2014年10月アーカイブ

 

先日のブログでも紹介させて頂きました14PRESSO1025/2025Hについて、

ここのところ、いくつかご質問を頂いております。

非常に関心を持って頂いているということだと思います。誠にありがとうございます<(_ _)>

この場でも、購入ご検討の参考になるかと思い、回答ともども、紹介させて頂きます。

 

①マグシールド:

ボディ部(ピニオン上部)にのみ、マグシールドを採用しております。

EXISTと同じ、ZAION製エアローターは搭載しておりますが、

ラインローラーに、マグシールド・マグシールドボールベアリングは採用しておりません。

 

②海水使用の可否:

海でも使用可能です。アジング・メバリングにもどうぞ。

 

③08PRESSOとのスペック上の相違点:

08PRESSO1003と14PRESSO1025との比較で、

◆自重:165g→170g

◆巻き取りスピード:59cm→60cm

◆巻糸量:3lb-100m→2.5lb-100m

◆ボールベアリング数:7→10  

 ピニオン*2(上下) ドライブギヤー*2(両端) ラインローラー*1 ハンドルノブ*1 ドラグ*2 メインシャフト*1 オシレートギヤー*1

 *ピニオン部のBBはグリス仕様です。

◆ボディ・ローターの材質は、08同様ZAION製です(ローターはエアローター化されています)

◆スプールはエアスプールからメタル製スプールに変更されました。

 

 

④08PRESSOとのスプールの互換性

08PRESSOのスプールはリールに付属の金属ワッシャーを取り付けることで、

14PRESSOに装着可能です。

14PRESSOのスプールは08PRESSOには取り付けられません。

これはRCS PRESSOカスタムスプールについても同様です。

後、参考まで、1025と2025は、スプールに互換性があります。

 

以上、08PRESSOと比較し、基本性能はほぼ同じながら、

エアローター化とUTDフィネスチューンによるドラグ性能の向上が、

14PRESSOのポイントということになります。

ちなみにお値段は08PRESSOから据え置きの、

メーカー希望本体価格:40,000円(1025/2025Hとも)です。

 

 

 

 

 

P/P事務局:mel

 

 

 

PRESSOリールと同時に11月発売予定のPRESSOカスタムパーツ

UTDフィネスチューンをドラグに採用したスプールと、

巻きぶれを抑えた90°クランクのハンドルが発売です。

14_08_Susono_0119.jpg

スプールについては、前回のPRESSOリールについて紹介させて頂いた記事の内容と同じ。

「魚の引きの変化に追従しながら滑らかに効き続ける」ドラグ性能は、

まさにエリアトラウトにこそ相応しい機能。

本当に、一度この性能を味わってほしい。

ラインブレイクを抑えながら、迅速にランディングに持ち込むことを可能にする、

明らかに「違う」、この性能を理解いただけるはずです。

巻糸量は、必要十分な、プレッソデュラブラ2.5lb-100m設定。

当然スプールにはボールベアリングが入っています。

 

 

 

で、ハンドル。33mmのカーボンハンドルアームを採用。

好評頂いていたPRESSOアルティメットカスタムのハンドルアームは31mmでした。

2mm伸ばしているのは、少し汎用性を高めたかったから。

スプーニングからクランクにスイッチしたときなど、瞬間的なバイトにもハンドルを巻く手が止まらずに、

のまま巻き続けて、巻き合わせに持ち込みやすくなっています。

 

特徴的なのは、アームの角度。

ボディから伸びる、ハンドルのシャフトに対し直角になっています。

これは、前述した通り、巻きぶれを抑えるため。

手が回転する方向と平行にハンドルアームを設定することで、常に一定の負荷をノブに掛けやすくなり、

結果的に巻きスピードが安定します。

高田テスターの提案を聞いたときは、正直『ほんとかな・・・』と心の中で思ったものですが、

実際試作してテストしてみると、『なるほど、確かに・・・』という実感。

14_08_Susono_0262.jpg

ここだけの話(ではないですが)高田テスターのメインリール、EXIST1003は、そのほとんどが、

RCS35mmハンドルにハンドルを換装しています。

勿論ハンドル長を短く(オリジナルは40mm)することで、巻き感度を高めている、ということも

あるのですが、よくよく聞くと、RCSハンドルの方がハンドルのシャフトが長く

90°クランクに近づくため、巻きぶれを抑えることも意識しているからとか。。

 

・・・本当にこういう細かい部分の拘りが、釣りの完成度を高めていくのだな、と思いました。

 

 

ハンドルノブは、ZAION製の薄型ノブを採用しています。

このノブ、軽い力で握り(触れ)、手首だけで回転させるには最適です。

一方、負荷が掛かった時、しっかりとノブを握ってやり取りするには、

やはりオリジナルのコルクノブの方が優れています。

 

ハンドルノブは、ちょっと使っただけでは、その真価はわかりません。

敏感な人間の手先です。最初に感じるのは、間違いなく違和感。

それは、指がそれまでのノブの形に慣れてしまっているから。

 

是非1日くらいは使い込んでみてください。

おそらく指が新しいノブに慣れ、そうすると、間違いなくその良さも見えてきます。

その上で、メリットとデメリットをどう判断するか。

やはり元のノブがいい、となれば、勿論オリジナルのノブに付け替えることも可能です。

 

外観的にはPRESSOらしいブラック&オレンジカラー

カスタム感たっぷりで、外観的にも強くアピールします。

デザインもこだわっています。特にハンドルについては、超ショートハンドルでもスマートに見えるよう、

シェイプを工夫したり、アームのエッジを削り込んだりと、

よくよく見て頂くと、結構手が込んでいるのですよ。

 

 

見た目と機能で、あなたのテンションを高めてくれるはずの、PRESSOカスタムパーツ

是非お試しください。

 

 

 

P/P事務局:mel

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の記事でも紹介しました、PRESSOブランド6年ぶりのエリアトラウト専用リール

『(14)PRESSO1025/2025H』が発売されますhappy01

エリアに求められる機能を、ハイバリュー(ここ重要!)の中にパッケージングした一台、として、

本当におすすめです。

14_08_Susono_0046.jpg

このリール、簡単にいいますと、

ルビアスのボディに、EXISTのローターがつき、

バス用スピニング:イグニスTYPE-Rのドラグが採用されたリール、

ということになるでしょうか。

 

ですから、やはり、自重やギヤーの(究極の、ですが)精度、といったところでは、

EXISTには、はっきりいって勝てませんdown

フラッグシップ機種のみが持つことを許される、道具としての風格も、やはり、及びませんwobbly

14_08_Susono_0094.jpg

でも、メーカー希望本体価格40,000円の中で、エリアに最大限シュートした機能を盛り込み、

更には、PRESSOロッドとのカラーマッチングも果たした、という点で、非常に魅力的heart04

仕上がっているリールだといえると思います。

特に、カルディアやルビアスをご使用頂いている方の、更なるステップアップscissorsとして、

本当にお奨めです。

また、EXISTがいいのはわかるけれど、持参する5本すべてに装着するのは、経済的に・・coldsweats01

という方にも、十分ご満足いただけるリールです。

 

 

14_08_Susono_0157.jpg

で、エリアトラウトのリールに求められるリールの要素とは、なんでしょうか。

勿論様々な項目が挙がるでしょうが、

やはり、『巻き感度』と、『ドラグ性能』が最も重要なPOINTではないかと思います。

 

PRESSOリールは、EXISTと同じ、ZAION製のエアローターを採用したことにより、

回転の軽さ、レスポンスのよさはほぼEXISTと同等sign03

惰性のない、ハンドルを回した分だけ過不足なく

きっちりとローターが回転してくれるといったような、ダイレクトな感覚は、

その中で発生した違和感を、明確にハンドルの重みの変化として、アングラーに伝えてくれます。

この辺は三浦スタッフに比較テストも行って頂き、はっきりとした評価の差が出ている点で、

実際お使い頂ければわかっていただけると思います。

勿論、ご存じの通り、単純な薄肉ライトなローターではなく、強度も保ちながら、この軽さを実現している点が、

独特の形状を持つ、エアローターのなせる技、なわけですが。

14_08_Susono_0081.jpg

 

 

もうひとつ、ドラグ性能について。

今春発売させて頂いたイグニスTYPE-Rに搭載した、UTDフィネスチューンをこの機種でも採用。

魚の引きに対して速度変化しながら追従していくオートマチックな性能

しかも、あくまで滑らかに効きつづけながらも決して「ズルズル」にはならず、

魚にプレッシャーをしっかり与えつづけられるのは、特殊グリスによるグリス膜効果ならではです。

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ドラグ開発に参画した高田テスターもえらくお気に入りで、

現在、氏が使用しているEXISTは、実は全て、ドラグがUTDフィネスチューンに換装されています。

(こういった、DAIWA REAL FOUR現行機種向けのグリス付ワッシャーも、間もなく発売予定です)

 

ライトラインを使用し、常にドラグを出しながらやりとりすることの多い、エリアトラウトには、絶対の機能。

ラインブレイクを防止しながら、取り込みまでのスピードを上げられるといういわば二律背反を実現happy02

してくれます。

そうそう、ドラグにこだわる世界ならでは、PRESSOはこの価格帯ながら、

はじめから、スプールは2BB仕様です。

 

こういったエリアに最適化した機能を盛り込んだ上で、基本スペックとして、

◆35mmショートマシンカットハンドル

◆薄肉ZAION製ハンドルノブ

◆巻糸量はPRESSOデュラブラ2.5lb-100m(1025/2025Hともに)

といったところも、抜かりなし。

メーカーカスタムとしてやれるところは、やった感がありますgood

14_08_Susono_0261.jpg

サイズは、10252025Hの2アイテム。

従来の04プレッソ(初代)/08プレッソ(二代目)をお持ちの方は、1025が比較的

フィーリングは近いと思います。

ただ、PRESSOとして初めての2000ハイスピードも、

釣りの幅を広げる上では、面白い選択かもしれませんよ。

 

 

是非、この秋はNEWPRESSOリールで、

1ランク上のエリアフィッシングをお楽しみください。

 

 

 

 

尚、UTDフィネスチューンについての詳細は、こちらをご確認くださいdash

 

 

 

P/P事務局:mel

 

 

 

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