<安>20210410~11 山中湖の春爆を期待して・・・

みなさん、お久しぶりです。

先週は「やまわか会」の皆様にお誘いいただきまして、土日ともにつちやボートさんにお世話になりました。

当日は天気も良く、朝から富士山がきれいに見える天気・・・

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ということは・・・ワカサギの活性は・・・??

などと、考えながらも、久しぶりの山中湖にワクワクしながら観翠丸に乗船し、左舷後方部に着席しました。

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例年のこの時期ですと、産卵を終えた個体の荒食い(=春爆)が始まっているのですが、どうも今期の山中湖は例年と違うようで、魚影はあるものの、ポツポツとしか釣れていないとのことでした。

ポイントについて、魚探を入れてみると・・・

確かにボトム付近にそれなりの魚影があります。

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今期の山中湖のワカサギは4~6㎝がアベレージサイズと聞いていたため、最近の釣れ方も加味して、桧原湖の激渋期を意識した以下のセッティングにしてみました。

リール:クリスティアCRT+(外部電源装着)

穂先:クリスティアHG TYPE K 32.5 SSS(胴調子モデル)+延長キット

仕掛け:速攻ショート7本0.5号、速攻ショート5本針0.5号

オモリ:TGシンカーゴールド 5g

下針:D-MAX赤留金針0.5号

エサ:ベニサシ、白サシ、赤虫

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釣りを開始しますが、噂通り、魚影の割にはなかなか口を使わず、苦労しました・・・。

そこで、誘いのパターンも桧原湖の食い渋り時期を意識した、オモリを動かさないような細かな誘いにしてみると、少しずつではありますが、穂先にわずかなアタリが出るようになってきました。

また、この日は終日太陽が照っていたため、9時ごろから仕掛けを金針系(速攻赤留金針5本針0.5号と速攻KKマルチ7本0.5号)にチェンジし、針のシルエットをぼかしてワカサギの警戒心を和らげる作戦にしてみました。

この戦略が功を奏し、一時はトップとトリプルスコア以上をつけられていましたが、何とか食らいつくことができました。

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そして、二日目。この日も天気はよく、朝は放射冷却でかなり冷え込みました。

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前日は左舷に座ったため、今回は右舷の胴の間へ。

前日の状況では、右舷は朝からワカサギの回遊が多く、食い気も多少はいいようでしたので、少し期待して以下のタックルにしました。

リール:クリスティアCRT+(外部電源)

穂先:クリスティア胴調子SS 30.5㎝SSS+延長キット

仕掛け:速攻ショート7本針0.5号、速攻赤留金針7本針0.5号

オモリ:TGシンカーゴールド5g

下針:D-MAX赤留金針0.5号

エサ:ベニサシ、白サシ、赤虫

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朝一の魚影は、前日とさほど変わらず、釣れ方もほとんど同じでしたが、昨日のオモリをあまり動かさない誘いに徹すると、徐々に魚影も濃くなり、アタリも増えていきました。

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いい時にはこのような魚影も!!

(今期から導入したHONDEXのPS-610Cは、4㎝クラスの当歳魚もしっかりと1匹ずつ魚探に映して、強い武器になっています!)

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二日目は、前日の経験が生かせて、412匹と大満足の釣果を出すことができました~!

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ところで、例年、この時期の山中湖であれば、大き目の誘いが有効でしたが、今年は少し違うようでした。おそらく、ワカサギのサイズが小さいため、オモリが大きく動くことに対して警戒してしまうためだと考えられます。

また、釣れている魚は産卵後の個体が多いものの、体力が回復しきっていないようで、アタリは厳寒期の食い渋り時とほとんど変わりありませんでした。

これは、ワカサギのサイズが小さい分、体力の回復に時間がかかっているためと思われますので、もう少し水温が上がればいつもの春爆が期待できるのではないでしょうか!?

みなさんも、これからが春本番の山中湖に出かけてみてはいかがですか。

ちなみに、今年のワカサギはサイズは小さめですが、骨も気にならないためとても食べやすかったです。

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