今シーズン、解禁から好釣果が続いている野尻湖へ行ってきました。
桧原湖でワカサギ釣りをしているイメージの強い私ですが、実は私のワカサギ釣りの原点は野尻湖なのです。
10年ほど前からワカサギ釣りに目覚め、車を所有していなかった学生時代に、新宿から夜行バスで長野、そこから在来線で黒姫駅へ向かい、駅まで船宿の方に迎えに来てもらっていたりしました。
そして、釣行当日はちょうど4年前にスピンネーカーさんで開催されたNBC野尻湖わかさぎチャプターに参戦し、優勝したのと同じ日。
そんなことを振り返りながら、道中ワクワクしながら現地へと向かいました。
当日は、爆弾低気圧が近づいている影響か、夜中から雨が降り続いていましたが、低気圧接近直前は爆釣のチャンス!と期待を胸にしていましたが・・・
お世話になったスピンネーカーさんは、今シーズンより新艇での営業を開始。もちろんトレードマークの展望操船室もあります。
ちなみに野尻湖は魚探使用禁止の屋形船が多く、スピンネーカーさんも魚探は使用禁止です。
だからこそ、仕掛けのどこにワカサギがヒットするかを見極めながら、仕掛けの変更や棚の選択をするのが重要になってきますね!
船長に状況を聞くと、どうも前日から状況が一転したようで、いつもどおりの野尻湖のような状況とのこと。
水深も20m後半での釣りになるとのことから、タックルは以下をチョイス。
リール:クリスティアCRT R+(外部電源ユニット装着)
穂先:クリスティア TYPE-K FA SSSS
仕掛け:速攻夜光留6本、速攻赤留6本
オモリ:TGシンカー DR-R7g
エサ:紅サシ、白サシ、ブドウ虫
その他:延長キット12㎝
普段は胴調子を愛用していますが、野尻湖のような深場では先調子のほうがショートストロークでアワセやすいため、野尻湖釣行時には先調子を使うことが多いです。
とはいえ、ターンオーバー時や抱卵個体が増え始めたタイミングでの食い渋り時では、繊細なアタリも的確に表現できる胴調子を用いることが効果的な場面もあるので、どちらのタイプの穂先も野尻湖攻略には不可欠だと考えています。
当日は延長キット12㎝を装着しましたが、水深20m後半での釣りならば延長キット8㎝でも対応できます。
ただ、ターンオーバーが落ち着く1月後半ごろからは水深35m超での釣りとなることも多いため、延長キット12㎝があるとよりオールラウンドに対応できると思います。
ちなみに、延長キットを用いることでアワセやすさや長仕掛けが取り回しやすくなることだけでなく、他の釣り人よりも少しでも離れたところに仕掛けを落とすことができる(=フレッシュなワカサギにコンタクトできる)というメリットもあるので、おすすめですよ~!
釣りの方は、雨や曇りといった天候と気圧の低下はワカサギ釣りにとってプラス要素なのですが・・・爆弾低気圧による「急激な」気圧変化が影響したのか、活性は低め。
そして、底荒れしているのか、ワカサギは浮き気味で、仕掛けの上部にヒットすることが多かったことから、仕掛けを2連結して対応しました。
こうなってくると、延長キット12㎝による穂先の長さが効果を発揮し、仕掛け下部にヒットしたワカサギも取り込みやすくなります。
前半は中型~大型のワカサギが主体でしたが、午後に入りポイントを移動すると、まるで桧原湖北部エリアのような当歳魚も多く混ざるようになってきました。
当日のパターンとしては、ローライトコンディションの前半は夜光留やケイムラ留のような紫外線発光の仕掛けで視覚的アピール力を高めるだけでなく、エサを大きめにカットし、嗅覚でもワカサギにアピールすることでヒットが増えたように感じました。
また、小型が主体になってからは、エサを吸い込む力が弱いのか、極小カットしたエサにアタリが集中したものの、寄せエサとして大きめにカットしたサシやブドウ虫を外すと、アタリが遠のく時間も多かったことから、寄せエサと食わせエサを併用する必要があるようでした。
そんなこんなで、最終釣果は何とか2束超えの202匹。
普段の野尻湖なら大満足な釣果なのですが、連日の好釣果を聞いていた身としては、少し物足りなさもありました。。。
ということで、また今シーズンはリベンジしなければならなさそうです笑
お世話になりましたスピンネーカーさん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました~!