2019年5月アーカイブ

PRESSO PRESS ご愛読の皆様

 

今回のPRESSO PRESSは6/1(土)に放送されますTHEフィッシングの内容のご紹介です!

 

「三陸の美しき渓流魚と遊ぶ ネイティブトラウトの世界」

 アングラー:小林将大

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今回のロケ地は三陸、岩手県の河川。

小林将大フィールドスタッフが学生時代通っていた、いわばトラウトフィッシングを学んだ原点

ともいえるフィールドでのロケとなっております。

 

詳しい内容はこちらをご覧ください!

  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/the_fishing/lineup2/

 

また、小林将大フィールドスタッフよりコメントをいただいております。

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岩手県三陸は私、小林将大が大学時代を過ごした場所であり、水産系大学であったこともあり、

サケ、マスの研究に明け暮れた場所である。岩手県三陸は渓流魚の宝庫。

イワナ、ヤマメが生息する河川も無数に存在する。リアス式海岸が成す地形は山と海が

密接な関係にあり、海からわずか数十メートルの河口域でも、イワナ、ヤマメが生息している。

当時はサケマス研究の一貫として、イワナ、ヤマメの食性を調べるなどしていた。

その研究での発見が今日の渓流ルアーフィッシングに活きている。

今回のTHEフィッシングはそんな渓流魚の宝庫、岩手県三陸にて、生態学に基づいた

渓流ルアーフィッシングを展開する。

神経質な渓流魚が野性味をあらわにルアーを追う…

個性的で色彩美しい渓流魚との出逢いを求め、新緑の渓流を釣り上がっていく…

ぜひご覧下さい。

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といったコメントを頂いております。

 

今回の使用タックルは、

 【リール】バリスティック FW LT2000SS-XH

 【ロッド】シルバークリーク ストリームトゥイッチャー 48L

      シルバークリーク ストリームトゥイッチャー 53UL

 【ライン】UFVモアザンセンサー 8ブレイド-SI 0.6号

 【リーダー】D-FRON α 1.2号

 【ルアー】シルバークリーク ミノー 44S チャートヤマメ

      シルバークリーク シャッド 50F チャートヤマメ

      シルバークリーク シャッド 50F TS

      シルバークリーク スピナー 3.0 四つ葉

 

放送は6/1(土) 17:30~18:00(一部エリアを除く)となっております。

 

皆様、是非お楽しみに!!

 

事務局:UKE

  

PRESSO  PRESSご愛読の皆様

 

今回のPRESSO PRESS「SILVER CREEK STREAM TWITCHER」の開発の話です。

3回目となりますので、1回目、2回目をお見逃しの方は是非、ご覧いただければと思います。

 
最後に動画リンクを貼り付けておりますのでそちらもご覧ください!
4960652208574-3.jpgのサムネール画像
4960652208574-4.jpgのサムネール画像

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■前回まとめ

・リリースポイントを掴みやすく、且つ、ネジレを抑制

→ 曲げ方向のカーボンマテリアルの弾性率を調整し、懐を広く。

   そして、X45でネジレを徹底的に排除。

 

・上記を反映した53ULプロト第1号を制作

 → 結果は失敗…リリースポイントが非常に狭くなってしまった。

    実釣でのアングラーの動きを考察し、新たな仮説を立てる。

 

■53ULが使用されるシチュエーションとは…?

53ULの実際の使用シーンを観察すると、殆どが「サイドキャスト」

「バックハンドキャスト」等の「狭い場所で“竿に仕事をさせて”投げる」キャストが

殆どであるということが見えてきました。

 

例えば3'8''や4'8''というショートレングスは、その短さを活かし、

狭い場所でも比較的スピーディーに振りぬいてルアーを飛ばすことが出来ますが、

遠い場所のルアー操作や大場所での遠投は苦手であるという傾向にあります。

 

それに対して、5'3''というレングスは、障害物が多い場所では、

振りぬくようなキャストではなく、力まず、小さなキャスト動作でピンポイントを打っていく

ような感覚です。一方で長さを活かしたルアー操作や遠投はショートレングスよりも得意であり、

日本の渓流に於いて、所謂スタンダードレングスという位置づけが可能です。

 

■対・ネジレの最適値

コンパクトな動作のキャストでは、竿先は、単なる前後の運動だけでなく、

手首のスナップにより三次元的な円弧を描き、竿全体がネジレながら追従していることが見えてきました。

 

では、この際に、竿が“ネジレなさすぎる”とどうなるか・・・?

 

竿を“ネジりながら”ルアーを飛ばしたいのに、ネジレを抑制しすぎてしまうと、

釣り人の意思に反して竿はすぐに元に戻ろうとしてしまいます。

 

結果、リリースポイントが狭くなってしまうい、竿がいうことを聞いてくれません。

これがプロトタイプ第一号の失敗の主な原因であると考えられます。

では、反対に“ネジれすぎる”とどうなるか…?

 

第1回で述べたように、穂先の遊びが収まらず、弾道が浮いてしまい、

余分な糸ふけが出てしまう原因となってしまいます。

 

つまり、スイング中は適度にネジれながら追従し、

リリース後はネジレが収束し弾道の浮きを抑制する“対・ネジレの最適値”を見つけることが、

第一回で述べた「リリースポイントと収束」という矛盾の解決の糸口のひとつであったわけです。

 

■アイテム紹介

53UL・・・振りぬくようなキャストではなく、柔らかなサイドハンド、バックハンドで

     近~中距離を打っていく、日本の渓流におけるスタンダードモデルです。

     やわらかいキャストであってもルアーの荷重を感じ、リリースポイントが掴みやすく、

     また、適度な収束により、無駄なラインスラックを出すことなく、安定した弾道で

     ルアーを飛ばすことが可能です。

 

56L・・・53ULよりも比較的ハリがあり、また、収束も早く、ピンシャン傾向にある調子です。

    里川や開けた渓流域・中流域に於いてサイドハンド・バックハンド、或いはオーバー

    ヘッドでしっかりと竿を振り抜き、飛距離を出すようなキャストに向いています。

 

63L・・・53UL、56Lが可変テーパーであるのに対し、63Lは比較的素直なクセの無い調子といえます。

    先からスムーズに淀みなく荷重が移動し、オーバーヘッドで大きな飛距離を生むことが可能。

    中流域やバックウォーター等、様々なシーンに対応する遠投性・汎用性の高いモデルです。

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何度も試行錯誤を繰り返し、開発を続けてくれたロッド設計者のコラムでした。

 

これから緑が深くなる時期となりますのでショートレングスのロッドの出番が増えてくることが

想定されます。河川・シュチュエーション・使いたいルアーに合わせて様々なロッドの

組み合わせが考えられますので是非参考にしていただければと思います。

 

前回も紹介させていただいたのですが、小林将大フィールドスタッフが動画によりロッドの

解説をしてくれております。

URL:https://youtu.be/Crt3SRyBLjs

実釣の中でいろいろなお話をしていただいております。

 

また、シャッド、スピナーの動画も公開しておりますので、

こちらも合わせて、ご覧ください!

 

SC SHAD50F 解説動画

URL:https://youtu.be/bhgOclxeZzQ

 

SC Spinner 解説動画

URL::https://youtu.be/QlQj78qHVDE

 
 
事務局:UKE
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