暖冬の影響で、各エリアの氷上解禁が遅れていましたが、1月下旬に入り、ようやく解禁の声も聞こえてくるようになってきました。
関東近郊で数少ない氷上ワカサギが楽しめる赤城大沼も1月末に解禁しましたが、その後気温の上昇などの影響で、2月7日までは一時クローズになっていましたが、2月8日から再解禁するとのことで、同日にお邪魔してきました。
今期は氷の厚さも十分ではないため、氷上釣り可能時間は午前7時〜午後2時までと、昨シーズンまでと比較しても1時間短くなっています。
今回は赤城大沼のエキスパートである野澤さんにアテンドしてもらい、解禁時から好釣果が続く、フカンドエリアで釣りをしました。
野澤さんのチョイスで2箇所ほどポイントを周りましたが、これが結果的には大正解。
2箇所目の最初の穴で、すでにこのような魚影・・・!
この周辺を徹底的に調査した上で、私はこんな魚影の場所に決定しました。
赤城大沼といえば、3m超の長仕掛けが主流なのですが、今回は桧原スタイルが赤城大沼でも通用するのかをテーマに今回は桧原湖で使うタックルセッティングでチャレンジしてみました。
【タックルデータ】
リール:クリスティアAIR
穂先:クリスティア LTD速攻 AGS335 SSSS
仕掛け:速攻ショート7本針0.5号
オモリ:TGシンカーR 3g
エサ:紅サシ、白サシ
その他:DーMAX下針(赤留金針)
エサをつけて仕掛けを落とすと、まさかのイレパク状態・・・!
これならオモリを重くしてもいいのでは?と思い、3g→4g→5gとチェンジしていき、結局は6gで釣りをすることに。
浮いた群れも入るのですが、ボトムの群れの方が活性が高く、ひたすらボトムで釣り続けます。
こうなってくると、桧原スタイルの仕掛けの方が手返しがよく、効率的に釣果を伸ばしていけました。
9時半ごろには1束を超えるなど、赤城大沼とは思えないようなハイペースで釣れたのですが、ここから一気にペースダウン・・・。
魚影はあまり変わりないのですが、一気に活性が低下し、普段の赤城らしい釣りに。
さすがに6gで釣りをするのも辛くなってきたため、4g→3g→2gとチェンジしてなんとか拾い釣りをします。
棚がばらけているので、長仕掛けが有利かと思ったのですが、ここは初志貫徹で速攻ショート7本針のまま釣り続けます。
どの棚がアタルかわからないので、ひたすら細かく棚調整をしながら釣りましたが、結局ボトムが一番安定しているというオチ。
しかも、赤城ではあまり使われない下針が効果絶大で、この日は半分近くの釣果が下針でした。
午後2時までに岸に戻る必要があることから、午後1時半前に200匹となったところで、納竿としました。
岸に戻ったあとは、釣り道具を片付けて、バンディ塩原さんで遅めのランチをいただだきました。
ちなみに、バンディ前は岸から離れてしまっています・・・。
が、樹林Pからのエントリー口は氷もしっかりしていたため、安心して氷上に上がれました!
今回の釣行では、赤城のローカルスタイルではなく、桧原スタイルでチャレンジするという、一見無謀な釣りに思えましたが、結果的には大金星と言える釣果を出すことができました。
福島などからも3時間程度で行けるフィールドですので、ぜひ皆さんも赤城大沼にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?
お世話になった皆さん、ありがとうございました〜!