2014年11月アーカイブ

 

来週は、もう師走なんですね。

 

釣り具業界は、どのメーカーも来シーズンへ向けての準備で大忙しsweat01の時期だと思います。

我々も通常の業務に加えて、

フィッシングショーのアイテムチェック、ブースレイアウト、デモツールの検討、キャプションの確認、

そしてショー前後に発行予定の総合カタログの校正と、冗談ではなく猫の手paperも借りたい状況sweat02

 

特にカタログの校正は、分量も多く、数字も細かいので神経を使いますthink

そんな校正作業の中で、改めて面白いなあ、と気づかされたのが、ロッドの先径

ロッドのスペック覧には大体記載されている表記ですが、余り注目されない数値かもしれませんね。

でも、眺めていくと(ある意味当たり前ですが)それぞれのロッドのコンセプトが浮き彫りにされていくような、

そんな感じが。

14_08_Susono_0134.jpg

 

昨年以降発売されたPRESSO AGS/PRESSO-LTD AGSロッドの先径を細い順に並べると、

以下のようになります。

 

1位 0.6mm  PRESSO-LTD AGS60UL-SMT

2位 0.8mm  PRESSO AGS54XUL-S / PRESSO AGS62L-S

3位 1.0mm  PRESSO AGS64L

4位 1.1mm  PRESSO AGS510XUL / PRESSO AGS61UL

5位 1.2mm  PRESSO AGS62XUL 

6位 1.5mm  PRESSO AGS64UL

 

 

 

1位のLTD-SMTは、やはり、といった感じ。

超弾性チタン合金ならではの繊細さが、「別次元の乗りと感度」を実現しているわけですねgood

2位のソリッドティップ(Sはソリッドの略語です)の2本との差は、数値でも表れています。

 

 

チューブラーで一番細いのは、意外かもしれませんが、今年発売のAGS64L

「察知し、即座に掛ける」為に、バットは復元力の高い3DXを採用してしっかりとした張りを持たせながらも、

ティップは細く柔軟に設定。

『乗せ掛け』調子の『乗せ』部分も重視している、高田テスターのコンセプトが垣間見えるところですhappy01

 

 

逆に三浦スタッフプロデュースの62XULは、相対的には太目の設定。

これは、勿論、「弾かずに、口に残す」ため、つまり、

ティップに仕事をさせず、ベリーの曲がりで魚を乗せていく為にそうしているわけですね。

14_08_Susono_0248.jpg

 

 

 

 

ビリ、というか、一番太いのは64UL。ある意味ダントツに太いsign01わけですが、これにも勿論理由があります。

昨年の秋ごろアップしたこの記事にも書きましたが、

64ULは、大規模ポンドのディープ攻略をテーマに開発されたロッド。

遠投した先のボトムの微かなバイトをとっていくためには、太く張りのあるティップが必要なわけです。

 

 

ですから、同じ64同士、ティップだけで64ULと64Lを比較すると、64ULの方が硬く感じると思います。

ただ、最終的に、バットまで含めた全体のパワーを見ると、

当然ULよりLの方がしっかりとした張りがあるということですが。。。

 

 

 

で、この64ULについては、昨年の秋、収録したものですが、

高田テスターがコンセプトを語った動画があります。

(といいながら、すみません!強風と雨で音声が収録できなかった為、無音です。字幕でフォローしています)

 

という感じで、ロッドの先径と、コンセプトの関係でした。

 

それでは、カタログ校正に戻ります。。。

 

 

 

 

P/P事務局:mel(カタログ絶賛校正中)

 

先週末からの3連休、エリアトラウトアングラーの皆様はどのようにお過ごしになったでしょうか。

この季節、魚fishにとって、水温は適水温前後になり、

ヒトにとっては朝は寒いけれど、日中は日が差せばまだ陽気sunを感じる頃、と、

魚にもアングラーにも過ごしやすい時期heart04

事務局も、一日のみですが、上野原IC近くの管理釣り場さんへお邪魔しました。

katsuragawa.jpg

 

例によって、昼頃到着ののんびり釣行ですcoldsweats01既に釣り場はほぼ満員でした。

 

非常に透明度の高いmistこのエリア。

魚はちらほら見えますが、ヒトのプレッシャーでしょうか、反応は厳しい感じdown

勿論、順調に釣ってらっしゃる方もいるのですが、事務局レベルの腕では、少し厳しい感じです。

 

こんな時に、自信を持って投げ続けることができるのは、所謂鉄板カラー、と言われるもの。

勿論、その定義はアングラーによって異なるでしょうが、

無彩、地味、水に溶け込む、生物(ペレット風も含む)ライク、といった雰囲気を備えている色、

が大体そうなのでしょうかね。

少なくとも色は間違っていない、と自信を持てることは大切。

あれこれとっかえひっかえしたあげく、迷走の時間に陥いることを、少しでも防げるわけですから。

 

 

で、そんなカラーをキャストしていると、こんなご褒美が上がってきました。

roricraprawblue.jpg

 

ちょっとルアーが見えにくいので拡大。

 

 

◆PRESSOローリングクランクMR プロブルー(14-15シーズン新色)

roricraprawblue-2.jpg

 

「プロブルー」というカラーはバスワームでも定番の一つですね。

ブルーパールが醸し出す艶めかしい生物らしさは、バスだけではなく、トラウトにも有効ですscissors

 

で、暫くすると、もう一匹。

imoramasu.jpg

写真撮影前にルアーが外れてしまったのですが、ヒットルアーはこちら。

 

 

◆PRESSOイモラ プロブルー(14-15シーズン新色)

imoraprawblue.jpg

 

実はこの他にもロリクラDR-SFのプロブルーカラーで、おおきい奴を掛けたのですが、

惜しくもジャンプ一発で、バラシ。

でも鉄板カラーの威力を再確認。

事務局的には、この管理釣り場さんで、次回カラーに迷ったらプロブルーを投げてしまうと思います。。

 

 

そんなこんなでおおきい魚は釣れたものの、数は伸びません。

周囲のよく釣っていらっしゃる方を盗み見すると、どうもボトムの釣りをしている模様。

 

久しぶりに取り出したのがバンピングバイブ

エリアトーナメンターの方は、既に戦略の一手として、定番のひとつになってはいますが、

我々、一般アングラーへの浸透度はどうなんでしょう。どうでしょうか、お使いですか?

やっぱり、エリアトラウトは、所謂『巻き』の釣りが一般的。

ロッドアクションで誘う釣りに違和感を感じる方も多いのでは。

 

以前この釣りのエキスパート、第一人者の方に釣り方を教えて頂く機会があったのですが、

その時、ああ、そうなんだsign01そういうことかsign03とある意味目ウロコだったのが、

『バスフィッシングのラバージグのイメージで操作する』ということ。

 

その金言を思い出しながら、根気強く、ルアーをボトムでアクションさせると、答えが返ってきましたhappy01

 

◆PRESSOバンピングバイブ サーモンエッグ(グロー 14-15シーズン新色)

Bvibsalmonegg.jpg

 

◆PRESSOバンピングバイブ 白雪姫(レッドグロー 14-15シーズン新色)

Bvibshirayukihime.jpg

 

最後まで、少し厳しめの状況は変わりませんでしたが、

それでも、自分の中での鉄板カラーにさらに自信が持て、

また、新たな釣り方の引きだしが、少しだけ増えた、という点では、ある意味意義ある一日でしたgood

(もちろん、いい天気の休日、のんびりと竿を振っているだけで、十分楽しいのですけどねwink

 

 

 

 

 

ちなみにバンピングバイブについては、高田テスターによる、

タックル、ラインシステムも含めた基本メソッドを紹介した動画がございます。

(すみません!マイク不調につき、字幕でフォローしています<(_ _)>)

 

動画は、こちら、YOUTUBEのPRESSOPRESSチャンネルでもご覧になれます。

YOUTUBE.jpg

 

 

又、今回の記事に登場したルアーの価格、カラー等の詳細は、

弊社WEBサイト内の以下のページをご覧くださいdash

(それぞれ、品名をクリックすると、該当ページへ飛びます)

 

PRESSOローリングクランク

PRESSOイモラ

PRESSOバンピングバイブ

 

 

 

P/P事務局:mel

(一部PHOTO by T.O)

 

 

 

 

 

 

大変お待たせいたしました。世界初(?)のエリアトラウト用スピニングリールの3代目、

(14)PRESSO1025/2025H、出荷開始しております。

 

パッケージはこんな感じ。

DSC_0528.jpg

あえて、イメージカラーのオレンジを抑えたパッケージが、クールな感じでよいかと(自画自賛)。

 

でもアイコンのPRESSOバタフライは、どこから見ても。

DSC_0530.jpg

 

ご存じかとは思いますが、この(14)PRESSO、1025と2025Hの2モデル

1025は、従来通りのスプーニングを中心とした巻きの釣り向け。

2025Hは、従来ないハイスピードモデルですが、

例えばバンピングバイブのような、ボトム系の釣りやミノーイング。

あるいは大規模ポンドの沖攻略(ショートバイトもラインスラックを取ってフッキングに持ち込める)

また、低テンション、スローリトリーブの釣り(ハイスピードの巻き重り感を利用)

など、

1025をベースとして選んでくださった方の、戦略の幅を広げるモデルとして、

追加しております。

 

 

WEB、SNS等を拝見すると、既にご購入頂いた方もちらほら。

ありがとうございます。皆様の愛機として、かわいがってやってください。

 

 

 

 

 

P/P事務局:mel

 

 

 

 

 

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