今年は例年よりも気温が低く、積雪量も多いこともあって、近年はあまり解禁していなかったフィールドでも楽しむことができるようで、2月4日には長野県北部の仁科三湖の一つである「中綱湖」が4年ぶりに解禁しました。
湖に最も近い駐車場は25台ほどしか止められないようで、解禁直後の土日は明け方にはすでに満車とのことだったため、急遽平日釣行とすることに。
駐車場へのアクセスは、国道148号から中綱湖へ入り、橋を渡ってすぐ左手の細い道(下写真)を進むとすぐです。
湖への入場口は、駐車場に向かう道路の向かい側となっており、入口左手の小屋で遊漁券(1,000円)を購入できますが、エサの販売や道具のレンタル等はないため、各自事前に準備して向かう必要があります。
また、湖への入場は午前7時から可能で、釣り終了時刻は午後3時となっています。
7時の入場開始とともに、湖へ向かいますが、初めてのフィールドということもありポイントが全く分からず・・・
ただ、深場がよかったという情報はあったため、まずは湖の中心部からポイントを探します。
最深部で16m程度の水深があるようで、魚影は12~14mラインに多く映っていたことから、徐々に浅いポイントを探してみると・・・
14mラインでこんな写りを発見!(魚影が濃く、水深表示が13.4mとなってますが、実際は14mラインです。)
早速、テントを設置するエリアの雪を踏み固めて浸水対策(固めても水が浮いてくる場合には周りから雪を持ってきてさらに固めます。)をしたうえで、テントを設営します。
このひと手間で、釣り終わりまでテント内が浸水することもなく快適に釣りが楽しめました!
当日のタックルは以下をチョイス。
リール:クリスティアCRT R+(外部電源ユニット装着)
穂先:クリスティアLTD AGS 速攻310 SSS
仕掛け:速攻ショート7本針0.5号、速攻夜光留6本針0.5号
オモリ:TGシンカー DR-R7g
下針:D-MAX赤留金針0.5号
エサ:紅サシ、白サシ、ブドウ虫
その他:延長キット5㎝
片方の仕掛けをセットし、先に落とすと、すぐに穂先がブルブルするほど、高活性!
水深14mありますが、かなりのハイペースで釣れ続けます。
時にはこんな濃い群れも!
(ちなみに10mより上の浮いた反応はヒメマスで、これが掛かると左右でオマツリすることも多々あるため注意が必要です・・・。私はヒメマスのおかげで仕掛けを10枚ほど使いました・・・)
そして、この群れが、徐々にボトムに沈んでいき・・・
魚探にはわずかな反応のみに・・・
ただ、魚影は相当濃いようで、エサをまめに交換し、ぶどう虫などでアピールすることで、同じような魚影が定期的に入ってきました。
また、湖面に雪が20㎝以上積もっていることもあり、夜光留や赤留のようなアピール力の高い仕掛けを使うことで、より効果的にワカサギを寄せることができたように感じました。
夜光留シリーズの仕掛けは、雪の積もった氷上では必須のアイテムですね!
10時過ぎ頃からは朝ほどワカサギが素直に食わなくなってきたものの、オモリをあまり動かさない小さな誘いでしっかりと居食いのアタリを取っていくことで数を伸ばすことができ、14時半に釣り終了して最終釣果は1111匹と氷上では久しぶりの10束超えの釣果を出すことができました!
ちなみに、こんな感じの雪なので、スノーシューやかんじきを履いた方が歩きやすいですね。
ぜひ皆さん、機会がありましたら中綱湖に出かけてみてはいかがでしょうか!?
水質もよく、ワカサギの味も絶品ですよ~!
お世話になりました青木湖漁協様、ありがとうございました~!