さて、三浦スタッフディレクションの、AGS62XULに続き、
PRESSOロッド新製品、第二弾は、弊社フィールドテスター高田達也偏愛の一本
PRESSO AGS64L。
このロッド、ベースとなったモデルがあります。
それはPRESSO-LTD64L、ソフトティップ、ハードバットの乗せ掛け調子の名竿
既に、PRESSOシリーズ再編の中で、廃番となっていますが、当時は人気ロッドのひとつでした。
高田テスターは、主にPEを使用したクランキングに使用。
しっかりとしたバットで、クランクの抵抗も受け止め、フッキングに持ち込むことができる能力は、
当時業界最高レベル?ってゆーか、他に例をみない、ほんとに筋肉質な竿でしたからね。
で、今回、高田テスターが掲げたテーマは、
『64Lのコンセプトを維持したまま、AGSガイドを使用して更に性能を昇華させられないか』
ということ。
結果は、より攻撃的な性能を実現。
AGSガイド採用による感度向上は、驚くほど。
テストの際、リファレンスとなった旧64Lと使い比べた高田テスターをして、
感度だけ考えるなら、もうPEは使わなくても良いかもと言わしめたほど。
更にガイドの軽量化分、ティップを更に繊細にチューニング。
どういうことかというと、近場での「びっくりバイト」にもロッドが弾かず、
絶妙に追従してくれるようになりました
バットは、旧64Lと同様、マッチョな筋肉質ブランクス、SVFを3DXで補強。
この3DX、ハニカム構造のカーボンシートで、復元力の高さが特徴。
もともとは競技用の投竿に使われていた素材です。
微かなアタリを捉え、積極的に掛けていく、攻めの釣りに最高のサポート材といえるでしょうね。
実際、微かなアタリを捉え、掛けていけたときは、本当に快感!です。
その一瞬の為にあるロッドといってもいいかもしれません。
おもわず、「ヨッシャ!」とか叫んでしまいそうな。
ひょっとしたら、トラウトだけでなく、バスフィッシングなども楽しまれている方に、
よりマッチする一本かもしれません。
実際、弊社に関わりのある某バスプロは、この量産試作版を使用し、いたく気に入っておりました。。
このロッド、実はこのブログをご覧いただいている皆様には、既にお目にかかっております。
この動画で使用しているプロトロッドこそ、PRESSO AGS64L(のほぼ最終サンプル)です。
(この動画も含め、過去本ブログにUPした動画は、YOUTUBEのPRESSO PRESSチャンネルでご覧になれます)
しかし、懐かしいな、これ。2月の雪の残るFO王禅寺さんでのテストでした。
あれから、なんだかんだとばたばたしているうちに春が来て夏が終わり、今は秋もまっただ中、
そしてまたそのうち、この動画の高田テスターのように防寒を着こむようになるのでしょう。
ほんと1年ってあっという間ですね。。
閑話休題。
この64L。かねてからアングリングファンさんの記事でも高田テスターによって紹介され、
今か今かと発売を待たれていた方も多いでしょう。
PEクランキングだけではなく、実は掛けのスプーニングや、ボトム系の釣り等、広く使える一本です
一般的なエリアトラウトロッドと比べると、かなり癖のある性格。
でも、その性格が、あなたの釣りの幅を、更に大きく広げてくれるかもしれませんよ
62XUL同様、10月発売予定。
今暫くお待ちください。
P/P事務局:mel