年の瀬を迎えた今日この頃。
皆様、納竿を済ませた、、、なんて、
PRESSO PRESS読者の皆様は、
納竿はもちろん大晦日フィッシングですよね!?
今回は、2018年1月発売予定の
「シルバークリークミノー44S」
「シルバークリークミノー61S」
の開発秘話を小林モニターに語っていただきました。
では、小林モニター、宜しくお願いいたし鱒!
皆様こんにちは!
ダイワネイティブトラウトフィールドモニター小林将大です。
今年も残すところわずかになりました。
皆様は今年1年間どのような釣りを楽しまれて来ましたか?
また、来年はどのような釣りを楽しまれる予定ですか?
今回は、2018年1月発売予定の
「シルバークリークミノー44S」
「シルバークリークミノー61S」
についてお話させていただきます。
2017年シーズンの間、シルバークリークミノー44S、61Sのテストを幾多の場所で行い、
数多くの釣果を上げることができました。
このときのロッドはPURELIST 56Lのプロトでした!
シルバークリークミノー44S、61Sが目指したのは、基本性能の徹底とオールラウンド性能。
そして何より、使いやすく、とにかく釣れること。
(もちろんシルバークリークミノー50Sも使いやすく、釣れるルアーですよ!)
渓流は刻一刻と流れが変わり、ポイントごとにミノーのベストバランスが変わります。
ひとつのミノーで、幅広い流れに対応するバランス設計は、簡単ではありませんでした。
例えば、どんなに強い流れにも泳ぐミノーにしたければ、
重心を安定させたウエイトバランス、形状にすればよいのですが、
そうすると流れが弱い場所やアップストリームキャストなど、
ミノーに水の抵抗が受けにくい場所では安定しすぎてしまい、
アピール不足で魚を寄せる力がとても弱くなります。
逆に、アップストリーム、止水のようなところで、
抜群のレスポンスをみせ、大きくヒラ打ちをするバランスにすると、
強い流れやダウンストリームキャスト時には暴れすぎてしまい、
簡単にバランスを崩し、水面を飛び出してしまいます。
この物理的に相反する条件を、1つのミノーで対応させる為のバランス決めは、
テスト次ぐテストが必要であり、多くの時間を要しました。
これはほーんの一部です。
実際には何個プロトを作ったか、、、数え切れません。。。
㎜単位でウエイト位置を変えたり、コンマ単位でグラム、サイズの変更を行いました。
完成したアイテムのサイズが44mm、61mmとかなり細かいのは、
現場から生まれた、使いやすく、とにかく魚が釣れるサイズ感なのです。
44Sは支流や小渓流、またはスレッ枯らしの渓魚を相手にする里川などで抜群の威力を発揮します。
数を伸ばすことが出来るミノーとなっています。
61Sは中流域のアピールが必要な場面、
または大鱒狙いの一段深い流れ、上流の大淵攻略などに抜群の威力を発揮します。
アングラーと大鱒との出逢いを近付けてくれるミノーとなっています。
今年一年振り返ってもシルバークリークミノー44S、61Sのテストを幾多の場所でおこないましたが、
気がつくと秋も深まるまで微調整を繰り返して、やっと完成いたしました。
本当にたくさんの渓魚を試作段階でも釣ることができました。
もちろん、シルバークリークミノー50S同様に、
ボディには魚の輝きに近いと言われるアルミ張り仕様。
品質は信頼のmade in JAPAN 。
皆様も発売されたら手にとって頂き、
使いやすさに感動し、釣れっぷりに感激していただければと思います。
是非とも2018年発売の
「シルバークリークミノー44S」
「シルバークリークミノー61S」
をお楽しみに…。
ダイワネイティブトラウトモニター 小林将大
小林モニター、ありがとうございました。
事務局も、テストに同行しましたが、
(夏のテストの様子はコチラ)
この時も、好釣果を出してくれました。
何より、使いやすさはピカイチでしたね。
来シーズンの解禁が待ち遠しくなるルアーです!
発売までもう少し、、、乞うご期待です!!
事務局:INA