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2021年 DAIWA投げタックル新製品紹介 

前回の「投魂物語」に続き、2021年春発売の新製品を商品毎にご紹介します。

今回はロッドの新製品 『トーナメントサーフT・R 25号(追加)』 を渡部裕司フィールドテスターよりご紹介して頂きます!

渡部さんカワハギa .jpg

トーナメントサーフT・R 25

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2021年 新『トーナメントサーフT・R』シリーズに25号が追加されました。4代目赤竿25号と呼ばせていただきますが、一言で言って「しなやかで粘り強い!!」がピッタリの竿に仕上がっています。

近年、投げ釣りも対象魚の多様化が進み、ライトタックルを好むアングラーが増えてきています。昨年27号~35号が発売された時点で、既に25号ファンの方からは「来年は25号是非作ってください!」と言われるぐらい年々人気が出てきているアイテムです。

写真②.png

4代目赤竿の説明は発売時にもさせていただきましたが、2代目の良いところと、3代目の良いところを取り入れ、更にVジョイントαが搭載されたことで強いながらもしなやかに仕上がっていることです。もともと赤竿自体67割の力で理想の曲がりとパワーを最大限に発揮するコンセプトで作られてきた歴史がありますが、今回もその良い部分が際立っています。わかりやすく言うと、体力のない方でも安定した飛距離を実現でき、パワーのある方はVジョイントαが効いて、更に遠くへ飛ばせる感じです。また、柔らかい号数だからこそ、小細工が効かない繊細なしなやかさのメリットを感じてもらえると思います。

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私の場合は、3本並べて釣る置き竿スタイルでの大ギス狙いや、河口のクロダイ、キチヌ(キビレ)、小アジや活餌を使ったノマセ釣りなどに是非使いたいと思います。

また、1本竿の場合だと、砂浜や波止でのキスの引き釣りはもちろん、カワハギ釣りにも活躍してくれます。

とにかく、2021年の目標はトーナメントサーフT・R25号とパワーサーフSS QDをセットし、30㎝のシロギス!30㎝のカワハギ!を狙ってみたいと思います。

皆様も是非ご自身のフィールドにあった使い方で楽しんでください。

トーナメントサーフT・Rの商品ページはこちら

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前回の「投魂物語」に続き、2021年春発売の新製品を商品毎にご紹介します。

今回はリールの新製品『21サーフベーシア45』です。

リール 『21サーフベーシア45』 4月発売予定

写真①32アイテム並び画像.JPG

ベーシア史上最高の巻上げ感とキャスティング性能を追求した新型ベーシアが4月に登場します。

19トーナメントサーフ45』と同形状のボディとローターを採用し、フラッグシップに迫る回転性能を実現させています。

ZAIONボディとタフデジギアの絶妙なバランスによる滑らかな巻上げとマグシールドによる回転耐久性を実現。回転の滑らかさ、巻き心地が従来のベーシアより大きく進化し、リールサビキや多点掛け時の巻上げ感がレベルアップしています。ギア比はパワフルさと巻き易さを追求した汎用性のある4.1を採用。

写真②ベーシア全体① .jpg

スプールにはテーパー角2°の大口径LC(ロングキャスト)スプールを採用。テーパー角が小さいため、キャスト時のライントラブルの発生を削減でき、爽快なキャスティングが体感できます。また、スプールの口径が大きいので、ハンドル1回転あたりの巻上げ長も増え(19トーナメントサーフ45と比較して約7cmプラス)仕掛け回収もスピーディーにできます。

写真③ベースアスプールアップ 横から .jpg

写真④各スプール.pngスペック完成 .JPG

アイテムについて

アイテムはノンドラグ(ドラグ無し)の06PEと15PE、クイックドラグ(QD)の3アイテム。

06PEはPEライン0.6-250m、0.8-200mの巻糸量で、遠投でのシロギス釣りを意識した細糸PEライン対応のスプールを装着。

15PEはPEライン1.5-250m、2-200mの巻糸量で、カレイなどの置き竿の釣りやシロギス釣りで流れ藻などが漂う状況や根が多い場所での太糸使用に対応するスプールを装着。

06PEと15PEの違いは、スプールの巻糸量が違うだけで、他は同じ仕様になります。

クイックドラグ(QD)はナイロン5-200m、PEライン3-250mの巻糸量で、カレイ・マダイ・大キスなどの置き竿での釣りに対応するスプールを装着。

(クイックドラグ(QD)はドラグを「締める」⇔「緩める」をドラグノブ半回転で素早く調整でき、ドラグを緩めておけば、置き竿時に魚が突っ込んだ時に、タックルが海中に持っていかれることを削減できるドラグです)

写真⑤QD3本置き竿.jpg

前モデル「14サーフベーシア45」との違い

14サーフベーシア45」との違いは・・

  • スプールのLC(ロングキャスト)スプール化
  • ボディ形状と素材の変更(素材はエアメタル→ZAION)
  • 06PEと15PEの実用耐力アップ(8Kg15Kg、素材の見直しによりアップ)
  • 糸落ち防止機構の形状変更(19トーナメントサーフ45と同形状)
  • 新形状ハンドルアーム(19トーナメントサーフ45と同形状)

などで、上位機種「19トーナメントサーフ45」に迫る性能を実現しています。

写真⑥新旧SPL .JPG

※「14サーフベーシア45」との新旧スプール比較、左側:15PE、右側:QD。エッジ部分が大きく変更されている。

長年継続しているスプール互換性を継続

歴代の45mmストロークスプール(トーナメント・ベーシア)との互換性があります。

2007年以前に発売していたものについては、一部で制約があるものがあります)

21サーフベーシア45」においても、その互換性を継続していますので、歴代スプールの使用が可能です。

写真⑦歴代スプール.jpg

※前列左から、Z45T・Z45T-PE・Z45Ⅱ・Z45C2°テーパー(別売パーツ)・Z45C                後列左から19Tサーフ45・16Tサーフ45・13Tサーフ45・08Tサーフ45(2°スプール)            

メンテナンスについて

砂浜で釣りをした後は、リールに砂が付いていることがありますが、そのような時は、水道水で砂を洗い流し(ハンドルは回転させない)、乾いたタオルで拭き取り、陰干しすればOKです。

ハンドルノブ交換可能

ハンドルノブ(握り部分)をお好みの形状のもの(Sサイズ)に交換することも可能です。

ノブ付属の工具でキャップを外してからスクリューを外して交換します。その際、スクリューが固くなっていますので、ドライバーをスクリューにしっかり押し込みながら緩めることがコツです。

ハンドルノブの商品紹介はこちら

7年振りのフルモデルチェンジで大きく進化したNEW「サーフベーシア」、20214月に発売致します。 是非、店頭でご確認ください!

写真⑧ベーシア全体 海バック .jpg写真⑨ベーシアスプールアップ上から .jpg 

ホームページでの商品紹介ページはこちら

前回の「投魂物語」に続き、2021年春発売の新製品を商品毎にご紹介します。

今回は並継投竿の新製品『プライムキャスター・N』です。

『プライムキャスター・N』 4月発売予定

①全体画像  .jpg

安定した飛距離を狙え、投げ易く癖のない調子設定と操作性をアイテム毎に追求した『プライムキャスター』が大幅にグレードアップして4月にフルモデルチェンジします。

ブランクスは高強度化・軽量化を可能にする「HVFナノプラス」にネジレを抑え、キャスティング時の方向性を安定させる「X45」、継ぎ目のスムーズな曲がりを実現する「V-ジョイント」を搭載し、シャープに振れることを追求。

また、上位機種譲りの一体式センサータッチグリップをこのクラスでは初搭載。握り方を選ばず、高いグリップ性能を実現しました。

②22X45グリップナノプラス.JPG

ガイド設定も一から見直し、元ガイドにはMNガイド(ステン)を逆付けし、それ以外は軽量なチタンフレームのKWガイドを採用することで、ライントラブルの軽減とガイドの軽量化でシャープな振り抜けが体感できます。

③プライム元ガイドアップ .jpg

ブランクスカラーはシルバーベースで太陽光に当たると、うっすらと赤みがかるこだわりの仕様。

④プライムネームアップ .jpg

ラインナップは今回初めて仲間入りした柔らかめの23号、扱いやすい25号、本格的な遠投に最適な27号~33号、長さ設定もスタンダードな405だけでなく、操作性重視の27-385、長仕掛けや置き竿にも対応する27-42530-425を加え、あらゆる投げの対象魚・エリアに対応するラインナップを揃えました。

スペック表FIX .JPG

『プライムキャスター・N』の商品化に向けて、多くの試作サンプルを作成してテストを重ねました。ご協力頂きました川口・吉野 両モニターのコメントです。               

~はじめに~

プライムキャスターと言えば、マイルドな投げ心地で扱い易く、投げ釣りの愉しさを凝縮したロッドです。価格帯としてはエントリーモデルであるものの、高密度HVFナノプラス、X45Vージョイント等、上位モデルに迫る充実の装備をしているので、投げ釣り初心者から上級キャスターまで満足できるロッドです。

~前モデルと比べて~

そんなプライムキャスターですが、実は今回新しくモデルチェンジするという事で、NEWロッドのテストに参加させて頂きました。外観として大きく変わった所はバットガイドを従来のKWからスーパーオーシャン30mm(PMNSG-30)逆付けに変更。

また号数毎に様々な調子の節を組み合わせ、投げた時の曲がり、反発、減衰性、実釣時の感度等の検証を行い、前モデルより更に扱い易さを追求し、前述のガイドの変更等も行いトラブルの軽減もはかりました。

~号数毎の特性と使い方~

23号~27号・・・プライムキャスターは全体的に粘りのあるマイルドな投げ心地のブランクですが、2327号は#3#2に張りを持たせて、#1を少し柔らか目に設定することで感度と近距離の投擲時のコントロール性とシャープさを求めました。

近距離での釣りで使うと面白いロッドです。

また27-385という、やや短いレングスのロッドもラインナップされており、扱い易く、岸壁や漁港等の限られたスペースで釣りをする際にも最適です。

30号・・・投げやすさを追求し#2をマイルドに仕上げて、タメを効かせやすく扱い易さを重視しました。しかし遠投時は#3を固めに設定しているのでしっかりと反発してくれます。また汎用性が高く遠投、近投の広範囲をカバーできるロッドです。

33号・・・『プライムキャスター・N』のラインナップでは最も硬い号数になりますが「投げ易さ」と「曲がり易さ」を意識しました。

投げた際に①しっかる曲がること②ロッドの乱れ(バンピング)をいち早く収束できること③バランス良く仕上げ、感度も上昇させること これらを意識して微調整を繰り返し、バランスのとれたロッドに作りこみました。

本格的な並継投竿の中でも、比較的購入し易い価格帯に位置するNEW『プライムキャスター・N』 振出投竿からのステップアップや近距離用ロッド等、使う目的により選択し易いアイテムを揃えました。メインとしても、特定用途用のサブロッドとしても活躍してくれると思います。 是非、一度手に取ってみてください!

ホームページでの商品紹介ページはこちら

⑤最後に PRIME CASTER.jpg

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