前回体調不良で不参加となった飯田君と再び中禅寺湖へ向かった。

 

金精峠を抜けると、前回同様に野猿が餌を求めてフラフラしている。

その先は、湯の湖を過ぎると早朝から竜頭の滝近くは大混雑。

飛び出しに注意ですね。

 

車載温度計は4度を示している。

 

6:45分ごろ到着し、日釣り券(1050円)を購入して、岡甚へと向かう.

 

今日も船外機ボートを利用する。

1艘5000円は一人2500円。

実に楽で安上がり!

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しかし、今日は寒い。

素手で支柱とか触ると氷を触っているようだ。

ウォームグローブ準備したあったから助かった。

 

大使館前の7メートルほどに、大きな反応発見しアンカーを降ろす。

1投目に5点掛け。

2投目に3点掛け。

3投目に4点掛け。

あっという間にツ抜けして、50匹ぐらいまではハイペースだった。

今日のタックルはSRリールグリーン先調子21㎝Mのダブルだ。

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飯田さんは最初ティンセル付のカラバリで狙ったが、さすがにこの時期になると終わりみたい。

幾分長竿と、CRⅡM穂先の両方に多点掛けしていた。

 

ところが、ピタっと止まった。

20分近く経っても群れが入らず移動を決断。

問題はどこに入るか・・・・

僅かでも上がっている周辺へ魚探を掛けながら探っていく。

大きな群れのポイントを発見。

早速落とすと多点は少ないが1~2匹がガンガン上がる。

霧が濃くなり風も強い。

手がかじかんでトラブル寸前。

群れが入るとあたるけど、居なくなると全くアタラナイ。

これでは、写真なんか撮っている余裕がない。

12時前に150匹を超えた。

しかし・・・・

霧が晴れてあたりの景色がはっきり見えるようになると全く当たらなくなる。

景色は良いのですが実に暇!

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あぁ~~~

またまた移動です。

しかし、どこに行って良いのやら・・・

 

今日は土曜日の行楽地。

観光船とジェットボートが頻繁に行きかう。

漁協の方が見回りに来て、引き波での落水者が出たからライジャケは必ず着用するようにと巡回している。

手漕ぎの二人乗りはマジ注意しないと落ちそうです。

 

 

小一時間ぐらい探して、やっと発見。

ここは、今までのポイントとは異なり、群れが入らなくても居つきらしい大型多年魚が上がってくる。

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それにしても、ボート周りはニジマスがウロチョロ。

ダブルでかかり、片方のワカサギを船べりに垂らしておくと《バクッ!》

ゲッ、また仕掛けとオモリ持っていかれた。

 

外道でかかったヨシノボリを投げておくと・・・・・

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バシャ!

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その後も、私の仕掛けとオモリを、ぶら下げたニジマスがウロチョロ・・・

次第に群れの入り頻度が少なくなったので3:45に終了しました。

釣果は・・・・

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防寒靴と防寒着でも寒かったワカサギ釣りですが2束超えたのでヨカッタ、ヨカッタ。

さて、明後日は山中湖へ9人で行ってきます!

大震災のちょっと前に氷上穴釣りをやって以来、かれこれ3年、榛名湖のワカサギに会っていません。

不漁で検体が捕れなかったということもあったようです。

最近は検体が捕れるようになりましたがセシウムの残留濃度が規制値を上回ったり下回ったりの状態でした。

今季は卵の孵化器を導入してうまくいったのでワカサギはたくさんいるようで、9月1日に持ち帰り自粛を条件にワカサギ釣りが解禁しました。

 

10月12日、 ロマンス亭からボートで出船です。

明け方の榛名富士です。

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紅葉は始まったばかりです。

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6.3mの渓流竿で「ちょうちん釣り」のようで、これで仕掛けが全部水面から出ています。

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たまにダブルがありますが基本的にシブイです。

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渓流竿でのワカサギ釣りに飽きてきたので、紅葉の写真を撮りに湖の反対側まで行きました。

他の深場ポイントの様子も見たかったのでクリスティアCRⅡの出番です。

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穂先は26SSSを試してみました。

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しかし深場では魚影はあるのですが、アタリはでませんでした。

しばし紅葉の写真をお楽しみください。(まだちょっと早いですが・・・・)

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再び浅場に戻って30匹ほど追加、〆て50匹で終了でした。

サイズは5~6cmくらいの小型が主体でしたが、中にはこんな13.5cmみたいなのもいました。

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 みなさんこんにちは!関東エリアでは、続々と釣果情報があがってきていますが

東北エリアのワカサギ釣りファンの皆様は準備は進んでいますでしょうか?

解禁までの間は、僕のウンチクで我慢してくださいね。

ということで、前回の穂先に続きよく聞かれる「仕掛けの選び方って?どれを選べばいいの?」

そうなんです。これだけ色々と発売されているワカサギ仕掛け、

選ぶ基準や理論など10人いれば10通りの答えが帰ってくる世界なのです。

まずは、この仕掛けというもを部分的説明していきながら、どの状況に合うのか?選択するのか?

僕なりの方法をご説明していきます。

 僕がワカサギ釣りで一番重要視しているのが、この「仕掛け」です。竿先を選ぶよりも先に悩む

ことでもあります。

その「仕掛け」のなかでも重要な部分が「エダスの間隔」、つまり、針と針の間隔の長さ(広さ)

です。釣果を大きく左右するといっても大げさではない!と思ってます。

仕掛けの良し悪しでの釣果の差は、だれでも体感できるくらいハッキリと差が出ます。

 

◎ダイワ・クリスティア快適ワカサギSS仕掛け 設計図

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だいたい市販の仕掛けで採用されているエダス間隔は8cm~20cm以上で、等間隔もあれば

変則間隔もありと様々です。クリスティア快適ワカサギSSでも等間隔・変則間隔の両方が

ラインナップされていますが10cm~18cmで構成されていて、主に12cmと15cmを多用して

います。

では、間隔の長さのでどのような効果(結果)があるのか?

 

エダス間隔狭い(短い) → 長所 魚を呼び寄せる力が強い

                  短所 避けられてしまう

エダス間隔広い(長い) → 長所 避けにくくなる

                  短所 魚を呼び寄せる力が弱い 

 

仕掛けのエサは、誘いをすることで連動して同時に動きます。

上下に誘いをいれれば、エサは同時に上下に動くことになります。

これは、遠くからやってくるワカサギにはアピールできますが・・・・・・

逆に、近くに来たときは連動して動くことで、大きな物体にでも見えるのでしょうか?

エサ同士の間隔が狭いと仕掛けを避けられてしまいます。

よく、隣は入れ食い!自分はさっぱり?なんて場面ありませんでしょうか?

実は、水中の中ではこのような現象が起きているのではないかと思います。

つまり、その時のワカサギの状態に合ったエダス間隔にすればよく釣れるということになります。

  

僕が、エダス間隔の長さを選択している基準は・・・・・・・・

 

魚群の密度に合わせる!

 

つまり・・・・・

魚群の密度が濃い(狭い) → エダス間隔の狭い(短い)

魚群の密度が薄い(広い) → エダス間隔の広い(長い)

 

さらに説明すると・・・・・・

魚が小さい → 視野が狭い+テリトリー範囲が狭い = 魚群の密度が濃い(狭い)

魚が大きい → 視野が広い+テリトリー範囲が広い = 魚群の密度が薄い(広い)

 

というのを基本にしています。

 

しか~~~し!もっと魚群の密度に密接した要素があります!それは・・・・・・

 

外敵!

 

つまり、ワカサギを食べる魚(フィッシュイーター)の有無が、魚群の密度を濃くしたり

薄くしたり、魚群の規模を大きくしたり、小さくしたりしているのだと思われます。

代表的なワカサギを食べる魚は・・・・・・

ブラックバス・スモールマウスバス・イワナ・ヤマメ・サクラマス・ウグイ・ニゴイ など

特に、バスやトラウトはワカサギの魚群を取り囲みながら一緒に回遊しています。

時々群れからはぐれたワカサギに襲い掛かりながらお腹を満たしているようです。

僕は桧原湖へ春~秋まではバスフィッシング、秋~冬はワカサギ釣りと年中湖上に

浮いていますが、毎年ワカサギ釣りをしていてよく釣れる仕掛けの傾向が変わったり

同じ桧原湖でもエリアによってよく釣れる仕掛けが違っていたりと、いつも疑問に思って

いました。ですが、「外敵」の要素で当てはめていくことでつじつまが合うようになりました。

 

外敵の多い水深   浅場~12・13mあたり → 魚群の密度が濃い(狭い)

外敵の少ない水深  15m~深場       → 魚群の密度が薄い(広い)

 

水深が浅くても外敵が少なければ → 魚群の密度が薄い(広い)

更に食性の強い外敵(トラウト類) → 魚群の密度が濃い(狭い)

 

 

といった傾向があるようです。

まずは、皆さんも釣行の際は魚探の画像をよく観察してみてください。

 

◎参考魚探画像

画像 363.png

赤丸で囲っているのがバスの映像、ワカサギの群れを追いかけています。

200khz(左)のワカサギの密度はやや濃くなっている状態です。

※左200khz 指向角20°  右83khz 指向角120°

 

 

 

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こちらの魚探画像は、氷上の浅場です。水温が低い(3度台)ので外敵の活性が低い

のですが、魚のサイズが小さいため魚群は濃い状態です。

 

 

話を戻しますと・・・・・

 

仕掛けのエダス間隔   桧原湖の場合

5~10cm  狭い

10~15cm やや広め

15cm以上    広め

 

という感じで分類してみると状態が探りやすくなるかと思います。

 

屋形・ドームシーズンでは、12cm~18cm位のエダス間隔(メイン15cm)

氷上シーズンでは、10cm~15cm位のエダス間隔(メイン12cm)

 

これを基準にして色々探ってみると良いでしょう。

その際、左右の仕掛けを別々(広い・狭い)にして状況を見極めてから、良い方の仕掛けへ

シフトするのも一手でしょう。

1cmでも違うとガラッと変化することもありますので、みなさんも色々試してみてください。

 

 

 

 

 

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