10月1日の解禁以来あまり良い情報が聞かれていなかったのですが、ここのワカサギ釣りの雰囲気が好きなので11月3日(土・祝)に今季初めて釣行してきました。
ここも我が家から車で30分ほどで行けるロケーションで高崎市が管理するきれいな釣り場で毎年数回訪れています。特に今季から富岡市が管理する丹生湖が閉鎖になってしまったので鳴沢湖の存在感が上がっていました。
開場は午前6時、釣り開始は6時半から午後4時までとなっています。
検量帳で事前に確認すると桟橋は先端部分で釣果が良く、ボートはその桟橋先端付近のロープが良いことは分かっていました。ただここの水深は深いところで10数㍍あるのですが、タナが6~7㍍くらいに竿頭が集中していたので私の好きな「流れ込みロープ」でも釣れるであろうと考え魚探をかけてポイントを広く探っていました。
結局桟橋先端近くに入ったのですが、すでにボートの集団ができていて好調にワカサギが釣れているようでした。入れたポイントではあまり食いは良くなく、周りのボートも食いが一段落したようで落ち着いた様子にだんだん変わっていきました。
9時頃には完全にアタリが遠のいて沈黙の時間になってしまいました。朝一のゴールデンタイムを逃したことがこの日の敗因につながったようでした。活かしバッカンの中には僅か10匹ほどのワカサギが泳いでいる状態で新たなポイント探しにいきました。
しかしどこもパッとしない魚影で比較的良いだろうということで「流れ込みワンド」の一番中央寄りのロープにボートを繋ぎました。
このポイントは水深は10㍍ほどなのですが、魚影は7~8㍍くらいに出ていて、タナをそこに合わせました。
この渋い状態で、かつ風やボートの揺れでなかなかアタリを見極めることができないので「名人誘い」がどう有効に使えるかを試してみました。
いろいろやりましたが2本竿で両方ともパターンは「P3」スピードが「H」が適していると感じました。それもただ置き竿にするのではなく、両方手持ちでランダムな誘いを加え、静止時間の3秒の間にもアタリが出ればアワセを入れるしランダムにカラ合わせも入れるといったせわしない釣りが最も効果的でした。
殆どが単発で一荷で上がってきたのは一日で僅か3回でした。この状況では追い食いを待つというよりはアタリが出れば即上げが必須でした。
サイズは標準的な7~9㌢くらいがアベレージサイズで昨シーズンのようなメダカサイズは1匹も混じりませんでした。
最後の午後4時帰着までやりましたが、予想通り2ケタの釣りになりました。検量帳を見る限りこれでも上位4番目の釣果でした。
天気は良くてさほど寒くもなく、快適な釣り日和でした、釣果を除けばですが・・・・・
今年から産卵孵化設備を導入、しかし農業用貯水池のため夏場の渇水が影響したのか魚影は昨季よりは薄かったように感じられました。しかしその分魚体は大きくから揚げ等、揚げ物サイズにぴったりでした。ちょっとバラシが多かったのでハリサイズは0.5号ではなくて1号くらいが良かったと反省しています。水温がまだ16℃以上あり、さらに下がれば群れが固まってきて釣果もアップしてくるかもしれません。
使用したタックルは
今回のタックルはクリスティアの2セットとも
・CR PTⅡ+ に外部電源αキット
・踏ん張るレッグ
・可変アダプター
・穂先延長キット
・穂先 HG TYPE K 32.5SS/SSS
・仕掛け 誘惑渋攻 0.5号7本針
・オモリ TG H 6㌘