前回の「投魂物語」に続き、2021年春発売の新製品を商品毎にご紹介します。
今回はリールの新製品『21サーフベーシア45』です。
リール 『21サーフベーシア45』 4月発売予定
ベーシア史上最高の巻上げ感とキャスティング性能を追求した新型ベーシアが4月に登場します。
『19トーナメントサーフ45』と同形状のボディとローターを採用し、フラッグシップに迫る回転性能を実現させています。
ZAIONボディとタフデジギアの絶妙なバランスによる滑らかな巻上げとマグシールドによる回転耐久性を実現。回転の滑らかさ、巻き心地が従来のベーシアより大きく進化し、リールサビキや多点掛け時の巻上げ感がレベルアップしています。ギア比はパワフルさと巻き易さを追求した汎用性のある4.1を採用。
スプールにはテーパー角2°の大口径LC(ロングキャスト)スプールを採用。テーパー角が小さいため、キャスト時のライントラブルの発生を削減でき、爽快なキャスティングが体感できます。また、スプールの口径が大きいので、ハンドル1回転あたりの巻上げ長も増え(19トーナメントサーフ45と比較して約7cmプラス)仕掛け回収もスピーディーにできます。
アイテムについて
アイテムはノンドラグ(ドラグ無し)の06PEと15PE、クイックドラグ(QD)の3アイテム。
06PEはPEライン0.6号-250m、0.8号-200mの巻糸量で、遠投でのシロギス釣りを意識した細糸PEライン対応のスプールを装着。
15PEはPEライン1.5号-250m、2号-200mの巻糸量で、カレイなどの置き竿の釣りやシロギス釣りで流れ藻などが漂う状況や根が多い場所での太糸使用に対応するスプールを装着。
06PEと15PEの違いは、スプールの巻糸量が違うだけで、他は同じ仕様になります。
クイックドラグ(QD)はナイロン5号-200m、PEライン3号-250mの巻糸量で、カレイ・マダイ・大キスなどの置き竿での釣りに対応するスプールを装着。
(クイックドラグ(QD)はドラグを「締める」⇔「緩める」をドラグノブ半回転で素早く調整でき、ドラグを緩めておけば、置き竿時に魚が突っ込んだ時に、タックルが海中に持っていかれることを削減できるドラグです)
前モデル「14サーフベーシア45」との違い
「14サーフベーシア45」との違いは・・
- スプールのLC(ロングキャスト)スプール化
- ボディ形状と素材の変更(素材はエアメタル→ZAION)
- 06PEと15PEの実用耐力アップ(8Kg→15Kg、素材の見直しによりアップ)
- 糸落ち防止機構の形状変更(19トーナメントサーフ45と同形状)
- 新形状ハンドルアーム(19トーナメントサーフ45と同形状)
などで、上位機種「19トーナメントサーフ45」に迫る性能を実現しています。
※「14サーフベーシア45」との新旧スプール比較、左側:15PE、右側:QD。エッジ部分が大きく変更されている。
長年継続しているスプール互換性を継続
歴代の45mmストロークスプール(トーナメント・ベーシア)との互換性があります。
(2007年以前に発売していたものについては、一部で制約があるものがあります)
「21サーフベーシア45」においても、その互換性を継続していますので、歴代スプールの使用が可能です。
※前列左から、Z45T・Z45T-PE・Z45Ⅱ・Z45C2°テーパー(別売パーツ)・Z45C 後列左から19Tサーフ45・16Tサーフ45・13Tサーフ45・08Tサーフ45(2°スプール)
メンテナンスについて
砂浜で釣りをした後は、リールに砂が付いていることがありますが、そのような時は、水道水で砂を洗い流し(ハンドルは回転させない)、乾いたタオルで拭き取り、陰干しすればOKです。
ハンドルノブ交換可能
ハンドルノブ(握り部分)をお好みの形状のもの(Sサイズ)に交換することも可能です。
ノブ付属の工具でキャップを外してからスクリューを外して交換します。その際、スクリューが固くなっていますので、ドライバーをスクリューにしっかり押し込みながら緩めることがコツです。
7年振りのフルモデルチェンジで大きく進化したNEW「サーフベーシア」、2021年4月に発売致します。 是非、店頭でご確認ください!