今年でHMKLさんとのコラボ企画も2年目を迎えました。
今年は先日ご紹介したダブルクラッチ60F1追加カラーに加え、HMKLテスター重田佑馬氏監修モデルである60SS追加カラーと追加サイズである75SSが発売されます。
今回は、HMKLさんのショールームにお伺いし、監修者である重田氏に60SS/75SSのコンセプトをお聞きしたのでレポートいたします。
60SS追加カラーは以下の写真2色。
追加サイズである75SSは以下の4色が発売されます。
まずはカラーに関して。
60SSは昨年発売したウェーブピンク、ウェーブブルーに加えウェーブブラック、ウェーブグリーンを追加し合計4色となります。
75SSは追加サイズであり、カラーラインナップは60SSと同様の4色。
一般的にエリアトラウトで使われるような透過するカラーではなく「ウェーブホログラム」をベースに使用し、強い反射によるリアクションバイトを狙ったカラーリングとなります。
更には、これまた特徴的な「派手な単色ベタ塗り」のカラーリングは魚へのアピールに加え、基本はサイトで魚の反応を見ながらアクションを加えるという釣法上、アングラー側からの視認性を重視しているとのこと。
重田氏のカラーにへの考えとしては、カラーセレクトは、リアルさやナチュラルさを優先するよりも、視認性を重視した方が良いとのこと。
ダブルクラッチSSタイプは、積極的にアクションをいれて、誘って狙うため、トレースコースなどが見えた方が有利です。
また、大型個体でもバイトの瞬間の感触が分からない事も多いので、出来るだけ視認性が高いカラーを使いたいというのもあります。
視認性を重視しつつ、魚たちにも効果的にアピールしたいので、まずはウェーブ・シリーズがオススメになります!
あまり見慣れないカラーリングではありますが、こんな理由が込められているのですね。
次にウェイトに関して。
先日ご紹介した60F1とは対照的に、60SS / 75SSはシンキング設定となります。
理由は2つ
まず一つ目が、シンキング設定にする事で攻略するレンジを増やす事が出来ます。
フローティング設定だと、そのプラグの持つ潜行深度までしか潜らせる事が出来ないため、狙うレンジが制限されてしまいます。
シンキング設定ですとカウントダウンを使ったり、ポーズを入れた際にレンジが上がるのを防げます。
ポンドの深いところから足下まで、チェイスしてきた魚を岸際ギリギリまで追わせる事が可能になります。
攻略レンジが広がる事で狙えるポイントが増え、さらに積極的なミノーイングが楽しめそうですね。
2つ目は、アクションに関する部分です。
スレてくると気難しくなる個体も多いため、出来るだけ様々なアクションが出来た方がいいのですが、ロッドワークで出すアクションとリトリーブで泳ぐアクションが両立していなくてはいけません。
狙って釣るためには、意図的なアクションコントロールが不可欠になりますので、このセッティングになりました!
レンジとアクションのコントロールが、エリアミノーイングには必要不可欠という事ですね。
サイズについては75SSは少し大きく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらかというと重田氏が最も熱望されていたサイズが75SSとなります。
昨年は、この釣りを覚えたいというお客様に、まずは手に取っていただきやすいサイズ感を優先した結果、60mmというサイズを最初に発売する運びとなりましたが、基本的にはアピール力の強い75mmから投げてみて活性を判断し、HMKLさんのZAGGER65SSやダブルクラッチ60SSを状況に応じてサイズやアクションローテーションしていただくのがベストと考えます。
通常のルアーに見向きもしないようなニュートラルな大型魚にスイッチを入れ、「フルチェイスで食わせる醍醐味」を是非味わってください!
最後に、HMKLさんのZAGGER65SSを用いた実釣動画のリンクを貼っておきますので、ロッドワークのイメージを掴むためにも是非ご覧ください!
https://youtu.be/obDSWmm1oEM/products/pickup/ZAGGER+65+SS/
開発担当:N