4月1日
野尻湖黒鰻会の皆様とシーズンラストの釣行です。
参加者29名、くじ引きで2グループに分かれて
釣り開始です。僕は野尻湖マリーナさん1号艇
お隣は、関さん親子と塚野さん。
水深は30~37mと深め、食いはしぶ~~~い状況。
産卵を終えた個体が多く、口を使わない感じです。
残念ながら、目標の100匹は越えられませんでしたが
楽しいラストの釣行となりました。
今シーズンもクリスティアタックルで楽しいワカサギ釣りが出来ました。
そして、釣りが終了してからは
野尻湖漁協さんの孵化施設を見学。
日本国内でトップクラスのワカサギ孵化の研究と
設備が整っており桧原湖漁協さんの孵化事業の
お手本となっております。
自然産卵では気象や水温、水質などの条件に左右されるため
孵化率は約50%と意外に低いのですが
このシステムであれば、孵化率98%と安定した稚魚放流が可能に
なります。そして、卵や稚魚が外敵にも襲われる心配もないので
確実性が高いのが特徴です。
汲み上げたきれいな水を空気と撹拌させて酸素を十分に蓄えます。
湖に仕掛けた定置網から親魚を捕獲してこの水槽に入れます。
そして、フタをして暗くして産卵をうながし、
底に溜まった受精卵を採取します。
水槽の底から流れ出た水と一緒に受精卵が出てきますので
網に貯めておきます。この状態では卵に粘着性があるので
陶土を溶かした水で洗浄してパラパラの状態にします。
円筒形の孵化器に受精卵を入れて、酸素たっぷりの水で
撹拌させながら孵化を待ちます。常に卵に水流を当てないと
孵化率が低くなります。
そして、日ごとの水温の累積が100℃を越えるといよいよ孵化です。
孵化した稚魚は、水槽の中で泳ぎ回っています。
何日か水槽の中を泳ぎ回っています。
これで体長が約2~3㎜程度。
そして、ワカサギの稚魚は水槽上部の排水パイプから水と一緒に
湖へ通じる水路を通って本湖に旅立ちます。
見学の後は、黒鰻会の会長から
野尻湖漁協さんへ寄付金の贈呈。
これからのワカサギ釣りのために役立てていただきたい
との願いを込めております。
今シーズンも楽しいワカサギ釣りができました。
組合長様と黒鰻会メンバーの記念撮影!
今シーズンもたくさんの皆様とお会いできましたことに
感謝しております。
ありがとうございました。
ワカサギ釣りのシーズンは終了となりましたが
新製品の情報等はお送りいたしますので
お楽しみにしてくださいませ~~~~!