〈久〉2021穂先 HG TYPE K FA32.5SSSS徹底解説!

クリスティアHG TYPE K FAシリーズに2021年追加モデルが新登場です!

HG TYPE K FA 32.5 SSSS(4S) ※エフエー・フォーエスと呼んでください。

電動二丁スタイルで使える先調子系で、桧原湖、岩洞湖、野尻湖での

激渋時や低水温の氷上釣り、当歳魚のような超極小ワカサギを

攻略できるように設定したモデルです。

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FAシリーズは、僕の理想とする先調子(ファーストアクション)

を再現した穂先で、先端から徐々に曲がる可変アクションに

なっております。

昨シーズンリリースしたモデル

TYPE K FA 32.5 SS 

TYPE K FA 32.5 SSS

は、屋形・ドーム・ボートの釣りで

中型~大型ワカサギを得意としている穂先でしたが

今回の

TYPE K FA 32.5 SSSS (4S)は

氷上釣り、激渋の屋形・ドームの釣りを攻略できる

超小型~中型ワカサギを得意とする穂先に仕上げました。

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ファーストアクションでありながら

繊細なトップと頑丈なベリーからバット部の構成は

誘いのアクションも容易で、アワセも楽に決まる

とても扱い易い竿になりました。

特に、極小ワカサギや当歳ワカサギのような

ピリピリした細かいアタリもしっかり目で確認できるほどの

しなやかなトップはシリーズ中で最も高感度です。

調子は7:3~6:4へ移行するアクション

誘い・アワセでは7:3

巻き上げでは6:4へと変化します。

巻き上げ取り込みでもクッションがしっかり利いて

バラシが少ないのも特徴です。

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オモリ負荷は、0.5g~5g

ベストなオモリ負荷は

氷上釣り1.5~3.0g

屋形・ドームでは3g~5g

フカセ釣りではガン玉0.5g

ですが、今年の春~夏の屋形、ボート釣りで試したところ

10gまで十分に対応できました。

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そして、FAシリーズの特徴の「穂先の戻りが速い」性質により

常に上の方のラインテンションが保てるので

上あごへの針掛かりがキープできます。

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つまり、FAシリーズのようなカーブゾーンの小さいタイプは

可動部分の重量が少なくなるので竿の戻り(復元)が速くなります。

速くなれば、下のオモリに引っ張られることが無くなるので

上あごから針が外れにくくなります。なので、

遅アワセでも乗せやすくなり、多点掛けの確率もグンと上がります。

アタリの取りこぼしが少ない!

アワセのミスが少ない!

これらのことがしっかり体感できるかと思います。

胴調子が苦手な方や先調子で当歳魚を狙いたい方には

ぴったりなモデルですので手に取って確かめてくださいね!