2017年6月アーカイブ

セオリーのチューニングを行うべく訪れた、

ダイワのアフターサービスを担う「スポーツライフプラネッツ」(以後SLP)。

前回前々回(①、②の回ですね)に引き続き、

SLP WORKS チームの「たじやん」こと田島直樹さんの下、

大好評スピニングリール「セオリー」のチューニングの模様をお送りいたします。

 

IMG_9788.JPG

何やら色とりどりのパーツを手にしてますね~shine

 

今回は「ハンドルノブ2BB化」のチューニングを行います。

 

コストパフォーマンスの非常に高いセオリーですが、

ハンドルノブにボールベアリングは使用されておらず、

ボールベアリングの代わりにハンドルノブカラー2つで構成されています。

 

実釣において、カラーだから問題あるのか?と言いますと、、、、問題ありません

元から装着しているのだからそれはそうですね(笑)

 

しかしカラーと比べると、

・ノブのガタがより小さくなる

・負荷がかかった時に、よりスムーズなリーリングができる

・リーリング時の感度が上がる

など、ボールベアリングに交換することで、多くのメリットが生まれます

小さな変化を感じ取ることが大事な要素であるエリアトラウトでは、

交換することで更にレベルの高い釣りを展開できます。

 

さぁ、交換したい!という気持ちが高まったところで、作業開始ですhappy02

 

最初に、ハンドルノブキャップを外します。

付属の工具(豚の尻尾のような形のワイヤーです)を、

ハンドルノブキャップの小さな穴に入れ、ゆっくりと力強く引っ張ります。

 

ノブキャップはずし.jpg

意外と力が要りますsweat01

 

すると、中にハンドルノブスクリュー(ハンドルノブSC)が見えますので、ドライバーで外します。

 

ノブスクリュー.jpg

このハンドルノブSC、ネジ止め剤を使用しておりますので、

サイズの合ったドライバーで外すようにしてくださいね。

 

ハンドルノブSCを外し、ノブを外していくと、

ハンドルノブカラー、ハンドルノブワッシャーを取ることが出来ます。

このハンドルノブカラーをボールベアリングに交換します。

 

ノブ外した図.jpg

黒い2つのパーツがハンドルノブカラーです。

 

今回使用するのは、

「BBハンドルノブキットS(SUS)」

です。

 

エリアトラウトでの使用ですので、ステンレス製(SUS)のキットを選択しましたが、

海でも使用する!という方は、SUSに防錆処理を施したCRBBを使用した

「BBハンドルノブキット」

をご使用いただければバッチリです!

 

交換は、カラーの代わりにボールベアリングを組み込めば完成ですが、、、

その前にボールベアリング「メンテナンスグリス104」を塗布します。

 

グリス104.jpg

毎回大活躍のグリスですね~flair

 

ハンドルノブはオイルでは?という方もいらっしゃると思います。

しかし、ラインローラー部のローラーボールベアリンググリスであったように、

高回転部分以外はグリスの塗布が基本なのです。

ハンドルノブにオイルを使用すると、すぐに流れ落ちてしまい、異音の原因になるんです。

(これも前回、前々回と記載してますね!)

 

さて、グリスを塗布したところで、ハンドルノブを取り付けますが、

SLP WORKSでは、数多くのハンドルノブを販売しております。

 

ノブ勢ぞろい.jpg

カラフルですねーnote

これ以外にも、ラウンドタイプザイオン製のノブなど豊富なラインアップですsign01

 

今回、セオリーカラーノブコレクション(笑)と称して、

いろいろなカラーノブを取り付けてみました。

 

まずは、メタリックグリーン

メタGR.jpg

リールのシャンパンゴールドとあいまっていい感じ!?

 

続きまして、メタリックマゼンダ

メタマゼンダ.jpg

ちょっとケバケバしくなりましたかね(笑)

 

続いての登場は、メタリックピンク

メタPK.jpg

ピンクといいながらも、落ち着いたカラーでいい感じ。

 

続いてはメタリックシルバー

メタSV.jpg

日が当たるとキラキラ感が増して目立ちそうですね。

 

続いては、リールがプレッソになりますが、、、グロー

プレグロー.jpg

なんか、普通の白じゃ、、、と思いきや、電気を消すと、、

グロー.jpg

めっちゃ目立つcoldsweats02

これは、ナイターで注目の的になること間違いなしshine

 

最後に事務局も愛用しているノンコートコルクノブ

ノンコート.jpg

うん、これはやはりきれいにまとまりますねhappy01

 

セオリーに(一枚プレッソもありましたが、、、)取り付けを行いましたが、

ルビアスにももちろん取り付け可能ですnote

ルビアス.jpg

全カラー揃えたくなります、、、が、そんなにリールを持っていなかったり、、、crying

 

是非、自分の一台に仕上げるべく、カラーカスタムも楽しんでみてくださいねnote

いつもより釣りが楽しくなること間違い無しですよup

 

SLP WORKS製品を用いたチューニング動画が公開されました!

さらに内容が充実していきますので、こちらも要チェックですよー!

 

事務局:INA

 

皆さん、初めまして!

PRESSO ルアー開発担当のWakaと申します。

 

実は以前も担当していたのですが、

ここ2年ほど修行に出ておりまして、この度、、、

「久しぶりのカムバックサーモン!」

ってか(古っ、、、て、ご存知の方、年齢バレましたね)、

体重だけは大きくなって帰ってまいりました。

 

開発者Nに続き、宜しくお願いしますm(_ _)m

 

そんなこんなで久しぶりにルアーのテストに行ってまいりました。

場所は高田テスターのお膝元「フィッシングフィールド中津川さん」へ。

 

DSC_1510.jpg

現地で三浦スタッフと合流です。

アイテムは、以前のPRESSO PRESSにてぼかして載せたあのクランクです!

 

さて、今回のクランクはどんなものかと申しますと・・・

ズバリ ”ワイドウォブルの王道的クランク” です。

名前はまだ仮ですが ”ワブクラDR”!

(ローリング主体のローリングクランクと状況で使い分けるのも面白いです。)

 

さぁ、今回のサンプルの出来はどうかな、、

DSC_1546.jpg

と、とってもたくさんの試作品を評価します。

 

こんなに作るの? って感じですよね。

それそれの違いはごくごく僅かな差だったりもするんですが、

小さいルアーは誤魔化しは効かず僅かなルアーの違いがアクションには大きな差になって現われるのです。

 

どんなアクションが魚に効くのか?

それは魚に聞いてみるしかありませんから(魚とおしゃべりはさすがにできませんよ~(笑))、

多くのサンプルから魚の反応を探るんですね。

 

DSC_1492.jpg

三浦スタッフの見ているポイントは 

 

クランクに求めているのはスプーンで巻けないスピードでの、

深さを変えているときの動き

レンジキープさせているときの動き

ボトムノックしているときの千鳥

 

が重要とのこと。

 

また、動きが大きすぎると、放流直後などは高反応だがスレるのも早い

ルアーを見慣れた魚を獲るためには少しだけ動きを抑えておいたほうがいい、

との事。

 

三浦スタッフは他にもいろいろ話してくれますが、、、奥が深いなぁ~。 

PRESSOテスターの深イイ話を聞いてみたい方は、

TRY!PRESSOをはじめとした各イベントに遊びに来てくださいね!

(イベント情報はPRESSO PRESSで随時アップしていきますヨ)

 

三浦スタッフだけでなく、スプーニングの名手である高田テスターも一緒に確認の結果・・・・

 

DSC_1498.jpg

ベストバランスはこれだ!

 

神サンプル 確定!

次のステップヘレッツラゴー♪

発売をお楽しみに!!

 

 

☆番外編☆ ~あたしだってトラウトがたくさん釣れるルアーを選びたいっ!~

 

フィッシングフィールド中津川さんのご意見番!?「しっぽちゃん」もサンプルを選ぶ。

DSC_7115.jpg

”う~ん、、、どれかニャァ~”

 

”これニャ!”

DSC_7116.jpg

いや、それは入ってない空ですから、、、

 

”ごめん、これだニャ!”

DSC_7120.jpg

と、こうしてルアーは決まっていくのでした。。。

(番外編はフィクションです(笑))

 

開発者:Waka

梅雨に入り、天気が安定しない今日この頃、、、

皆様は合間の好天を狙って釣りに出かけていることと思います。

 

事務局はというと、、、雨に好かれているようで、

計画を立てると天気が崩れ、窓から外を眺める日が多いのでした。。。。

 

さて、そんな中、北陸は富山在住のトラウト大好き営業マン「キノ」より、

シーズン終了を迎えた富山県庄川サクラマスのレポートを頂きました。

さぁ、キノのサクラマス釣戦記、是非御覧ください!

 


 

PRESSO PRESSをご覧の皆様、こんにちは!

富山在住の営業マンの「キノ」です。

 

今回、北陸の春の風物詩であるサクラマス釣行のレポートを皆様にお伝えしたいと思います。

 

舞台は、富山県を流れる「庄川」

今シーズンが初挑戦となるサクラマス釣行ですが、

とも言われるその魚の姿を見ることは出来たのか?

 

結果は…初挑戦ながら2尾のサクラマスを手にすることが出来ました。

この2尾に出会えたタックルについて、少しお話させていただきたいと思います。

 

まず、1尾目を手にしたルアー「ワイズミノー櫻鱒SPECIAL九零FS」!!

 

ワイズ.JPG

130t放水の水量豊かな急瀬から流れが緩む先にルアーを送り込んでの一尾目!!

 

通常のリトリーブももちろん優秀ですが、

ダウンクロス~フルダウンにおいても安定した泳ぎが秀逸の一品。

 

このルアーは北陸サクラマス河川(聖地九頭竜川はもちろん、庄川、神通川、黒部川等々)でも、

多くの釣果を叩き出している、愛好者の多いルアーです。

 

ラインスラックを作りながらルアーを流れに送り込み

軽くアクションを掛けてあげるだけで、しっかりと仕事をしてくれます。

(なかなか文章でお伝えするのは難しいですがsweat01

トウィッチアクションではなかなか口を使わないサクラマスには非常に有効なアクションなのです!

 

さて、激流の中で掛けた魚をいかにして獲るか?

その鍵を握るのが、そう「16セルテート」です!!

 

まず、激流の中でもしっかりリールを巻けるアルミ素材のボディ剛性の強さ!!

 

そして、「ATD」搭載のドラグが一定のラインテンションを保ち、安定したファイトを可能にしてくれます。

 

それともうひとつ、「16セルテート」には地味だけど、役に立つ機能がついているのです!!

2尾目のサクラマスはまさにその機能を存分に活かしてGETできました!!

 

さて、その機能とは、、、、?

答えは、軽量化された、「新型エアローター」です!

この慣性力がほとんど働かないエアローターが、河川の釣りにおいて非常に有効な、

流れの強弱を判断することが容易に出来るのです。

 

SLS80S.JPG

この魚も強めの流れが少し緩むところについていた魚です。

5月になり渇水が続き、着き場をしっかりと見極める必要があり、

そうした変化をしっかり察知することができたのも「16セルテート」のおかげです。

 

こうして、2尾のサクラマスを手にすることが出来たのは、に恵まれたのと、

その運を引き寄せてくれたタックルの素晴らしさにあったのかもしれません。

(あと、、、少しの腕ですかね(笑))

 

庄川.JPG

こんなステキな景色の中で、すばらしい魚とめぐり合える、

サクラマス釣り、最高です!

 

皆様も清流の中でのサクラマスに是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

私は来年も、今年以上の釣果を目指していきたいと思います!

(※庄川の2017年シーズンは4月1日~6月15日。遊漁券が必要となります。)

 

今後も北陸のトラウト情報を発信していければと思いますので、乞うご期待ください!

 

タックルデータ

ロッド:8.3ft ML

リール:16セルテート2510PE-H

ライン:モアザン8ブレイド#1.0

リーダー:エメラルダスエクストリームリーダー3号

ルアー:ワイズミノー櫻鱒SPECIAL九零FS

    ショアラインシャイナーZバーティス80S

 


 

2尾の良型サクラマスを釣り上げたキノ、、、羨ましい!

事務局も来シーズンは、、、北陸に出没ですね!

皆様も、是非チャレンジしてみてくださいね!

 

事務局:INA

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