9月に入り、関東エリアを中心にワカサギ釣りが続々と解禁となっていますね。

今年の山中湖は例年より約2週間遅れての解禁となりましたが、小型ワカサギ主体の昨シーズンのとは異なり、良型のワカサギ(7~8㎝)主体で各船宿ともに安定した釣果が出ているようですね。

ということで、まだまだ夏の釣り物も楽しい時期ではありますが、気が付いたら、山中湖の湖畔にいました笑

20210919yamanaka.jpg

今回は旭日丘エリアの旭日丘観光(通称アサカン)さんにお邪魔し、2号船(大きいほうの船)に乗船してきました。

20210919yamanaka2.jpg

この時期の秋口の山中湖と言えば、植物系のプランクトンを捕食しながら中層を回遊する群れが特徴であるため、マイ魚探とクリスティアシリーズに搭載されている棚停止機能は欠かせません!

また、この捕食しているプランクトンは緑色をしており、今シーズン発売した夜光留が効果大となることを期待し、タックルをセッティング。

20210919yamanaka3.jpg

本日のタックルは以下のとおり。

リール:クリスティアCRT R+(外部電源ユニット装着)

穂先:クリスティアLTD AGS 速攻310 SSS

仕掛け:速攻夜光留6本0.5号、速攻赤留7本1号

オモリ:TGシンカー DR-R7g

エサ:ベニサシ、白サシ

20210919yamanaka3-1.jpg

今シーズン新発売のLTD AGS 速攻310 SSSは、従来のサクサスガイドよりもより高足にしたHiガイドを搭載しています。そのため、ティップを下に垂らすタイプの穂先では、下の写真のようにガイドの一方向に道糸の負荷をかけることができ、ワカサギの小さな捕食もしっかりとアタリを出すことができます!

20210919yamanaka4.jpg

さて、ポイントに到着して、魚探の電源を入れてみると・・・

やはり、底ベタではなく浮いたワカサギが中心となっています。

この浮いた群れを如何に散らさず、手返し良く釣るのかが釣果を伸ばすキーポイントになります!

群れの中にオモリを落とすと、その瞬間にワカサギが散ることも多いため、クリスティアCRT R+、αシリーズに搭載された「だんだん棚停止」を活用することで、群れを散らさずに手返しよく釣ることができました。

20210919yamanaka5.jpg

朝は天気も曇っており、ドーム船の下に頻繁に群れが入ってきていましたが、10時ごろから晴天になると・・・

20210919yamanaka6.jpg

こんな感じで、ボトム付近に少し魚影がある程度に・・・。

20210919yamanaka8.jpg

そこで、穂先をクリスティアHG TYPE K FA SSSSに変更し、細かな誘いで1匹を掛けに行く釣りに。

(写真は7gを背負わせていますが、バットの張りがあるため、問題なくアタリも出せました!)

20210919yamanaka7.jpg

小さなアタリを拾い、1匹づつ丁寧に釣っていくと・・・

たまにこんなゲストも釣れます。

高水温期の定番ゲスト、モロコ。

この魚、アタリはもぞもぞっと小さく出るので、氷上期のワカサギ釣りを思い出します。

20210919yamanaka9.jpg

時折、宙層に分厚い群れが入ることがあるものの、仕掛けを1回通すといなくなるという、まさに秋の典型的なパターンでしたが・・・なんとか229匹釣り上げることができました~!

20210919yamanaka10.jpg

今回は夜光留、赤留、金針(キープ)と3種類の金針シリーズを使ってみましたが、宙層の群れが入った時の多点掛け率では圧倒的に夜光留が強かったです。

これは、先述したように、宙層の群れが植物系のプランクトンを捕食しており、まさにマッチザベイトになるのが夜光留であると考えられます!

水温が低下するまでは、宙層の群れを如何にて効率良く釣り上げるかが釣果を伸ばすカギとなりますので、夜光留を活用してみてはいかがでしょうか!?

特に、宙層攻略では13㎝等間隔になっている夜光留6本がおすすめですよ~!

また、今シーズンは良型のワカサギ主体となっているので、オモリは7g以上の重めがいいかもしれません。

旭日丘観光さん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました~!

地元群馬県の榛名湖ワカサギボート釣りが9月1日から解禁しています。

シルバーウィークと言われる9月後半の3連休、18日は台風の影響で延期しましたが、翌19日に釣行してきました。

前半は湖一周するも良いポイントに恵まれず、あきらめかけた後半は入れパクのポイントが見つかり短いながらも楽しい時間を過ごすことができました。

榛名山に上る途中のいつもの見晴台でご来光に本日の好釣を祈願しました。

210919榛名湖ワカサギwsz1.JPG

湖畔ではコスモスが咲き誇り、夏から秋への季節替わりの気配を感じさせます。

210919榛名湖ワカサギwsz3.JPG

210919榛名湖ワカサギwsz2.JPG

漕ぎ出す頃には朝日が昇っていました。

210919榛名湖ワカサギwsz4.JPG

大型の白鳥の遊覧ボートはコロナの影響でしばらくお休みのようです。この船が回りだすとワカサギが釣れるという個人的なジンクスがあるので残念ですが・・・・

210919榛名湖ワカサギwsz5.JPG

ロマンス亭の桟橋から出てホテル前で魚影を確認しても芳しくなく、カッター前で始めて仕掛けを下ろしましたが、穂先を揺らしたのはコイツでした。

210919榛名湖ワカサギwsz6.JPG

ゆうすげからヒトモッコへ向かう途中で竿をだしましたが、ここで初めてワカサギの顔が見られました。

210919榛名湖ワカサギwsz7.JPG

その後ヒトモッコ、沼の原とポイントを探って所々竿をだしましたが思うように釣れず、午前中には僅か10匹程度の釣果しかありませんでした。

ここで最後のひと踏ん張りとばかりに今度は湖を横に突っ切ってホテル前を目指しました。

白樺亭の女将に聞いた昨日の情報、「ホテル前、水深6㍍、タナ3㍍」を思い出してこのタナに合わせて再開しました。

これが大アタリ、魚影は殆どでていないのにアタリが多くでました。最初からここでやれば良かったなと大反省でした。210919榛名湖ワカサギwsz8.JPG

榛名湖のワカサギ釣りはかれこれ30年ほどになりますが昔は色付き針のカラバリでの長竿で沢山釣っていたことを思い出しました。

単竿の電動リールの今では釣りスタイルが大きく変わってしまいましたが、当時とワカサギの環境が大きく変わっているわけではないだろうと思い、仕掛けは「ケイムラカラー針、誘惑色攻め、0.5号7本針」を使いました。

2本竿の片方は所々白サシの1/3残しカット、もう一本はエサを付けないカラバリで対応しました。

釣れ始めたのは午後1時を回ってからでした。エサを付けた竿と付けない方の竿のアタリの出方は全く変わらず、それからは両方ともカラバリにして実に楽しい時間を過ごしました。

2本の竿はともにだんだん棚停止の設定デフォルト、タナは水深5㍍で底の藻の上、2.5㍍(仕掛けの上で)にしました。その棚で名人誘いP3、止め時間設定はデフォルト、巻き上げスピードHで続けました。

たいていはどちらかの竿にアタリがでていてそれを取り込んでいるあいだは一本の竿は名人誘いをやっているのでその間にアタリがでるといった状態でした。両手が空いている時は2本の竿を手持ちで名人誘いと自分誘いのブレンドでランダムな誘いを続けました。

CRT Rの外部電源、可変アダプターのAIR、穂先のHG TYPE C SS 39cm LTD AGS誘惑370 は名人誘いのモーター巻き上げによる手感度とワカサギのアタリによる手感度の明確な違いを手に伝えてくれました。

掛かるワカサギは単発もありましたが、一荷や3点掛け、4点掛けまでありました。

210919榛名湖ワカサギwsz10.JPG

210919榛名湖ワカサギwsz11.JPG

210919榛名湖ワカサギwsz12.JPG

たまにこんなのも掛かりましたが・・・

210919榛名湖ワカサギwsz13.JPG

210919榛名湖ワカサギwsz14.JPG

210919榛名湖ワカサギwsz15.JPG

ホテル前から桟橋の方向はボートで密(?)になっていました。

210919榛名湖ワカサギwsz17.JPG

210919榛名湖ワカサギwsz18.JPG

午後1時すぎまでの釣果は10匹だったのに、それから3時すぎまでの2時間で最終釣果は175匹までいきました。単純に時速80匹を超える計算になります。しかもその間バスアタックを2回受けてそのたびにポイントを休ませるために5分程度両仕掛けをあげていました。

朝は魚影がほとんどなかったのでスルーしましたが、白樺亭の女将の言うことを聞いて最初からこのポイントに入っていれば良かったですね。

本日のタックル

電動リール : CRT R α / +(外部電源追加)

可変アダプター  :  AIR

穂先  :  HG TYPE C SS 39cm  / LTD AGS 誘惑 370

ハリハズシ : 快適ハリハズシ(3角バー)

仕掛け(両方)  : ケイムラ誘惑色攻 0.5号 7本針

オモリ(両方)  : タングステンオモリ ドロップ型 4グラム

クリスティアHG TYPE K FAシリーズに2021年追加モデルが新登場です!

HG TYPE K FA 32.5 SSSS(4S) ※エフエー・フォーエスと呼んでください。

電動二丁スタイルで使える先調子系で、桧原湖、岩洞湖、野尻湖での

激渋時や低水温の氷上釣り、当歳魚のような超極小ワカサギを

攻略できるように設定したモデルです。

P9021848.JPG

P9021849.JPG

FAシリーズは、僕の理想とする先調子(ファーストアクション)

を再現した穂先で、先端から徐々に曲がる可変アクションに

なっております。

昨シーズンリリースしたモデル

TYPE K FA 32.5 SS 

TYPE K FA 32.5 SSS

は、屋形・ドーム・ボートの釣りで

中型~大型ワカサギを得意としている穂先でしたが

今回の

TYPE K FA 32.5 SSSS (4S)は

氷上釣り、激渋の屋形・ドームの釣りを攻略できる

超小型~中型ワカサギを得意とする穂先に仕上げました。

P8261828.JPG

ファーストアクションでありながら

繊細なトップと頑丈なベリーからバット部の構成は

誘いのアクションも容易で、アワセも楽に決まる

とても扱い易い竿になりました。

特に、極小ワカサギや当歳ワカサギのような

ピリピリした細かいアタリもしっかり目で確認できるほどの

しなやかなトップはシリーズ中で最も高感度です。

調子は7:3~6:4へ移行するアクション

誘い・アワセでは7:3

巻き上げでは6:4へと変化します。

巻き上げ取り込みでもクッションがしっかり利いて

バラシが少ないのも特徴です。

P8261830.JPG

オモリ負荷は、0.5g~5g

ベストなオモリ負荷は

氷上釣り1.5~3.0g

屋形・ドームでは3g~5g

フカセ釣りではガン玉0.5g

ですが、今年の春~夏の屋形、ボート釣りで試したところ

10gまで十分に対応できました。

PA211528kkkhhoo.jpg

そして、FAシリーズの特徴の「穂先の戻りが速い」性質により

常に上の方のラインテンションが保てるので

上あごへの針掛かりがキープできます。

P9021864bbb.jpg

つまり、FAシリーズのようなカーブゾーンの小さいタイプは

可動部分の重量が少なくなるので竿の戻り(復元)が速くなります。

速くなれば、下のオモリに引っ張られることが無くなるので

上あごから針が外れにくくなります。なので、

遅アワセでも乗せやすくなり、多点掛けの確率もグンと上がります。

アタリの取りこぼしが少ない!

アワセのミスが少ない!

これらのことがしっかり体感できるかと思います。

胴調子が苦手な方や先調子で当歳魚を狙いたい方には

ぴったりなモデルですので手に取って確かめてくださいね!

44  45  46  47  48  49  50  51  52  53  54