PRESSOリールと同時に11月発売予定のPRESSOカスタムパーツ。
UTDフィネスチューンをドラグに採用したスプールと、
巻きぶれを抑えた90°クランクのハンドルが発売です。
スプールについては、前回のPRESSOリールについて紹介させて頂いた記事の内容と同じ。
「魚の引きの変化に追従しながら滑らかに効き続ける」ドラグ性能は、
まさにエリアトラウトにこそ相応しい機能。
本当に、一度この性能を味わってほしい。
ラインブレイクを抑えながら、迅速にランディングに持ち込むことを可能にする、
明らかに「違う」、この性能を理解いただけるはずです。
巻糸量は、必要十分な、プレッソデュラブラ2.5lb-100m設定。
当然スプールにはボールベアリングが入っています。
で、ハンドル。33mmのカーボンハンドルアームを採用。
好評頂いていたPRESSOアルティメットカスタムのハンドルアームは31mmでした。
2mm伸ばしているのは、少し汎用性を高めたかったから。
スプーニングからクランクにスイッチしたときなど、瞬間的なバイトにもハンドルを巻く手が止まらずに、
そのまま巻き続けて、巻き合わせに持ち込みやすくなっています。
特徴的なのは、アームの角度。
ボディから伸びる、ハンドルのシャフトに対し直角になっています。
これは、前述した通り、巻きぶれを抑えるため。
手が回転する方向と平行にハンドルアームを設定することで、常に一定の負荷をノブに掛けやすくなり、
結果的に巻きスピードが安定します。
高田テスターの提案を聞いたときは、正直『ほんとかな・・・』と心の中で思ったものですが、
実際試作してテストしてみると、『なるほど、確かに・・・』という実感。
ここだけの話(ではないですが)高田テスターのメインリール、EXIST1003は、そのほとんどが、
RCS35mmハンドルにハンドルを換装しています。
勿論ハンドル長を短く(オリジナルは40mm)することで、巻き感度を高めている、ということも
あるのですが、よくよく聞くと、RCSハンドルの方がハンドルのシャフトが長く、
90°クランクに近づくため、巻きぶれを抑えることも意識しているからとか。。
・・・本当にこういう細かい部分の拘りが、釣りの完成度を高めていくのだな、と思いました。
ハンドルノブは、ZAION製の薄型ノブを採用しています。
このノブ、軽い力で握り(触れ)、手首だけで回転させるには最適です。
一方、負荷が掛かった時、しっかりとノブを握ってやり取りするには、
やはりオリジナルのコルクノブの方が優れています。
ハンドルノブは、ちょっと使っただけでは、その真価はわかりません。
敏感な人間の手先です。最初に感じるのは、間違いなく違和感。
それは、指がそれまでのノブの形に慣れてしまっているから。
是非1日くらいは使い込んでみてください。
おそらく指が新しいノブに慣れ、そうすると、間違いなくその良さも見えてきます。
その上で、メリットとデメリットをどう判断するか。
やはり元のノブがいい、となれば、勿論オリジナルのノブに付け替えることも可能です。
外観的にはPRESSOらしいブラック&オレンジカラー。
カスタム感たっぷりで、外観的にも強くアピールします。
デザインもこだわっています。特にハンドルについては、超ショートハンドルでもスマートに見えるよう、
シェイプを工夫したり、アームのエッジを削り込んだりと、
よくよく見て頂くと、結構手が込んでいるのですよ。
見た目と機能で、あなたのテンションを高めてくれるはずの、PRESSOカスタムパーツ、
是非お試しください。
P/P事務局:mel