■Q2:「1種類のミノーだけで全国の渓流を巡れ」とお題を出されたら、どれを選ぶ?
小林:「50S」一択ですね。「Q1」で触れたとおり、流れに対する汎用性が非常に高いSilverCleekミノーのなかでも、「50S」は、使うフィールドやエリア、魚のサイズなどを最も選ばないモデルです。「小渓流」と呼ばれる川幅が狭いエリアでは「44S」が有利ですし、川幅が広いエリアや魚の平均サイズが大きい場所では「61S」が欠かせませんが、「50S」ならどちらにも対応できてしまいます。
各地の渓で釣りをしてきた経験から、私は、渓流や小渓流と言われるエリアのスタンダードなミノーサイズは5cmだと確信しています。これまで実際にどこででも「50S」で釣れていますので、渓流ミノーイング入門者や初級者の方が"最初の一つ"に迷われていたら、私は迷うことなく「50S」をおすすめしています。