私の2016-17シーズン初ワカは榛名湖からスタートしました。
榛名湖へ上る途中の展望スペースから見た朝日に気持ちが昂ります。
ボート桟橋では越年魚と思われるサイズのワカサギの群れが見られました。
午前6時になると一斉にスタートしていきました。
狙ったポイントは「ゆうすげ前」、解禁情報から「沼の原」の浅場で藻の上を長竿で釣るのが良いのは分かっていたのですが、できれば深いところで底釣りをしたかったので、試し釣りで良かったという「ゆうすげ前」に狙いを定めました。
魚探でポイントを探していると、突然すごい魚影が現れたので慌ててアンカーを下ろして投入の準備を始めました。
この魚影を見て2㍍のワカサギ竿2本に各々手巻きリール、ティンセル付2号14本針の空針仕掛けを投入しましたがこれが大失敗でした。
ごく短時間でしたが、仕掛けを下ろせばすぐにアタリがでる状況が続きました。ところがちょっと置き竿にするとバスのアタリがでて、仕掛けを何回か切られてしまいました。針数を減らして1本竿で対応すべきでした。
周りのボートからも歓声が上がっています。
時としてこんなこともありました。
しかしバスアタックが遠のくとともにワカサギのアタリも遠のきはじめました。これからしばらくは短竿の「CR PT」に「快適ワカサギマルチ7本針2号」エサは白サシ半カットの1本竿で対応しました。
しかしそれも長続きせず、ついに全くアタリがでなくなってしまいました。この時点でのワカサギの数は僅か60匹程度でした。
そこでしびれを切らして水深2㍍ほどの岸よりの浅場に移動し、藻の上を5.4㍍の渓流竿の延べ竿で釣る方式に切り替えました。
この釣りはバスから逃れるためでしょうか、浅場に生えている藻の中に隠れているワカサギを釣るのですが、浅場なのでボートの近くにはワカサギが寄ってこないので、長い竿で釣るものなのです。
これもアタリはたまにしかなかったのですが、藻が見える深さでワカサギが掛かると水中でキラキラ光ったり、アタリが渓流竿を通して手感で分かったり、ワカサギが横に走ったり、結構面白い釣り方でした。
午後3時には納竿しましたが、いろんな釣り方を楽しんだ結果は119匹でした。
桟橋への帰り際、カッターを漕ぐ子供達のかけ声が湖上にすがすがしく響き渡っていました。