もう店頭に並んでいるだろうと思いますが
今シーズン、追加で仲間入りしたクリスティア穂先
24.5M胴調子と28.5M胴調子をご紹介します。
昨シーズン登場した胴調子シリーズは、SSS、SS、S の三種類でしたが
しなやかなラインナップだけではどうしても対応しきれない場面があります。
それは、天候が荒れた時や大風などにより湖流が発生した時
屋形・ドーム・ボート釣りでは仕掛けが流されて釣りがしにくい事が多々あります。
そういう時はオモリを6g以上(場合によっては10g以上)を使用しないと
釣りが成立しない状況になります。そうなるとSSS~Sクラスの穂先では
曲がり切ってしまいアタリが出てもショートバイトに終わってしまいます。
そこで必要になるのがMクラスの穂先であります。
Mクラスの穂先は硬すぎて使えないんじゃない?というイメージを
お持ちの方もいらっしゃるかと思いますが(かつて自分もそうでした)
昨シーズン、みっちりテストを重ねて「使える新しいMクラスの穂先」作りました。
今回の穂先のコンセプトは・・・・・・
●しっかりとアタリが確認できるMクラス
●4~6㎝のちびっ子ワカサギも確実に釣れる
●オモリ10g以上にも場合によっては対応できる
●魚に弾かれないようにしっかり乗せられる
●風にもある程度対応できる竿
という点でした。
穂先の先端1/3はしなやかにしアタリを感知させ
中間部は粘りを持たせて重いオモリにも対応させ
竿の根元側1/3はガッチリとさせてしっかりフッキング
という感じで役割分担させてます。
そこに、先端の幅をスリムにし薄塗装で竿自体を軽量化
その効果は、竿の反復速度(復元する速さ)を上げて
細かな魚の首ふりに対応させてショートバイトを防ぎます。
そして24.5Mと28.5M胴調子が完成しました。
手に取っていただければ分かりますが、Mクラスなのにかなりしなやかです。
※スペック表記では0.5g~10gとなってますが、実際は12gまでは何とか対応できます。
28.5Mは、スリットの幅の広い屋形・ドームに最適!
アタリの出方はピカイチのMクラスです。
24.5Mは、どの場面でも対応可能!
特に、風で穂先が揺れやすいボートや隙間風のあるドームでは
全長が短い分、風の影響を受けにくくなるので
アタリが確認しやすくなり大変重宝します。
ぼくのお気に入りは、この24.5Mです。
24.5Mに7.5gを下げた状態です。
竿の中間部にはまだ余裕があります。
こちらは28.5Mに6gをを下げた状態です。
きれいな曲がりが特徴で、荒れた天候でのドームでは
かならず味方になってくれる頼もしい穂先です。
そして、さらに!この穂先の特徴は・・・・
多点掛けが起きやすいということ!
竿の中間部に粘りがあるため魚が掛かってもタメが効いている分
次々に掛かる効果があるようです。
また大型魚の多い秋元湖や口の硬い岩洞湖の魚にも
ばっちりフッキングが決まります。
そして、「名人誘いモード」にも相性がいい!
持っていると、きっと役に立つ瞬間が多々ありますので
ぜひ皆様の穂先コレクションに加えてくださいね。
☆活躍するシーズン☆
東北方面 11月~12月下旬(屋形・ドーム)
2月下旬~3月中旬(氷上深場)
野尻湖 11月~3月下旬(屋形船)
関東方面 山中湖・中禅寺湖はオールシーズン