3月に入り、私の住んでいる横浜も一気に暖かくなってきました。
ホームフィールドの桧原湖も、日中は二桁気温に突入する日が増えてきて、氷上終了の足音が聞こえてきている中、来シーズン発売の釣り東北社さんの「ワカサギの穴 vol.5」の取材で、桧原湖の早稲沢エリアに行ってきました。
いつも立ち寄るセブンイレブン裏磐梯店も、ワカサギシーズン終了が近いこともあり、どこか寂しげな朝でした。
5時40分ごろに早稲沢キャンプ場の駐車場に到着しましたが、駐車場の雪もだいぶ溶けており、エントリー口までは地面が露出していました。
駐車場で釣り東北社の伊藤社長と待ち合わせをしていると、平日にもかかわらず、多くの知り合いが!
皆さん、氷上ラストスパートを楽しみにいらしているとのことでした。
今回は駐車場で色々と準備することもあったため、私たちは定刻の6時を過ぎてから氷上に降りました。
(桧原湖では「氷上に上がれる時間は6時」からと定められています。早く着いたからといって、6時前に氷上に上がることは絶対にしないようにしてくださいね。)
皆さん口を揃えて、「今年は浅場はダメ。やるなら深場(7〜10m)。」とおっしゃっているのですが、天邪鬼な私は、「3月だし、産卵を意識した個体が浅場に差してきているだろう」と思い、例年好調なポイントを探ってみました。
すると、5mラインで好反応が!
浮いた反応もあったため、3〜4m ラインも探索してみましたが、どこを探しても魚影は皆無。
そのため、魚影の濃かった5mラインに戻りましたが、魚影がボトムから20cm程度浮いた反応主体となっており、もう少しボトムに魚影のあるポイントを探してみたのですが・・・どこにも見つからず、妥協して元のポイントでテントを広げたところ・・・
テントの影を嫌ったのか、魚探が真っ白に・・・。
エサを入れればワカサギが戻ってくるかも!?と淡い期待も持っていたのですが、取材でやらかしすぎは・・・ということで、釣果が安定している深場エリアを探索することにしました。
深場エリアに行くと、川田さんに石原さん、国分さんにそのご友人、そして上州屋のA氏が!
A氏からのお導きもあり、ボトムに安定して魚影のある場所にテントを設営することができました。
テントの設営を終え、10時半ごろにようやく釣り開始。
本日の釣り座はこんな感じでセットしました。
リール:クリスティアAIR
穂先:クリスティアLTD AGS 速攻310 SSS
仕掛け:速攻夜光留5本針0.5号(食い渋ってからは速攻ショート7本針0.5号に変更)、速攻赤留7本0.5号
オモリ:TGシンカー DR-R 3g
下針:D-max 赤留0.5号
エサ:本ラビット(カット)
釣り開始後は活性が高く、仕掛けを投入するとすぐにアタるような状況!
テンポよく数が伸びていきます。
時にはトリプルも!
お昼頃からはアタリが小さくなり、早稲沢らしい下針の釣りが続きましたが、その分、攻略のためのテクニックもご説明することができました。
そして最終釣果は14時半終了で310匹と、実質4時間ちょっとで、かつロケをやりながらの釣果としては大満足の結果でした!
魚影はこのように終始ボトムに安定した回遊がある状況でした。
それにしても3月のこの時期に早稲沢の8mラインで釣りをすることになるとは・・・。
今年はサイズが大きいので深場に魚影が集中しているのかな?とも思いましたが、当日釣れた魚は、確かに例年よりは大きい(アベレージ5〜6cm程度)ですが、4cmクラスの早稲沢サイズも多く混じりましたので、真相はわからずじまいでした。
やはり、夏の豪雨による土砂流入で地形変化があったんですかね・・・?
最後に、伊藤社長にお願いして、磐梯山を背景に釣果と共に記念撮影していただきました。
この景色も今シーズンは見納めかと思うと寂しい限りです。
今回のロケの様子は、来シーズン発売予定のワカサギの穴 Vol.5に掲載予定です。
まだまだ先にはなりますが、発売日等が決まりましたら、告知させていただきますね。
お世話になったやませさん、ご一緒した皆さん、そして私のやりたいことに付き合ってくださった釣り東北社の伊藤社長、ありがとうございました〜!