TYPE-E発売! エステルラインのつかいどころ① 三浦敬児の場合

 

一昔まえだと、エリアトラウトのラインといえば、ナイロンと相場が決まっていたものですが、

フロロ、PEラインなども使用されるようになり、用途やルアーによって使い分けをされる方も増えてきました。

そして、ここ数年、話題になっていたのが「エステル」。

伸びが少なく高感度、比重が高いから水なじみもよく、風の影響もうけにくいといったメリットの反面、

扱いにくく、切れやすい、などという声もあったりと。

ただ、エリアトーナメンターの方を中心に着実に使用率は高くなっているようです。

 

PRESSOでも実はここ数年、エステルに関してはテストを継続的に実施しておりました。

そして満を持して発売させていただくのが、この『PRESSO TYPE-E(エステル)』

低伸度、高感度といったエステルのメリットは活かしながら、しなやかさを追求したラインです。

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さて、このエステル、みんな使い始めてて、何かよさそうなのはわかっていても、どう使っていいのか、

どんな時に有効か、いまいちピンときていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういう方の為に、我らがチームプレッソのお二人にエステルラインのつかいどころを訊いてみました。

 

まずは、PRESSOスタッフ:三浦敬児の場合。

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(エステルのメリット・特徴)

まずはなんといっても①情報量の多さ。ルアーが今どんな状態かをはっきり教えてくれます。勿論これは、魚も同じように感じてしまっているということですが、ただ、糸に伸びがなく、張りが強いため、魚が違和感を感じると同時に、②瞬間的なフッキングが可能です。プレッシャーが高いときには大きなメリットです。更には③飛距離。糸径が細いことのメリットです。細さは飛距離に直結します。

 

(ラインシステム)

TYPE-Eの、主に0.3号0.4号を使用し、共に、15~20cm程度のフロロリーダー(0.3号:2lb/0.4号:2.5lb)をブラッドノットで結束しています。リーダーが短い理由はノットをガイドで擦りたくない為。キャスト時、ノットは常にトップガイドから出ている状態です。

 

(使用ルアー/ロッド)

0.3号では、スプーン全般(キャスト切れしない程度の使用範囲で)、マイクロクランク、スプーンのボトムずる引きがメイン。ロッドはPRESSO-LTD AGS62L-SMTを使用しています。一瞬の間をつくってくれるティップを活用して、魚が違和感を感じる前に掛けていく感じです。

0.4号で使用するのは放流スプーンとボトムバイブ等。これにはエリアバム60ML(本来はミノーロッドですが)を組み合わせます。伸びの少ないラインを張りのあるロッドと組み合わせることで、放流魚を、フッキングなしで勝手に掛けていくことが可能になるんですね。ルアーを巻いているだけで勝手に掛かってしまうような感じで、手返しが上がります。エステルでも0.4号ならばそれだけの強さがあるわけです。ボトムについては操作感重視。PEとほぼ同じ使い方ですが、風が強い際はPEより有利だと思います。

 

(エステルを使いはじめるアングラーへ)

ライントラブルは、他の糸よりも多いため、キャスト時のサミング、リトリーブ前にしっかり糸を張る等のライン処理は大事です。癖にしてください。

ドラグ設定は、ナイロンやフロロよりも弱めに。ナイロンなどは、一度ラインが伸びても多少元に戻る感じですが、エステルは伸びたら戻らないのではないかと思います。そこから弱くなって切れてしまいますので、弱めにしていた方が安全です。

交換時期については、毎釣行新品の状態より弱っているか引っ張ってみて、弱く感じたところは捨てていきます。次の釣行にラインの長さが足りなくなったら、新品と巻き替えてください。

面倒なラインではあっても、情報量の高さはすごいメリット。今やなくてはならないですね。是非、一度TYPE-Eを試してみてください。きっとその情報量に、驚きますよ。

 

 

いかがでしたでしょうか。放流狩りにもエステルというのは、聞いてみるとなるほどという感じ。

タックルシステムについてもトーナメンターらしいこだわりが見えましたね。

 

次回(多分来週?)は、フィールドテスター高田達也のエステルのつかいどころについてレポートします。

お楽しみに!

 

 

 

尚、『PRESSO TYPE-E』についての詳細は、弊社ウェブサイト内のこちらのページをご覧ください。

発売は3月中旬から下旬ごろを予定しております。

 

P/P事務局:mel

 

 

 

 

 

 

 

     

       

 

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