3連休が2週続くシルバーウィーク、ところが台風の影響で釣りができる日は各1日ずつしかありませんでした。
そうした状況下、9月25日(日曜日)は赤城大沼で久しぶりにすっきり釣りができる日になりました。
当日は赤城ヒルクライム大会という自転車の大会があり赤城に上るメインの道路は午前中閉鎖でした。
しかしワカサギ釣りのボートは7時から出船するのでいつも5時半ごろには湖についており時間的に問題はありませんでした。
当日は5時半ごろに上って鳥居峠に寄ると丁度日が出る時間、しかも雄大な雲海が見られラッキーな気分でした。
バシャバシャとスマホで写真撮ってそこから車で3分ほどの大沼へ移動しました。
前日は台風の影響でほとんどボートがでていなかったのでポイントの情報はありませんでした。
雲海の向こうでお日様が待機中です。
こんな大きな雲海はあまり見られません。
ご来光に爆釣祈願。
峠の後ろ側には覚満渕、その先には赤城大沼
しばらく湖の風景をお楽しみください。
もう僅かに色づき始めています。
上下シンメトリー、写真右下に穂先が見えます。
バンディ塩原の桟橋から島裏までは仲間に引っ張ってもらったので良かったのですが、そこからは手漕ぎの一人旅、シルバーウィークっていうのは老人のためにあるらしいので、少しでも体を動かすために一生懸命漕いで「キャンプ場」まで行ってしまいました。
ところどころ魚影はあるものの大きな群れにはなっておらず、キャンプ場前では適当に群れのあるところでアンカリングしました。水深は9㍍ほど、表層水温は20℃を僅かに下回っていました。
群れが来ればたまに多点掛けもありましたが基本的には渋い赤城の釣りでした。
キャンプ場前では約3時間ほどやって40匹くらいでしょうか、所詮赤城の釣りでした。
次は青木旅館前、そして樹林前と移動して30匹ほど追加、午後1時ころにそろそろ帰る方向に移動しようとして学校前(カッター乗り場)へ移動しようと漕ぎ出しました。
学校前までくるとそこにはボートの集団がなく、なぜか馬の背の裏あたりに巨大なボートの集団がありました。近寄って観察してみると何かいつもと雰囲気が違います。もともとリタイアしたご老人や自営業の方などの常連さんたちよりは若い男性や、子連れのご家族、若いアベック(もとい、カップル)などが目立っていました。
確かに魚影はあるし、子供が「3匹もかかってた」とか喜んでいるし、上がっているワカサギも大きいのが多いし、年に1,2回あるかないかのデカサギ爆釣ポイントができているようでした。
この時すでに時間は午後1時を回っていたし、カウンターは70匹ほど、ここなら1束までいきそうだったのでスキマを見つけてなんとかアンカーを下ろしました。風があったら入れるボート間隔ではありませんでした。
結局このポイントで1時間強で40匹ほど追加、3時ごろに108匹で終了しました。
この日のタックルは
CRT Rα/+ 両方とも外部電源
延長穂先キット 12cm
穂先 HG TYPE C SS 39BA の各2セット
この爆釣ポイントでは「名人誘い」「だんだん棚停止」「追い食い巻き」が有効でした。それも両手が空いている時は両手の手持ちで対応しました。
特にだんだん棚停止の1mの間に掛かるのも結構いました。
9月に入り、関東エリアの湖も続々と解禁を迎えていますね!
福島方面でのワカサギ製品展示イベントがひと段落したこともあり、山中湖のつちやボートさんにお邪魔してきました。
この日は宮澤さんに渡辺さん、そしてキャスティング八王子店の林さんとご一緒させていただきました。
朝から、曇天。これは期待できるぞとワクワクしながらタックルを準備します。
事前情報では、今年の山中湖は4~5㎝クラスの当歳魚が大半と聞いていたため、タックルは桧原湖ベースの以下のセッティングとしました。
リール:クリスティアAir
穂先:クリスティア LTD AGS 速攻 310 SSS
仕掛け:速攻夜光留6本0.5号、速攻ショート7本0.5号
オモリ:TGシンカー DR-R7g
下針:D-MAX赤留0.5号
その他:延長キット5㎝
![]()
今回のようなローライト時には、①アピール力を期待できる夜光留と、②暗い水中で針のシルエットをぼやけさせることができるサクサス針を左右で使うようにしています。
その後、状況が変わるにつれて、夜光留もしくはサクサス針のいずれかにアタリが集中するようであれば、アタリの出にくいほうの仕掛けをチェンジしていくことが私の仕掛け選びの基本になっています。
(ちなみに、夜光留にアタリが集中する場合には、夜光留に反応している場合だけでなく、単に金針や「留め」のアピール力(「留め」のカラーは関係ない)こともあるため、サクサス針の仕掛けを赤留に変えることもあります。また、サクサス針にアタリが集中する場合には、使っている仕掛けとはハリスの長さが異なるサクサス針の仕掛けに変えることで、より効果的な仕掛けを探ることも有効です。)
さて、釣りを開始すると、このようにボトムから2mくらいまでばらけた反応が入ります。
![]()
どの棚が食い気があるのか、ひたすら探り探りになりましたが、どうやらボトムから1m程度浮いたレンジが一番食い気があるようで、釣り開始から2時間程度はその棚で入れ食い状態に。
(ただ・・・当初想定していた当歳魚メインではなく、7~8㎝クラスの2年魚が多く混ざる状況でした。。。)
こんな状況なので、私と渡辺さん、林さんは「10束行けちゃうんじゃ!?」と口にしてしまうほど。
しかしながら、そういうことを口にするといきなり釣れなくなるのが不思議なところ。10時ごろには入れ食いタイムは落ち着いてしまい、そこからは我慢の釣り。魚影はあるものの、勢いがガタ落ちです。
![]()
オモリも7g→6g→5gと軽くしなければアタリが出にくい状況になりますが・・・こんな状況になると、繊細なアタリを取るのに長けた速攻310 SSSが本領発揮!
そんな中でも、曇天が影響しているのか、夜光留にアタリが集中してきたため、速攻ショートから速攻赤留金針7本0.5号にチェンジ。
これが功を奏したのか、ポツポツと4~5㎝クラスの当歳魚が釣れ続けます。
ボトム付近でアタリが集中してきたので、手前祭りで仕掛け交換をするタイミングで速攻赤留5本0.5号と速攻夜光留5本0.5号にチェンジし、手返し重視の釣りに切り替えました。
手前祭り等のトラブルがありながらも、何とか目標としていた10束を達成することができました。
(渡辺さん、林さんは私よりも先に10束超え・・・。さすが関東エリアの数釣りの名手お二方です!)
![]()
4~5㎝クラスの当歳魚の攻略には、繊細な穂先でアタリを取ることも重要ですが、それに加えて、今期リリースされるクリスティアAirの手感度でアタリを取ることも重要でした。
(10月に発売予定ですので、もうしばらくお待ちください・・・!)
![]()
今回の反省点は、穂先のチョイス。
朝1の釣れ方でで2年魚が多く混ざる状況と気づいた時点で、穂先をクリスティア LTD AGS 速攻335 SSSSのような手返しよくワカサギを掛けに行ける穂先に変えるべきでした。
もちろん、今回使用したクリスティア LTD AGS 速攻310 SSSも手返しが悪いわけではないのですが、やはり先調子でバットパワーの強い速攻335 SSSSに優位性があります。
速攻310 SSSはオールラウンダーとして使える穂先ではありますが、より強みを生かせるのは、食い渋りのタイミング。一方で、速攻335 SSSSはワカサギが泳いでエサを捕食するような状況やフッキングパワーが必要な深場で力を発揮します。
この2本の穂先を的確に使い分けることがドーム船や氷上の攻略に繋がると思いますので、ぜひお試しください!
お世話になったつちやボートさん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました~!
