地元群馬の山上湖、赤城大沼と榛名湖のワカサギ釣りが9月1日解禁になりました。

標高1000mを超える高地の湖は水温が低いため平地のワカサギより早目の解禁になります。

私がワカサギ釣りを始めた30年ほど前よりこの2湖の解禁は9月1日から変わっていません。

しかしさすがに9月はまだ夏ワカサギの釣れ方で、本格的には9月下旬からよく釣れる傾向があります。

22-23シーズンもやはり解禁日はイマイチの調子だったようです。

とはいえワカサギフリークとしてはいてもたってもいられず雨っぽい予報にもかかわらず9月10日(土)に赤城大沼のバンディ塩原にボートの予約を入れました。

当日家を出た時はまだ曇り、山を登る途中小雨が降ってきましたがきっと雲を抜ければ目的地近くの鳥居峠ではきれいな雲海が見られるだろうと期待していました。

ところが残念ながら雲は下にはなく、上にありました。

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湖畔についても雲が低くたれこみ、まずは店で年券を購入しました。

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開始の時間には釣りができそうな空模様でしたのでボートを漕ぎ出しました。

220910akagi.wsz3.JPGポイントは対岸の最も遠いあたりの青木旅館近く通称「樹林前」、エレキを持たない私としては一大決心が必要な距離でしたが老化防止の運動と割り切ってがんばりました。

釣り始めるとパラパラと小雨が降りだし、時々強めの雨が降ってきました。

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群れが入ればポツポツ掛かる程度、今季もやはり赤城らしいワカサギ釣りが始まりました。

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午前7時にスタートしてもポイントまで約30分、釣りだしたら午前10時ころには雨が強く降り始め、正味3時間程度で我慢の限界を通り越して10時30分ごろには納竿の決心をしました。

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今季は越年魚のデカサギの比率が低く、小型の当歳魚が多いのが気になりますが、とにかく今シーズンを無事迎えることができたことに感謝したいと思います。

ワカサギ釣りといえば、秋から冬にかけての釣りというイメージが強いですが・・・

最近は、「夏ワカ」なる言葉が、SNSを中心に流行り始めているように感じています。

関東エリアでは言わずと知れた夏ワカサギのメッカである芦ノ湖や、近年ワカサギフリークの間で流行りつつある栃木県の東古屋湖。

西に目を向ければ、愛知県の入鹿池や兵庫県の長谷大池なんかも、夏の間もワカサギ釣りが盛んになっているようです。

そんな中、私は2022-23シーズンの新製品のインプレッション取材も兼ねて、長野県の木崎湖へ行ってきました。

ボート屋さんは昨年の夏もお世話になっている牡丹屋さんです。

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初日の土曜日は、「やまわか会」の広報部長であり、土下座名人でもある岡村さんと同船させていただきました。

木崎湖常連の安武さんから事前にいただいた情報では、牡丹屋沖の7mラインが熱いとのことで、7時の出船後、すぐにそのあたりを探ってみましたが・・・所々で分厚い群れは見当たるものの、アンカリングするほどの群れではないことから、ワカサギ探しの旅へ。

1時間ほど探し回り、対岸の7~8mラインにピンポイントでワカサギが溜まっているエリアを発見!

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試しに仕掛けを落としてみると・・・空針への反応はイマイチであるものの、エサをつけると素直に釣れてくれましたので、魚を散らさないように風上に少し動いて、アンカリング。

タックルは以下をチョイス。

リール:クリスティアCRTR+(外部電源ユニット装着)

穂先:クリスティアHG TYPE-K FA 32.5㎝ SSSS

仕掛け:誘惑ロングケイムラ留5本針、速攻夜光留6本(いずれも1号)

オモリ:ワカサギシンカーR 夜光7g

その他:延長キット8㎝

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高水温期のワカサギは、冬場と比較して泳ぎ回りながら捕食する傾向が強いことから、その泳ぎを穂先で受け止めるために、FA SSSSをチョイス。

また、数釣りになった場合には仕掛けのアピール力が重要になることも多いため、今回は紫外線発光でのアピール力が強い誘惑ロングのケイムラ留と、速攻夜光留をチョイスしました。

アンカーが狙い通りに群れにかからないように入ったため、釣り始めてから1時間程度はずっとボトムから2m程度まではワカサギでびっちり!

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1時間ほどで200匹という、夏ワカサギならではの爆発的な釣果となり、これならいい釣果がでるのでは?と期待していたのですが・・・

風が強くなり、アンカーが抜けてしまったのが影響したのか、再度同じエリアを探索するも、ワカサギが見当たらなくなってしまいました・・・。

そこで、またポイント探しの旅へ。

鉄板エリアの農具川の河口付近や、牡丹屋沖を探索してみますが、いいポイントが見つからず・・・

結局、バスの魚影とリンクしているものの、それなりの魚影があった牡丹屋沖で再度アンカリングしました。

時折、このような群れが入り、気持ちは盛り上がりましたが・・・

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浮いた群れは、ほぼすべてが針掛しないような当歳魚。

こんな早稲沢サイズも混ざりました。

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それでも、バスに追われた群れの先頭に仕掛けをうまく当てられると、ダブルトリプルといった多点で釣れることもしばしばあり、夏ワカサギらしい釣りを堪能できました!

15時に終了として、最終釣果は500匹!そして重さは1.45㎏!

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想像以上に苦戦しましたが、それでもこれだけ釣れれば大満足です!

そして翌日は、宮澤さん、千島さん、久保田さんと一緒に、つり人社様のワカサギ大全の取材でした。

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私は久保田さんと同船で、2022-23シーズンの新製品で実釣!

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まだ、詳細はお伝えできませんが、新製品は本当に素晴らしいものに仕上がっています!

もう少しで、皆さんに情報を公開できると思いますので、今しばらくお待ちください。

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夏ワカサギは普段のワカサギ釣りとは違

い、緑豊かな景色と眺めながら楽しめるのも一つの良さです。

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ぜひ皆さん、「夏ワカ」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?

牡丹屋さんでは、ボートだけでなく、エレキやバッテリーのレンタルもありますので、手漕ぎボートでポイントを探すのは・・・と思っている方にもおすすめですよ~!

お世話になった、牡丹屋さん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました~!

赤城の氷が溶けてワカサギが禁漁になってからしばらく経ちましたが、富士五湖・西湖ではワカサギが釣れ始めたので4月24日(日)に釣行してきました。

西湖では冬季は全魚種禁漁で、3月20日から5月末日まで春のヒメマス・ワカサギ釣りが解禁されています。

西湖のワカサギはヒメマスのポイントである水深40㍍付近のブイでも釣れ、私はヒメマス釣りとワカサギ釣りを同時に楽しんでいます。

ワカサギは通常は深場にいてディープワカサギを楽しんでいるのですが西湖で桜が咲く頃、ゴールデンウィーク近くになると深場から浅場(水深5~20㍍)に産卵で乗っ込んでくる時期があり、この時は浅場で大釣りすることがあります。

この日は40㍍ポイントでヒメマスを浅ダナ(水面から5~10㍍)で24匹釣る合間に40㍍の底でワカサギを約100匹ほど釣りました。

途中から小雨が降りだしましたが、午後1時過ぎにはヒメマスの道具は畳んで水深16㍍ほどのポイントに移りワカサギ釣りを始めました。

魚影のある浅場のブイが見当たらなかったので持参のアンカーでポイントを決めました。タックルは

電動リール:CRT Rα

延長穂先 :12cm

穂先   :HG TYPE C SS 39BA SSS

オモリ  :ワカサギシンカー 12g     

               を使用しました。

しばらく入れ食いを楽しみましたが午後2時を回ったあたりから雨が強くなり僅か数十匹を追加しただけで納竿しました。

ヒメマスの竿は5本まで出せます。

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ディープワカサギはじっくり追い食いを待って多点掛けを狙います。最大7点掛けまでありました。

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丸々と太ったメスは卵がはみ出していました。

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ワカサギは153匹釣れました。

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船宿の丸美さんの写真いただきました。

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ちなみに10年ほど昔の写真ひっぱりだしてきました。この時期には10束超え、4.2㌔の釣果だったこともありました。

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