ワカサギ釣りに絶好の季節11月の3連休、前日の鮎川湖に引き続き鳴沢湖を訪れました。

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高崎市が運営する公営のワカサギ釣り場で、きれいに整備されていてとても気持ちの良い釣り場です。

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午前6時半開始、ポイントは流れ込みのワンド、黒の4番付近の縦ロープに入りました。

朝一の第一投、いきなりデカサギがきました。前回の釣行では殆どがメダカサイズだったので、拍子抜けしてしまいました。

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2匹目までは大型でしたが、それ以降はマイクロワカサギになってしまいました。

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この日の最大は12㌢、最小は4㌢でした。

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魚影は1㍍弱の幅のものが常時底にあるのですが、群れがくるとその幅が2㍍くらいになります。

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マイクロワカサギはタングステンオモリ(TG H 5㌘)よりは大きかったです。

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仕掛けは「誘惑段差0.5号7本針」と「誘惑ロング0.5号5本針」の2連なのですが、大きな群れが来たときは万遍なく食ってきます。

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午前中は殆どが4~5㌢のマイクロワカサギだったのですが、どういう訳か同じポイントでも7~10㌢の標準サイズが多く釣れるようになり、最後の1時間くらいはマイクロワカサギが全く釣れなくなりました。

午後3時ころには風が強くなり、小雨まで降ってきたので終了間際の3時半に納竿しました。

7割がたがマイクロワカサギだったので、331匹でもジップロックのMで十分収まりました。

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帰りに管理棟で釣果帳に記帳しましたが、どうやら湖全体の竿頭だったようです。

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この日も殆どの時間「名人誘い」でしたが食い気があるときのパターンはやはり「P3スピードH」が最適のようでした。

 

解禁三日目の群馬県・鮎川湖を訪れました。

この湖を訪れるのは実に14年ぶりでしたが、駐車場が少し広くなった以外はあまり変わっていませんでした。

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ここのシステムは午前5時の開門時にクーラーなどの荷物を置いておけばその順番で受付できるようになっています。

解禁三日目の祝日(金曜日)、開門まえには多くの順番どりの荷物が並んでいました。

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この湖はワカサギの桟橋釣りとボート釣りができるのですが、私はボート釣りが殆どで今回もボート釣りにしました。

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桟橋釣りには釣友が3名来ていました。

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釣れるポイントは14年前とあまり変わっていないようで、実績のあるロープにボートを繋ぎました。

水温は15.8℃まで下がっていて、魚影も殆ど見られませんでした。

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天気はいわゆる「ピーカンベタナギ」あまり釣れる気はしません。

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桟橋も賑わっていました。

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群れが来れば多点掛けになることもありました。最高8点掛けまでありましたが、群れが来る頻度は少なかったです。

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ケイムラ金針の「速攻」にオモリはTG R5㌘、金でまとめてみました。

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釣れるサイズは7~10㌢で揃っていました。

 

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CR PTⅡ+とCR PT2αの2台で「名人誘い」で釣りましたが、この日は群れが来た時だけ釣れるというパターンでしたのでどのモードが良いのか迷いました。色々試しましたが「これっ」というのが見つからず結局殆どの時間を「P3スピードH」という一番誘いの大きいパターンで通してしまいました。

午後3時に終了のアナウンスがありましたので納竿しました。釣果は266匹という平凡な数字で終わりました。

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釣果はともかく、天候に恵まれ気持ちの良い一日が過ごせました。

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桟橋帰着後、検量帳に記帳しましたが、ボートでは300超えの人がいたとのこと、私は竿頭は逃したようです。

 

 

各地の湖では11月から解禁になり

いよいよワカサギシーズン突入ですね。

さて、今回は快適ワカサギシリーズで使用している針の色について

ご説明しましょう。

現在、ラインナップしているのは

サクサスと、今シーズン登場したケイムラ金針の二種類になります。

単純に色が違うのですが、どういった特徴と目的があるのか?

僕なりにまとめてみましたのでご参考にしてください。

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まず、サクサスは

針の表面にフッ素メッキ加工を施し、滑りと刺さりの良さが抜群です。

そして、黒い色に近い感じになります。

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こちらは、新登場のケイムラ金針

金メッキを施したのちにケイムラ塗料(蛍光むらさき)を塗っています。

ケイムラは、紫外線を反射する特性があり

ある程度の深い水深でも紫外線が届いていれば反射するのでアピール度が増します。

ワカサギは光を好む習性があるのでケイムラもいけるのではないか?と

昨シーズンテストを重ねた結果、非常に良かったので採用しました。

浅場は、金メッキの反射でアピールし

深場は、ケイムラのは反射でアピールする。

二つの光をアピールをたしたのがケイムラ金針になります。

 

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そして、僕が針の色で一番こだわった点は・・・・・

『針のシルエット』

それは、光でアピールさせることと相反する要素になりますが

針にエサを付けると・・・・・・

エサのシルエット+針のシルエット となります。

口に入るほどの小さいモノを好むワカサギには

シルエットが大きくなると喰い渋りに対して弱くなる傾向があります。

できればエサだけのシルエットを強調させたいので

状況に応じて針の色を使い分けることで

シルエットを小さく見せられるのではないかと思っております。

 

◎金色の針が有効な場面

・晴天や日中などの光量が多い時

・氷上での浅場

・濁った水色の時

 

◎黒ぽい色の針が有効な場面

・朝夕などの光量が少ない時

・曇天や雨降り、降雪などの時

・氷上での深場

 

これは、僕の通っている桧原湖や野尻湖での傾向ですので

他の湖では違う傾向があるかと思いますのでご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

この二つの針の色のシルエットの違いをご説明します。

まず、日中の湖底付近をご想像ください。

湖底付近の泥や土などの褐色系・暖色系の背景を想定して並べてみました。

金色の針はシルエットが目立ちにくいのに対し、

黒っぽい色の針は、くっきり目立ってしまいます。

濁った状況でも同じようなイメージになるかと思います。

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こちらは、朝夕のローライト時や曇天など光量が少ない時など

黒っぽい背景を想定して並べてみました。

金色の針はクッキリ目立つシルエットに対し、

黒っぽい色の針はシルエットが目立ちにくくなります。

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一日を通して釣りをしていると

朝は黒系の針に食いが集中し

日中は金色の針に食いが集中して

夕方にまた黒系の針に食いが集中する

こういうことがよくあります。

ぼくは、この針の色による食いの違いは

上記の写真で説明したシルエットの違いが影響するのではないかと

思っております。

まだまだ未知な部分の多いワカサギ釣りではありますので

皆さんのフィールドではまた違った結果が出るかもしれません。

ですから、この二種類の針の色を使い分けていただいて

新しい発見やさらなる釣果アップができる可能性がまだまだあるので

チャレンジしてみてください。

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