大震災のちょっと前に氷上穴釣りをやって以来、かれこれ3年、榛名湖のワカサギに会っていません。

不漁で検体が捕れなかったということもあったようです。

最近は検体が捕れるようになりましたがセシウムの残留濃度が規制値を上回ったり下回ったりの状態でした。

今季は卵の孵化器を導入してうまくいったのでワカサギはたくさんいるようで、9月1日に持ち帰り自粛を条件にワカサギ釣りが解禁しました。

 

10月12日、 ロマンス亭からボートで出船です。

明け方の榛名富士です。

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紅葉は始まったばかりです。

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6.3mの渓流竿で「ちょうちん釣り」のようで、これで仕掛けが全部水面から出ています。

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たまにダブルがありますが基本的にシブイです。

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渓流竿でのワカサギ釣りに飽きてきたので、紅葉の写真を撮りに湖の反対側まで行きました。

他の深場ポイントの様子も見たかったのでクリスティアCRⅡの出番です。

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穂先は26SSSを試してみました。

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しかし深場では魚影はあるのですが、アタリはでませんでした。

しばし紅葉の写真をお楽しみください。(まだちょっと早いですが・・・・)

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再び浅場に戻って30匹ほど追加、〆て50匹で終了でした。

サイズは5~6cmくらいの小型が主体でしたが、中にはこんな13.5cmみたいなのもいました。

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 みなさんこんにちは!関東エリアでは、続々と釣果情報があがってきていますが

東北エリアのワカサギ釣りファンの皆様は準備は進んでいますでしょうか?

解禁までの間は、僕のウンチクで我慢してくださいね。

ということで、前回の穂先に続きよく聞かれる「仕掛けの選び方って?どれを選べばいいの?」

そうなんです。これだけ色々と発売されているワカサギ仕掛け、

選ぶ基準や理論など10人いれば10通りの答えが帰ってくる世界なのです。

まずは、この仕掛けというもを部分的説明していきながら、どの状況に合うのか?選択するのか?

僕なりの方法をご説明していきます。

 僕がワカサギ釣りで一番重要視しているのが、この「仕掛け」です。竿先を選ぶよりも先に悩む

ことでもあります。

その「仕掛け」のなかでも重要な部分が「エダスの間隔」、つまり、針と針の間隔の長さ(広さ)

です。釣果を大きく左右するといっても大げさではない!と思ってます。

仕掛けの良し悪しでの釣果の差は、だれでも体感できるくらいハッキリと差が出ます。

 

◎ダイワ・クリスティア快適ワカサギSS仕掛け 設計図

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だいたい市販の仕掛けで採用されているエダス間隔は8cm~20cm以上で、等間隔もあれば

変則間隔もありと様々です。クリスティア快適ワカサギSSでも等間隔・変則間隔の両方が

ラインナップされていますが10cm~18cmで構成されていて、主に12cmと15cmを多用して

います。

では、間隔の長さのでどのような効果(結果)があるのか?

 

エダス間隔狭い(短い) → 長所 魚を呼び寄せる力が強い

                  短所 避けられてしまう

エダス間隔広い(長い) → 長所 避けにくくなる

                  短所 魚を呼び寄せる力が弱い 

 

仕掛けのエサは、誘いをすることで連動して同時に動きます。

上下に誘いをいれれば、エサは同時に上下に動くことになります。

これは、遠くからやってくるワカサギにはアピールできますが・・・・・・

逆に、近くに来たときは連動して動くことで、大きな物体にでも見えるのでしょうか?

エサ同士の間隔が狭いと仕掛けを避けられてしまいます。

よく、隣は入れ食い!自分はさっぱり?なんて場面ありませんでしょうか?

実は、水中の中ではこのような現象が起きているのではないかと思います。

つまり、その時のワカサギの状態に合ったエダス間隔にすればよく釣れるということになります。

  

僕が、エダス間隔の長さを選択している基準は・・・・・・・・

 

魚群の密度に合わせる!

 

つまり・・・・・

魚群の密度が濃い(狭い) → エダス間隔の狭い(短い)

魚群の密度が薄い(広い) → エダス間隔の広い(長い)

 

さらに説明すると・・・・・・

魚が小さい → 視野が狭い+テリトリー範囲が狭い = 魚群の密度が濃い(狭い)

魚が大きい → 視野が広い+テリトリー範囲が広い = 魚群の密度が薄い(広い)

 

というのを基本にしています。

 

しか~~~し!もっと魚群の密度に密接した要素があります!それは・・・・・・

 

外敵!

 

つまり、ワカサギを食べる魚(フィッシュイーター)の有無が、魚群の密度を濃くしたり

薄くしたり、魚群の規模を大きくしたり、小さくしたりしているのだと思われます。

代表的なワカサギを食べる魚は・・・・・・

ブラックバス・スモールマウスバス・イワナ・ヤマメ・サクラマス・ウグイ・ニゴイ など

特に、バスやトラウトはワカサギの魚群を取り囲みながら一緒に回遊しています。

時々群れからはぐれたワカサギに襲い掛かりながらお腹を満たしているようです。

僕は桧原湖へ春~秋まではバスフィッシング、秋~冬はワカサギ釣りと年中湖上に

浮いていますが、毎年ワカサギ釣りをしていてよく釣れる仕掛けの傾向が変わったり

同じ桧原湖でもエリアによってよく釣れる仕掛けが違っていたりと、いつも疑問に思って

いました。ですが、「外敵」の要素で当てはめていくことでつじつまが合うようになりました。

 

外敵の多い水深   浅場~12・13mあたり → 魚群の密度が濃い(狭い)

外敵の少ない水深  15m~深場       → 魚群の密度が薄い(広い)

 

水深が浅くても外敵が少なければ → 魚群の密度が薄い(広い)

更に食性の強い外敵(トラウト類) → 魚群の密度が濃い(狭い)

 

 

といった傾向があるようです。

まずは、皆さんも釣行の際は魚探の画像をよく観察してみてください。

 

◎参考魚探画像

画像 363.png

赤丸で囲っているのがバスの映像、ワカサギの群れを追いかけています。

200khz(左)のワカサギの密度はやや濃くなっている状態です。

※左200khz 指向角20°  右83khz 指向角120°

 

 

 

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こちらの魚探画像は、氷上の浅場です。水温が低い(3度台)ので外敵の活性が低い

のですが、魚のサイズが小さいため魚群は濃い状態です。

 

 

話を戻しますと・・・・・

 

仕掛けのエダス間隔   桧原湖の場合

5~10cm  狭い

10~15cm やや広め

15cm以上    広め

 

という感じで分類してみると状態が探りやすくなるかと思います。

 

屋形・ドームシーズンでは、12cm~18cm位のエダス間隔(メイン15cm)

氷上シーズンでは、10cm~15cm位のエダス間隔(メイン12cm)

 

これを基準にして色々探ってみると良いでしょう。

その際、左右の仕掛けを別々(広い・狭い)にして状況を見極めてから、良い方の仕掛けへ

シフトするのも一手でしょう。

1cmでも違うとガラッと変化することもありますので、みなさんも色々試してみてください。

 

 

 

 

 

2013.10.6 釣友でブロガーでは先輩の根岸篤さんと中禅寺湖へ・・・

午前7時、レーク岡甚の桟橋から根岸さん操船の船外機付ボートで出船しました。

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湖畔では一部紅葉が始まっていました。

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ヨシノボリもたくさん釣れちゃいました、意外とカワイイ顔してます。

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ワカサギの口ってこんなに大きいのですね・・・・

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群れがくると長竿で多点掛けができます。

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根岸さんはクリスティアSRで多点掛けやってます。

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群れがこない時はクリスティアSRで丹念に居つきのワカサギを拾い釣り

 

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最終釣果は131匹、うち15匹はシシャモクラスでした。

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帰りの道すがら、標高の高い菅沼はきれいに紅葉してました。

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詳細は「週刊つりニュース」に書いておきますからご覧ください。

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