先日、弊社HP内、『WEBフィッシングショー』で、
SMT搭載のPRESSO-LTD AGSロッドの情報を公開させて頂きましたが、
今シーズンのPRESSOロッドはそれだけではありません
今回紹介させていただくのは、PRESSO AGS62XUL。
PRESSOスタッフ三浦敬児ディレクションの一本。
このロッド、曲げて見るとパラボリックにきれいな弧を描きます。
どちらかというとシャープなアクションの多いPRESSOロッドの中では異質な存在。
開発に際し、三浦スタッフが立てたテーマは、
①クランクベイトの様々なバイトを獲りきれるロッド
②重要なのはいかに魚に違和感を感じさせずに、長くルアーを咥えさせるか。
③その為にロッドの感度は失ってはならない。
といったもの。
このテーマに対し、以前のブログにも、こんな感じで紹介しましたが、
ブランクスメーカーであり、鮎から磯まで扱う総合釣り具メーカーである百戦錬磨のダイワ開発陣にして、
何度にもわたる苦心と試行錯誤の結果(開発日程まで遅れながら)導き出されたのが、
『中弾性トップ+低弾性ベリー+SVFバット』という独特のテーパー。
ティップの細かい挙動を抑制し、ベリー部に仕事をさせることによって、
バイトに対するロッドの動きを、ゆったりと、大きくすることに成功しました。
三浦スタッフの評価によれば、
低活性時の微かなバイトのみならず、高活性時のじゃれつくようなバイトも、しっかり咥えるまで待てるロッド
とのこと。
そんなアクションだから、放流スプーンや、トップウォーターでも非常に使える一本。
どちらも、ロッドがオートマチックに仕事をしてくれます
更に面白いのがPEとの組み合わせ。
ラインに伸びがない分、ロッドがさらに鞭のように、大きくしなるんですね
この話を三浦スタッフから聞いたのが、先日「アングリングファン祭り」が開催された、
川場フィッシングプラザさんにて。
DAIWA陣、テストはナイロンで行っていましたから、PEは未経験でした。
すっごい面白いですよ、との三浦スタッフの言葉に、是非試してみたくて行ってきました。
二週連続の川場さん
結果は、笑えるほどの面白さ。
はたからみたら、どんな大物が掛かったのかと思うように大きく急激にしなるロッド。
でも、ロッドを持つ釣り人には衝撃を感じるわけではないんですね。
つまり魚のバイトに対して、いかに素直かつスムーズに、ロッドが反応しているかということ。
魚のバイトに対して、これだけ大きくアタリを出すことができる竿もなかなかないのでは
でも、ペナペナの竿ではないですから、最後は、しっかりSVF採用のバットでしっかり掛けることもできる。
いやー、このロッド、個人的にもファンになってしまいました。
是非、皆様にもこの独特のテーパーデザインを体感してほしいです。きっと釣りが楽しくなります。
しかも、今迄よりも、もっと釣れるはず
10月発売です、もう少しお待ちください。
P/P事務局:mel