セオリーのチューニングを行うべく訪れた、
ダイワのアフターサービスを担う「スポーツライフプラネッツ」(以後SLP)。
SLP WORKS チームの「たじやん」こと田島直樹さんの下、
大好評スピニングリール「セオリー」のチューニングの模様をお送りいたします。
何やら色とりどりのパーツを手にしてますね~
今回は「ハンドルノブ2BB化」のチューニングを行います。
コストパフォーマンスの非常に高いセオリーですが、
ハンドルノブにボールベアリングは使用されておらず、
ボールベアリングの代わりにハンドルノブカラー2つで構成されています。
実釣において、カラーだから問題あるのか?と言いますと、、、、問題ありません。
元から装着しているのだからそれはそうですね(笑)
しかしカラーと比べると、
・ノブのガタがより小さくなる
・負荷がかかった時に、よりスムーズなリーリングができる
・リーリング時の感度が上がる
など、ボールベアリングに交換することで、多くのメリットが生まれます。
小さな変化を感じ取ることが大事な要素であるエリアトラウトでは、
交換することで更にレベルの高い釣りを展開できます。
さぁ、交換したい!という気持ちが高まったところで、作業開始です
最初に、ハンドルノブキャップを外します。
付属の工具(豚の尻尾のような形のワイヤーです)を、
ハンドルノブキャップの小さな穴に入れ、ゆっくりと力強く引っ張ります。
意外と力が要ります
すると、中にハンドルノブスクリュー(ハンドルノブSC)が見えますので、ドライバーで外します。
このハンドルノブSC、ネジ止め剤を使用しておりますので、
サイズの合ったドライバーで外すようにしてくださいね。
ハンドルノブSCを外し、ノブを外していくと、
ハンドルノブカラー、ハンドルノブワッシャーを取ることが出来ます。
このハンドルノブカラーをボールベアリングに交換します。
黒い2つのパーツがハンドルノブカラーです。
今回使用するのは、
です。
エリアトラウトでの使用ですので、ステンレス製(SUS)のキットを選択しましたが、
海でも使用する!という方は、SUSに防錆処理を施したCRBBを使用した
をご使用いただければバッチリです!
交換は、カラーの代わりにボールベアリングを組み込めば完成ですが、、、
その前にボールベアリングに「メンテナンスグリス104」を塗布します。
毎回大活躍のグリスですね~
ハンドルノブはオイルでは?という方もいらっしゃると思います。
しかし、ラインローラー部のローラーボールベアリングもグリスであったように、
高回転部分以外はグリスの塗布が基本なのです。
ハンドルノブにオイルを使用すると、すぐに流れ落ちてしまい、異音の原因になるんです。
(これも前回、前々回と記載してますね!)
さて、グリスを塗布したところで、ハンドルノブを取り付けますが、
SLP WORKSでは、数多くのハンドルノブを販売しております。
カラフルですねー
これ以外にも、ラウンドタイプやザイオン製のノブなど豊富なラインアップです
今回、セオリーカラーノブコレクション(笑)と称して、
いろいろなカラーノブを取り付けてみました。
まずは、メタリックグリーン。
リールのシャンパンゴールドとあいまっていい感じ!?
続きまして、メタリックマゼンダ。
ちょっとケバケバしくなりましたかね(笑)
続いての登場は、メタリックピンク。
ピンクといいながらも、落ち着いたカラーでいい感じ。
続いてはメタリックシルバー。
日が当たるとキラキラ感が増して目立ちそうですね。
続いては、リールがプレッソになりますが、、、グロー。
なんか、普通の白じゃ、、、と思いきや、電気を消すと、、
めっちゃ目立つ
これは、ナイターで注目の的になること間違いなし
最後に事務局も愛用しているノンコートコルクノブ。
うん、これはやはりきれいにまとまりますね
セオリーに(一枚プレッソもありましたが、、、)取り付けを行いましたが、
ルビアスにももちろん取り付け可能です
全カラー揃えたくなります、、、が、そんなにリールを持っていなかったり、、、
是非、自分の一台に仕上げるべく、カラーカスタムも楽しんでみてくださいね
いつもより釣りが楽しくなること間違い無しですよ
SLP WORKS製品を用いたチューニング動画が公開されました!
さらに内容が充実していきますので、こちらも要チェックですよー!
事務局:INA