渓流解禁から、はや一か月。
エリアアングラーの皆様の中にも、これからの時期は、ネイティブへ、という方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
事務局も、年間を通じてエリア、ネイティブ問わず、トラウトを追いかけて一年を過ごしております。
とはいいながら、業務のもろもろで、今年は解禁スタートダッシュに乗り遅れました。
やっと初釣行がかなったのが3月下旬(ちょっと前ですが)、場所はいつものアマゴの里、伊豆の里川。
関東に住む事務局の印象だと伊豆、というと暖かいイメージがありますが、早朝の気温は3℃。
いや、アンダーウェア必須という感じ。
以前、三浦スタッフにこのエリアの気温の話をしたところ、
『だってそこは避暑地ですよ、涼しくて当然です』と。
確かにそうですね。
まずは昨年、いい思いをした本流中流域を狙いますが、不発。
今年は本流用にワイズストリーム62L-3を使ってみました。
ルアーは、小林モニタープロデュースのシルバークリークミノー50S。
62L-3は、ティップの柔軟性が高く、ミノーだけではなく、
低水温時に効果的なスプーンにも向いているように思えました。
都市型ハイプレッシャーリバーをイメージして開発されただけに、
軽いルアーの操作性にたけているのもいいですね。
シルバークリークミノーは、アップストリームでトゥイッチを掛けたときに、スカスカせず、
適度な抵抗を感じるので、事務局のような素人アングラーには操作感がつかみやすいですね。
その抵抗感を感じながら、柔らかく、少しづつスラックを使うことを意識していくと、
従来のミノーより、短い距離で、より多く細かくアクションを加えることができるのかな、と。
(あってるかね開発担当N?)。
また、クロスからダウンのときの抜群の安定感とアクションの小気味よさは、最高。
低水温期には、ステイ気味で誘うことも多いですよね、水面に飛び出さない安定感と、軽やかな動きは、
本当に操作して、見ていて楽しい。
そんなこんなで、新タックルの感触を確かめながら、一日本流から支流まで動きまわったのですが、
残念ながら、魚からの反応が返ってくることはなく。。。
多分ネイティブトラウトを始めた年以来の、解禁ボウズとなってしまいました。
要因としては、数日前に降った冷たい雨の影響でしょうか、水温低下、水も少し濁り気味、雪代かな、
そもそも気温もさっき言った通り低かったし、あー前週の3連休のプレッシャーもあったかも、
そうそう山の上にはうっすらと冠雪が(こういう言い訳って、不思議とすらすらでてきますよね)。
夕方、解禁当初行くとよく釣れる、本流域の放流場所付近も狙ってみましたが、
事務局の腕でも掛かってくれるような優しい魚はすでにいませんでした。
残念ですが、事務局がこの川の、美しいアマゴの姿を見るのには、少し時間がかかりそうです。
事務局:mel