ようやく桧原湖の水温も例年並みに下がりつつあり、この時期恒例の南部エリアのX dayが始まりそうな気配が漂ってきました。
ゴールドハウス目黒さんでは連日好釣果が続いており、そろそろX day到来か!?と感じましたので、前々から予定していた12月28日にお邪魔してきました。
例年と比べ、まだ雪は少ないものの、ようやく冬らしい景色になってきました。
当日はホテル前の小屋に入りました。
小屋には白幡さんや君島さんなどの目黒名人衆や、竿頭常連の皆さま、そして普段は関東で腕を磨かれている小野さんなど、精鋭が勢揃いです。
小屋にはいると白幡さんの左隣が空いていたので、せっかくなので、隣に入らせてもらい、魚探をセットすると・・・
おやおや?これは狙い通りX dayなのでは!?とにやけてしまうような魚影。
早速、タックルをセットしました。
リール:クリスティアAIR2丁
穂先:クリスティア LTD速攻 AGS290 SSS
仕掛け:速攻ショート7本針0.5号、定番ナイロン6本0.5号
オモリ:TGシンカーR 6g
エサ:紅サシ、白サシ
その他:DーMAX下針(赤留金針)、延長キット8cm
手返しよく、そして入れ食いから食い渋りまで幅広く対応できることから、この日の穂先は迷うことなる「速攻290SSS」にしました。
また、仕掛けは当歳魚に効果抜群な「速攻ショート」と高活性時の多点掛け、そして低活性時にはある程度の拾い釣りができる「定番ナイロン」を選びました。
タックルをセッティングし、早速仕掛けを投入するも、素直には当たりません。
前回(12月13日) に目黒さんにお邪魔した際には、仕掛けを震わせるような誘い(オモリをあまり大きく動かさないことを意識した誘い)が効果的であったことを思い出し、今回もそのような誘いを入れてみると・・・
やっぱり効果あり!
ダブルやトリプルなどの多点掛けはほとんどありませんが、テンポよく釣り上げていきます。
魚影もこのようにどんどん濃くなり、目黒さんで何度も10束達成している白幡さんも「この魚影なら10束狙えるね!」と太鼓判をいただけるほどの状況。
二人揃って「お盆」を持つ気満々でした。
(※目黒さんでは10束達成すると釣果写真撮影の際に、お盆にワカサギを乗せます)
時には3mまで魚影がびっしりとなることも。
とはいえ、中層の魚はほとんど釣れず、ボトムメインの釣りでした。
時速150匹ペースで釣れ続け、11時の時点で600匹。
これなら10束は確実・・・と思ったのも束の間、魚影はさほど変わらないものの、突如として食いが悪くなります・・・。
そして、外道の回遊も活発に・・・
外道に追われたりして、このようにワカサギが抜けてしまうこともありました。
14時の時点で850匹とかなり怪しい展開になってしまいましたが、とにかく丁寧に釣るしかないと考え、オモリを3g&仕掛けを速攻赤留7本針0.5号にチェンジし、中層回遊の当歳魚を狙ってみることに。
結果的にはこれが良かったのか、多少ペースアップができ最終釣果は1,017匹と、3シーズン連続で桧原湖で10束を達成することができました!
※写真はゴールドハウス目黒さんのブログからお借りしました。
ところで、今シーズン発売した穂先「クリスティアLTD AGS 速攻290 SSS」は、繊細なティップでアタリが取りやすくなっているだけでなく、バットが絶妙な硬さになっていることから、ショートストロークでのアワセを可能にすつともに、巻き上げ時や多点掛けを狙う際には、ワカサギが暴れるのを受け止めるクッション性も併せ持っています。
特に、短時間で効率的に釣果を上げることが求められるワカサギトーナメント(大会)や今回のようなタイムロスなく釣り続けることで釣果を伸ばす必要がある場面に、ぴったりの穂先に仕上がっています。
これからのシーズンは強い味方になるであろう穂先ですので、ぜひみなさん、お手に取ってみてはいかがでしょうか?
ご一緒した皆さん、お世話になったゴールドハウス目黒さん、ありがとうございました〜!
読者の皆さまにおかれましては、よいお年をお迎えくださいませ。