2016年4月アーカイブ

 

先日こちらでも紹介させて頂いた通り、

今週末、4月10日(日)すそのフィッシングパークさんにて、

PRESSOタックルの試投&試釣会を開催いたします。

 

当日は、

PRESSO-LTD AGS-SMT 全3アイテム

PRESSO AGS 全アイテム

PRESSO  (ほぼ)全アイテム

エリアバム 全アイテム

を展示、試釣いただけます。

rod.jpg

更に、PRESSOリール等も(数は少なく申し訳ないですが)セットで組み合わせ可能なように

準備させて頂きます(新エステルライン、PRESSO TYPE-Eも巻いておきますよ!)。

 

 

加えて、PRESSOルアーの貸し出しも予定。

NEWスプーン、ムーバーを始め、ポッピンバグロリクラJrハイフロート等も

ロッドとともに、是非使ってみてください(開発担当Nもいるかも?)。

roricrajrhfssr151226sakura.jpg

 

 

当日は、PRESSOスタッフ、三浦敬児も常駐。

昨年行ったすそのさんでのPR用撮影風景です。

 

ルアーやロッドなどタックルの話のみならず、ルアーローテーション、はたまたトーナメントの戦略など、

質問、疑問はなんでも訊いてみてください!

 

 

 

時間は、9時頃スタートを予定。

すそのさんの受付前にて、皆様のお越しをお待ちしております。。。

 

 

尚、すそのフィッシングパークさんへのアクセス等は、こちらのサイトをご確認ください。

 

 

 

 

P/P事務局:mel

 

このブログでも何度も紹介させて頂いておりますから、皆様もご存じと思います。

PRESSO久々のトップウォータープラグ、PRESSOポッピンバグ

弊社総合カタログ等には4月発売とありましたが、一足早く3月末に出荷開始いたしました。

poppin'bug160327-1.jpg

アイにPRESSOバタフライが仕込まれた、かわいらしい外観と裏腹に、性能は本格派。

誰でも簡単にポップ音が出せる、だけではなく、

アングラーの狙いに合わせて大きさやスプラッシュを調整しやすいのが第一の特徴。

 

これは、使用しているロッドやラインによって変わりますが、色々試してみてください。

大きくボコッとアピールしたり、控えめにチュパっと波紋を立てたり、はたまたパシャっと飛沫を上げたりと、

思い通りに色々とアピールの仕方を変えられますよ。

また、ロッドティップを下げて、ちょっと長めにジャークさせたりハンドルを半回転くらいすると、

綺麗にダイブしたりもします。

 

◆PRESSOポッピンバグ グリーンパンプキン

poppin'bug151226gripan.jpg

 

 

まあ、エリアのポッパーって、ポップ+ステイ、が基本ですが、時には、動かしていた方が

アピールするときもあります。そんなときもこのポッピンバグは、綺麗にテーブルターンしながら

ねちねちアピールすることが可能。これが二番目の特徴です。

スライド量は少な目に設定していますので、短い移動距離と幅で何度も首を振らせることができます。

開成さんなんかでたまにありますが、動かし続けているポッパーに何匹ものトラウトがチェイスして。。

なんてソルトウォーターフィッシングみたいなエキサイティングなシーンも体験できますよ。

 

◆PRESSOポッピンバグ クリア

poppin'bug160123clear.jpg

 

 

ポッパーっていうとどちらかというとエンジョイフィッシング向けという感じもありますが、

このポッピンバグ、最終仕様のテストは昨年のトラキントライアル開成戦だったりします。

1.5gというウェイトですが、

キャスタビリティーは非常に高く、あの広いサードポンドでもストレスはないとの評価。

高田テスター、三浦スタッフ、またご協力頂いた数名のトーナメンターの方に勝負の決め手となる

魚をもたらしたりもした実力派です。

 

 

春は表層がホットになる季節。桜が散るころなどは、

水面に落ちた花びらにバイトするトラウトたちをよく見かけます。

そんなときは、ヴェガのようなマイクロスプーンが定番ですが、

ポッピンバグのようなポッパーも効果的。

投げてちょっと竿をあおって、そのままおいておけばいいから、ビギナーにも向いていますよね。

しかも、水面を割ってトラウトがバイトするなんて・・・。興奮しますよ。

是非タックルボックスに忍ばせてみてください。きっと期待を裏切らないはずです。

 

 

 

P/P事務局:mel

 

 

 

 

はじめまして。

PRESSOルアー開発担当のNです。

今回は、先日発売となりましたPRESSOムーバーについて開発的視点から解説させていただきます。

 

まず始めに、監修者である三浦スタッフがこのルアーに求めた性能は「強烈な集魚力を有することに加え、巻きスピードの緩急にレスポンス良く反応し、スローでも早巻きでもしっかりとアクションすること」

文章に書くと簡単なのですが…

金属の板を曲げただけのシンプルな形状の中で、求める性能を具現化していくのはものすごく大変なわけで・・・。実に多くの試作品を製作し、トライ&エラーを繰り返しました。

IMG_9677[1].JPGのサムネール画像

 写真以外にも曲げパターン、メッキの厚さを変えた試作品なども多数・・・

 

 

形状はレンジキープ力に優れたルパンをベースにサイズアップさせていますが、それだけでは求めている性能は出せず、“曲げのカーブ”研磨レベルスプリットリングに至るまで様々な調整をしながら求めるアクションを出していきました。

 

まず、曲げのカーブに関しては工場での試作品をベースに、現場で高田テスターにペンチを使って板材を曲げていただきながら三浦スタッフのリクエストを具現化していきました。高田テスターは、エリアフィッシング創世記からスプーンの開発に携われていることもあり、どの部分を曲げればアクションがどう変わるか等のノウハウはさすがの一言。本当に助けていただきました。

IMGP2460.jpgのサムネール画像

そして、高田テスターが曲げたサンプルを工場に出し、量産試作を作るのですが出来上がったルアーのアクション確認を行なうと、形状は同じに見えても何故か元のアクションと変わってしまい、また高田テスターの元に出向き微調整していただく・・・。そんなことを幾度と無く繰り返しなんとか納得いくアクションを出すことが出来ました。

 

次に、研磨レベルについて。通常、メッキや塗装をする前に凹凸やバリを落とすために板材の表面を研磨するのですがムーバーに関しては研磨のレベルを最低限に抑えています。

ムーバー研磨レベル.JPG

ムーバーは右のタイプのように、最低限の研磨レベルに抑えている。

 

すべてのスプーンにおいてこの手法が良いとは言えませんが、ムーバーはこのレベルまでこだわりました。スプーンのエッジを立たせ水噛みを良くし、スローでもしっかりとアクションさせることが出来るようになっています。

 

最後に、スプリットリングですが、何度も現場でリングサイズを変更したり、線径の違うものを試して泳ぎや魚の反応を見ながらベストなものを見つける作業を繰り返しました。今回、ムーバーに採用したスプリットリングは通常PRESSOで使用しているタイプよりも線径を細くしています。

そうすることで、テール部分が軽くなりアクションレスポンスに好影響を与えています。

IMG_7566[1].JPG

スプリットリングの線径、サイズにおいても様々なパターンを試し、ベストなセッティングを導き出す。

 

 

このように、少しマニアックとも言える三浦スタッフのこだわりを一つ一つ形にしていった結果、冒頭で述べた“求める性能”が実現できました。

ムーバーはアクション変化へのレスポンスが非常に良いため、短い移動距離の中で違ったアクションを組み合わせて使うことができるというのが特徴です。

「スピナーのようにグルグルとした強い回転で魚を寄せ、その後スピードを落としたワイドな8の字アクションで食わせる。」このような変化で口を使わせることの出来るスプーンとなっています。

店頭で見かけたときは是非手にとっていただければ幸いです。

 

長々と語ってしまいましたが、簡単なアクション動画を作ってみましたので是非こちらもご覧ください。

 



 

 

PRESSOムーバーについての製品情報はこちらをご覧ください。

http://www.daiwaweb.com/jp/fishing/item/lure/trout_le/presso_mover/index.html

 

 

 

ルアー開発担当:N

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