例年より解禁が大幅に遅れた赤城大沼、終了も解禁限度の3月末まで持つかどうか分からない状況で、私は3月12日(土)を今季の氷上ワカサギ釣りの最終日と決めて釣行しました。
予報では晴れだったのだけれども家をでた時から霙模様、赤城へ上る道は5合目から雪道になっていました。
山頂付近、道路の温度計はマイナス7℃、三月中旬、もう春だというのに・・・・・
今回のポイントは「深んど」の大石寄り、常連の仲間についていきました。水深は「深んど」の中心部よりは若干浅いポイントでした。
産卵に向けて少しずつ浅い方へ移動しているようです。
電動リールや穂先は来季に向けたテストバージョンを使用、仕掛けは赤城用に自作した全長3㍍のものを使用しました。
魚影はあるのですが、なかなか食ってくれません。もっともこの時期の赤城ではこれが当たり前のことです。赤城の常連さんたちの中にはこんな状況でも1束を超える人がいます。
この激渋の状況でワカサギを多く釣ることに喜びを感じる釣り人が多くいるのも赤城の特徴と言えます。
今でも10~12㌢の越年魚が多くいますが、解禁当初に比べると6~8㌢の当歳魚の割合が増えてきたように感じます。この写真のように6㌢の個体も見られるようになりました。
深んどには私たちの仲間を中心にコロニーが形成されていました。赤城では強風に耐えられる「カタツムリテント」が多く使われています。
寒の戻りで雪化粧した山の風景にカラフルなテントが綺麗に映えます。
昼ご飯は温かい「中華丼」と「抱卵ワカサギの白焼き」です。
気温が低く、寒かったのと釣果がこれ以上期待できなかったので終了時間を待たずに午後2時半ごろには納竿しました。
釣果は37匹でしたが、うち大き目の5匹はお昼に焼いて食べちゃいました。
まだ冬景色のなか帰途につきました。 これで今季の私の氷上ワカサギ釣りは終了しました。