漕ぎボートで漕ぎ出して、途中魚影を見ながら馬の背、学校前を素通り、青木旅館の手前まで約1キロ、少し魚影のあるところでアンカーを下ろしました。

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小雨がパラつく間はポツポツ釣れて漕ぎ出しから2時間で60匹程度釣ることができました。

雨が上がって食いが極端に悪くなったのでポイント移動、ギャンブルで誰もやっていないキャンプ場まで500メートルほど漕いでいきました。

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これが意外に当たり、周りに一艘も居ないポイントで50匹ほど追加できました。

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釣れるワカサギは大きな越年魚10~13センチと小さな当歳魚5~7センチが半々くらいでした。

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昼過ぎになると青空が見えてきて全く群れが入らなくなりました。

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それからは来た復路の1.5キロをポイントを探しながら拾い釣りして午後2時ごろには納竿しました。

往復約3キロのボート漕ぎ、重たいアンカーの上げ下ろし6,7回、良い運動になりました。

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この時期の赤城の釣り方で特徴的なのは、2本竿をやる時はデカサギが多いので掛かったワカサギが食い上げたり、横に泳ぎ回って仕掛けトラブルになりなりやすいので、オモリを重くする、竿同士の間隔を広げるなどの対策が必要になります。

また当日は殆どの時間、「名人誘い」のP3モードと「だんだん棚停止」のデフォルトモードで釣りましたが、大きな群れが来たときは棚停止の前からアタリが出て2本とも多点掛けになる時もありました。

そんな時ほど仕掛けトラブルになることも多いので名人誘いでも手持ちで定型的な誘いにランダムな「自分誘い」をブレンドすることは効果があります。またそれによってアタリが出たときはモーターによる手感度以外にアタリによる手感度を感じ取って素早く巻き上げる方が仕掛けトラブルを回避しやすい効果もあります。

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