松原湖(長湖)の氷上ワカサギ釣りが2020.12.26(土)に解禁しました。関東近県で公式の年内解禁は珍しいのですが今季は寒波の影響で早まったようです。
氷上で単独のカタツムリテントならコロナの影響は少なかろうとの判断で急遽駆け付けました。
まだ暗いうちに到着、午前6時半の開場時間を待ちました。
試し釣りの結果では流れ出し方面は藻が多く釣り辛いとのことだったので、今季は最初から開放されている奥の流れ込み方面のロープ際に穴を開けました。
魚探では殆ど魚影がありませんでしたが底に張り付いているのが少し見られました。仕掛けを下ろすと多点掛けはありませんが、単発が殆ど、たまに一荷があるくらいのペースで釣れました。
毎年長湖の解禁は近県では最初の事が多く、狭いところに多くの人が集まりますが、今季はコロナの影響と最初から「奥」も規制されなかったので比較的密になりにくかったようです。
タックル、仕掛けは水深が2.6mしかありませんので手繰りでやりました。
穂先は故根岸篤さんからもらった竹の削りだしのもの、もう20年以上前から使っています。
今回の仕掛けは「速攻、ケイムラ金針マルチ0.5号5本針」でした。
ナイロンのエダス0.175号ですが長さは2.8cmなのでチリチリになりにくくてアタリが伝わり易くなっていました。
オモリは「ワカサギシンカーR」赤の4gでした。それにケイムラ金針赤留のハリス付き針1号をハリス長6cmにして取り付けました。
計6本の針のうち一番上には寄せっこを付けたので実質5本針、また初期段階で一番上の針が氷に引っかかって折れてしまったので大半の時間は実質4本針で通しました。
たまに一荷がありましたが殆どが一匹ずつ丹念に釣りました。写真は一荷ですが、上の針のは見にくいと思います。
基本的に底なんですが、中層に群れが入るとたて続けに釣れる時間もありました。
いつもの長湖はサイズがバラバラの事が多いのですが、今季は中型で揃っていて結構重さも感じたし、水面で泳ぎ回るので針を氷に引っ掛けないように苦労しました。アベレージサイズは8~9㌢くらいでしょうか一番大きいのは11㌢近くありメダカサイズは1匹も混じりませんでした。
9時半ごろにはほぼアタリが止まり、しびれを切らして11時前には納竿しました。短時間でしたが初氷上を堪能しました。