地元赤城大沼のボートワカサギ、21-22シーズン2回目の釣行してきました。
解禁以来ずっと雨模様の日々が続いていましたがこの日も出だしは小雨模様、ワカサギの食いはまずまずでしたが雨が上がると食いが悪くなりました。
しかし新機能の「だんだん棚停止」の効果なども確認できたし、釣果も赤城では及第点の1束超えも達成できたし、収穫の多い釣行でした。
ボート店のバンディ塩原は店内飲食一切禁止等万全の感染対策をして細々と営業していました。
私は30年近く赤城でワカサギ釣りしていますが、9月の解禁当初の仕掛けは昔は色付き針のカラ針が一番釣れました。最近はティンセル付きの擬餌針が一番食いが良い傾向にあり、水温が下がるにつれてエサを付けた方が良くなる状況でした。
この仕掛けは赤城特有の効果を発効すると思われ、他の釣り場では私の知る限りワカサギではあまり聞いたことがありません。クリスティアの仕掛けではケイムラ金針の「速攻」や「赤留」などが近い傾向にあります。
当日釣ったポイントは大洞側の桟橋から手漕ぎボートで漕ぎ出して、途中魚影を見ながら馬の背、学校前を素通り、青木旅館の手前まで約1キロ、少し魚影のあるところでアンカーを下ろしました。
小雨がパラつく間はポツポツ釣れて漕ぎ出しから2時間で60匹程度釣ることができました。
雨が上がって食いが極端に悪くなったのでポイント移動、ギャンブルで誰もやっていないキャンプ場まで500メートルほど漕いでいきました。
これが意外に当たり、周りに一艘も居ないポイントで50匹ほど追加できました。
釣れるワカサギは大きな越年魚10~13センチと小さな当歳魚5~7センチが半々くらいでした。
昼過ぎになると青空が見えてきて全く群れが入らなくなりました。
それからは来た復路の1.5キロをポイントを探しながら拾い釣りして午後2時ごろには納竿しました。
往復約3キロのボート漕ぎ、重たいアンカーの上げ下ろし6,7回、良い運動になりました。
この時期の赤城の釣り方で特徴的なのは、2本竿をやる時はデカサギが多いので掛かったワカサギが食い上げたり、横に泳ぎ回って仕掛けトラブルになりなりやすいので、オモリを重くする、竿同士の間隔を広げるなどの対策が必要になります。
また当日は殆どの時間、「名人誘い」のP3モードと「だんだん棚停止」のデフォルトモードで釣りましたが、大きな群れが来たときは棚停止の前からアタリが出て2本とも多点掛けになる時もありました。
そんな時ほど仕掛けトラブルになることも多いので名人誘いでも手持ちで定型的な誘いにランダムな「自分誘い」をブレンドすることは効果があります。またそれによってアタリが出たときはモーターによる手感度以外にアタリによる手感度を感じ取って素早く巻き上げる方が仕掛けトラブルを回避しやすい効果もあります。