2014-2015シーズン、私のワカサギ釣りが9月6日赤城大沼から始動しました。
天気が危ぶまれましたが、日ごろの心がけのせいか穏やかな朝になりました。
湖畔の土産物店「バンディ塩原」からボートを漕ぎだしました。最初にアンカリングしたポイントは「島裏」の西側水深9.3m、魚探には分厚い魚影が写っていました。
早速準備を始めましたが魚影の幅が3mくらいに広がることもあるのでまずは長竿で14本針のカラ針仕掛けを用意、エサは紅サシの半カットを1本おきに付けました。
この魚影の中に仕掛けを下すとすぐにアタリが出て、リールを巻くとずっしりとした重さが感じられました。
やがて水面にはジャンボサイズといえる11~13cmくらいの大型ワカサギの鈴なりが現れました。
水面で2、3匹が逃げていきましたが仕掛けには6匹が付いていました。
最初の1時間くらいで30匹ほどまとまったところでしょうか、群れの入り方が段々悪くなってきました。
さらに魚影が薄くなってきていよいよ1匹づつ丹念に釣る状況に変わりつつあったので、短竿に切り替えることにしました。
クリスティアワカサギのニューモデル「CR PT」2台を用意しました。オモリは水深と魚体の大きさから7.5グラムという重たいオモリ、そしてそのオモリに合わせた固めの穂先26Mと26H、仕掛けは2.5号の10本針と6本針(いずれも袖のキープ)を使いました。こちらもエサは紅サシの半カットを付けました。
それから6時間ほどは我慢の釣りになりました。
丹念に誘い、1匹づつ釣って数を伸ばしていきました。薄くても魚影が入ってくれば時々一荷もありました。
2台のCRはこれだけ離しても、掛かったワカサギが泳ぎ回ってオマツリするほどでした。
こんな群れが入った時に一生懸命誘ってやっと釣れる程度の渋さなのですが、釣れれば強い引きで縦横無尽に泳ぎ回って上がってくるので大いに楽しませてもらいました。
このようなタナが底だけの時は良いのですが、ベタ底はハヤ、モロコ、オイカワなどの外道が多いので50cmほど底を切ったり、魚影が浮いた時にタナを合わせたりするときは「CR PT」の「棚停止」機能は実に便利でした。
午後3時ごろには納竿しました。釣れるワカサギは殆どが11~13cmの良型ですが、全体の1割程度の当歳魚らしき6~7cmのサイズが混じりました。
釣果は108匹と大した数ではありませんでしたが、重量感はたっぷりでした。残留放射線濃度の関係で食べることはできませんが、この大型ワカサギ、釣り味は最高でした。