先週末、事務局が訪れたのは、標高1,269mの湖。
水温も20℃近くまで上がり、ここに住む鱒族にとっては、ちょっと厳しい季節になってきました。
多分今シーズン最後の釣行でしょう。
ここへ通う理由はいろいろあって、その風景の美しさ、というのも勿論ですが、
でも結局は釣り人です。大きい魚と出会えるから、というのが、やはり、大きな、理由だったりします。
雨が降ったり風が吹いたりする安定しない天候でしたが、
ひたすら歩いて、キャストした結果、運よく、60cmほどのレイクトラウトをキャッチできました。
日本ではこの湖でしか見ることも、釣ることもできない魚。
ワカサギ等を捕食して、丸々と太った魚体に彩られた独特の紋様。
この位のサイズになると、迫力と威厳も感じます。
実際、この一匹を釣った時点で、事務局としてはもう満足。
その魚とファイトした手応え、手にしたときの重量感。いやいや、ほんと満足。
その後同じポイントに数投してみたのですが、
余韻に浸るのみで、釣りに集中できず、
なんとなく、もういいかな、という気がしたので、そのまま納竿しました。。。
・・・魚釣りの楽しみは色々ありますが、誰もが一度は夢中になるのは、
所謂「大物狙い」ではないでしょうか。
どちらかといえば数釣りがメインとなるエリアフィッシングにおいても
大物を狙えるエリア、釣り方、ルアーというものがありますよね。
オレ流の釣りを通して、一日一匹でもいいから、デカイ魚が釣りたい!
なんて、ある意味釣り師の自然な欲望かもしれません。
で、この週末、スタッフの中でそんな欲望を満たしてきた者が(事務局以外にも)おりますので、
その戦果をご覧になっていただこうと思います。
場所は、エリアトラウトで大物を狙うアングラーの聖地のひとつ、鹿島槍ガーデンさん。
立派なオスのブラウンですね。ヒレも美しい。
本人によれば、かなりのナイスファイターだったとか。
いや、これならたしかにそうでしょう。
でも口に何か咥えているような。。
あ、これはまさか。。。
そうです。これ、昨年発売させていただいた、HMKLさんとのコラボミノー、
PRESSOダブルクラッチ60SS tuned by HMKL ですね。
PRESSOダブルクラッチをベースに、大型トラウト向けにチューニングを施したスペシャルモデル。
かけあがりに潜む大型魚をダイレクトに狙いうち、誘って食わせるための専用ミノーです。
このミノーウェイトは4g弱と、エリアトラウトルアーの中ではかなり重い部類に入ります。
また、写真を見て頂ければわかる通り、太軸フックを装着。
普通のエリア用ロッドでは柔らかすぎて、操作もできないし、魚を掛けることもできないでしょう。
結局、大物を狙うということは、時としてそれなりのタックルが必要になり、
その結果として、数をあきらめたり、ボウズも覚悟しなければならなくなる場合もあります。
でもその結果得たトロフィーフィッシュは、
数釣りで得られるものとはまた違った喜び、快感を感じさせてくれるはずです。
PRESSOダブルクラッチを題材にした、HMKLさんとのコラボも二年目をむかえ、
また、今年もあれこれ追加モデルの検討を行っているところです。
先日の開発担当Nの投稿をご覧になっていただければわかる通り、
今年も大物にターゲットを絞った新製品が発売を予定されています。
こちらの記事によれば、
60SSの追加カラーのみならず、
75SS、つまり7.5cmの大型サイズも追加!!とのこと。
これは、ミノージャンキーの皆様には、非常に楽しみなモデルではないでしょうか。
大物に狙いを絞った覚悟を持ったアングラーにお奨めの一本ですね。
そしてまた、ネイティブでも効果的?かも。
あのガレ場のカケアガリをうまくトレースしたら、まっ黄色いデカイ魚がいきなり。。
なんて、これはとても楽しみですね。
開発担当Nによれば、これから数回にわけて詳細を報告させていただくとのこと。
大物狙いの皆様、これからのPRESSO PRESSの更新、是非ご注目ください。
P/P事務局:mel