行楽日和の10月第4週、土曜日は行楽には良いだろうが釣りには最悪の強風予想、赤城大沼周辺の風速17㍍予報にビビッて予定を日曜日に変更、案の定船宿に聞いたら吹雪で出船見合わせたそうです。
日曜日は冬型の高気圧に覆われて晴天予報にいさんで山に上りました。
午前5時50分過ぎの日の出に間に合うように家をでました。大沼から2、3分のところの鳥居峠でご来光に「今日は釣れますように」と祈って湖畔に行きました。
ご来光と反対側の覚満淵とその奥の赤城大沼を望む。空にはほぼ満月が。
湖畔では皆さん出船の準備してました。
黒桧山は前日の吹雪で白くなっていました。
湖上は前日の風のなごりで少し波がありました。
エサのサシを付けて投入したら即アタリ、何かヘンな引きであがってきたのはこれ!カンベンしてください。
仕掛けの「誘惑ロングケイムラ留」7本針1.0号のエサをはずして投入するとデカサギが釣れました。表層水温12.2℃でもカラバリが有効?私の経験値からすると9月の解禁当初は水温が20℃以上ありカラバリでさんざん釣ってきましたが水温が下がってきて15℃を下まわるようになるとカラバリが効かなくなるという感触をもっていました。紅葉の時期はもうカラバリでは釣れなかったという記憶が強いです。
朝方は結構カラバリで釣れていたのですが、だんだん食いが悪くなってきたのでやがてすべての針に赤虫を付けました。
相変わらず赤城のデカサギはきれいですね。
まとまった魚影は殆どきません、小さな群れが時々通るだけ、そのたびに1匹ずつ釣れるといった感じです。急に冷え込んだのでターンオーバー気味でボートの航跡には泡が沢山浮いていました。
おまけに満月に近い大きい月、釣れない条件が揃っているかんじでした。
天気が良くて紅葉は綺麗な頃だろうと思っていましたが、まだ早かったのか、もともと色づきがわるいのか、感動するような色にはなっていませんでした。
ポイントは「別荘前」で昼頃までやっていましたが、「馬の背」にもボートの集団ができていましたので早々と馬の背フィーバーが始まったのかと思い、ちょこっと様子を見に行きましたが別荘前とあまり変わりませんでした。
あまり楽しくなかったので午後1時半には納竿しました。
数は僅か63匹でした、前回と違い9割方は10㌢以上の越年魚だったのが救いでした。